アレルヤ
以前ブログに書いたアレルヤ。
ずっとこの数か月、病院へ入退院を繰り返していて、
彼女のお母さんは、
悲しくなるぐらい痩せ細り、
歩けなくなってしまった彼女を背中におぶって、
泥道を歩き、教会へ通って祈りを捧げていたと聞きました。
先日、アレルヤの具合がとても悪いから
車を使って病院に運びますとルーシアさんから
連絡がありました。
ですが病院について翌日には亡くなってしまったと。。
ショックを受けていると、
彼女のお母さんが、どうか二千円、貸してほしいと。
アレルヤを包む白い布代のためでした。
ここでも棺桶はものすごく高価なもので貧しい人は買えないので、
白い布でご遺体を包んだり、ゴザで包んだりして
土葬します。
返さなくていいからと、布代を渡しました。
闘病を頑張っていたアレルヤ、
亡くなってしまう数日前に
ルーシアさんがバナナとお米を持って訪ねたときに、
「何か他に食べたいものある」って尋ねると、
「これで十分です。ありがとう。。」と言って
その場でゴザの上で横になりながら、
バナナをゆっくり食べていたと。。
アレルヤが今は天国でゆっくり休めていますように。
エチオピアの施設でボランティアしていた時と変わらず、
12年が経った今も、子供たちが亡くなっていってしまうたびに、
いつも何かもっとできたんじゃないかと
考えてしまうことを繰り返しています。。
写真:一番前のピンクの服を着た女の子がアレルヤです。