友人のロッジ

 

  

以前、ブログにも書いた、

数年前に、この州にある湖のほとりのロッジを

イギリス系南アフリカ人の友人たちが始めました。

 

共同経営だったモザンビーク人の女性と

経営上のお金のことで揉めてしまっていると

ずっと前から聞いていました。

 

それからしばらくして、

彼たちがいない隙に、ロッジにこの女性が火をつけ、

全焼してしまい撤退を余儀なくされてしまったそうです。

 

彼たちはとてもショックを受けて

南アフリカに戻っていきました。

 

私もこの火をつけた女性と

昔からの知り合いでもあり、一生懸命

手作りのような形で労力、時間をかけて

ロッジを作っていた友人たちを

知っていたのでとても残念でした。

 

この火災で亡くなった人はいなかったことが救いでした。

 

4年前にロッジに遊びに行った時のブログ

 

http://purako.jugem.jp/?eid=293

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(0)

月明り

 

今滞在しているマラウィの南部の町は

毎日6時間から12時間ほど停電します。

 

日本のヘッドライト(洞窟に行くときに頭に付けるようなタイプ)

大活躍だったのですが、電池が無くなり売っている場所がまだ発見できず。。

 

なので、夜は、ろうそく1本の明かりで過ごしますが、

慣れてしまうと大丈夫です。

 

ただ蚊がたくさんいるので(今、冬の時期で朝晩は寒いのにもかかわらず!)

ろうそく1本の明かりだけだと

蚊(マラリアの原因になる)が良く見えずに叩くことができないのが残念です。

 

モザンビーク北部では、2007年に初めて来た当時は、

45日停電しっぱなしも多かったのですが、

最近は、停電することも週に1日程度あるかないかまで減っていました。

 

電気がほぼ毎日ある暮らしがまた自分にとって

普通になってしまっていたので、

毎日停電するマラウィに来て

また改めて電気がいつでもある生活のありがたさに気づきました。

 

夜になって、停電していた電気が戻って

部屋が普通に明るくなると

「あぁ、物が良く見える」と毎日幸せな気持ちになります。

 

勉強小屋、土曜日と日曜日続けて授業をしていた時期があって

土曜日の夕方みんな家に帰って行って、日曜日の朝にまだ勉強しに来ていました。

土曜日に宿題を出して次の日にやってきてないのをみて、がっくりしていると、

 

一人の男の子が、

「昨日の夜、家のすぐ外に出て、

月明りで一生懸命宿題やっていたんだけど、

大きな黒い雲が来て月が隠れて真っ暗になっちゃって

宿題ができなかったよ。」って

途中からぐちゃぐちゃの字に

なってしまったノートを見せてくれた子がいました。

 

モザンビーク勉強小屋に通っている子供たちの家には

貧しいため電気がないです。

 

 そんなことも考えずに宿題を出してしまったこと

大反省したことを思い出しました。

 

みんな勉強頑張ってくれているといいなぁと思います。

 

 

 

 

 

マラウィ南部の写真

 

栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(6)

マラウィ南部の町にいます。

 

 

今はマラウィの南部の町にいます。

 

マラウィは1964年に

イギリスの植民地支配から独立した国で

貧しい国と言われていますが、

人々も雰囲気もとても穏やかな気がします。

 

マラウィにきて、

ずっと監視され続けていたように感じた日々から抜けれて

夜普通に眠れるようになって

安心して眠れることが心からありがたいです。

 

尿意を我慢して移動を続けていたためか、

膀胱炎になってしまっていましたが

それもやっと治り嬉しく思います。

 

マラウィで活動しているイギリス人の知り合いの

小さなNGOのある村に行ったり、

毎年遅れてしまう協会の会計簿のデータベースの作業を進めていたり、

マラウィの法律を調べたり、

電話でモザンビークの協会のみんなとやりとりをしながら

今やるべきことをと思っています。

 

ここ数カ月の協会の活動や出来事等も

ブログにアップしていけたらと思います。

栗山さやか | 雑記 | comments(4)

マラウィへの移動

少し長くなってしまいますが、

情勢について書かせてください。

 

 

少しずつ前から、ブログにも書いていましたが、

モザンビーク中部北部の情勢が悪化していました。

 

モザンビークでは、今年に入り

モザンビーク民族抵抗運動党の襲撃が更に激しくなっています。

 

 

海外の報道では、内戦の始まりと報道されていますが、

その様子が激しくなっている地域が増えています。

 

別の州のひどい地域ではほぼ毎日どこかで襲撃が起こっていて、

隣国のマラウィやジンバブエにはモザインビークの人々が難民となり

1万人以上が隣国の難民キャンプで暮らしています。

 

公式な形では発表されていない人数も含めると

外国人が今年に入り何十人か殺されていると言われています。

 

私の住んでいる州はまだ大丈夫かと思っていたのですが、

3か所で政府の病院等に襲撃がありました。

 

私どもの協会運営も国内情勢が悪化にするに伴って

その影響を感じていました。

 

外国人も多くはない場所で、

大きな企業からの派遣でも政府間援助の従事者でもなく、

個人で現地で活動している自分の立場が

どんどん厳しい状況に追い込まれていきました。

 

特に私が危ないのは、偶然子供たちの勉強小屋の1つの拠点が

民族抵抗運動党を支援している人がたくさん住んでいる地域にあるからです。

 

民族抵抗運動党の支援者たちが一軒一軒家を回って軍の人々に

配給する食料を集めていて

政府が激怒して一切援助しないようにと通達を出しています。

 

自分の身の回りで見聞きする話、

現地の人々から頻繁に聞く怖い話、

色々な人々からの助言、

自分が外国人であり、活動している地域等が問題となり、政府側からの

身柄拘束や、最悪のことが起こってしまうのではという不安もでてきました。

 

そういう状況でも、なんとかならないかと模索していたのですが、

今この状況で、外国人である私がそういう地域を支援している

協会にいること自体がリスクであると思い始めました。

 

何かに巻き込まれてしまうと子供たちへの支援の

勉強小屋の継続自体が難しくなってしまいます。

 

 

 

モザンビークでは他のアフリカ諸国同様、

色々な国からの投資や、天然資源開発などもどんどん進み、

多くの海外企業もますます進出していて、

安全な場所にいらっしゃる日本人の方も

多くいらっしゃると思います。 

  

ただ私の住んでいる州は、他の州と比べると外国人がまだ少ない地域で、

一人で暮らし、一人で現地の協会で活動をしているので、

危険度もそもそも違うとも言われていました。

  

今まで、万が一、何かが起こってしまっても

自己責任としてやってきましたが、

こうした状況を知りつつここに残り、

本当に何かが起こってしまった場合、

現地のお世話になった人々だけではなく

日本大使館をはじめ多くのかたにやはりご迷惑がかかってしまいます。

 

ものすごぐ悩みましたが、

まずは、身の安全を第一に考え、

隣国のマラウィに一時的でも移動することが大事だと決断しました。

 

アシャンテママはしばらくは、電話で状況を確認しながら、

5年以上も一緒に働いてくれている

ルーシアさん、フィロメーナさん、マヌエルさんに

協会のいろいろなことはしてもらいながら、

今後も変わらず支援していけたらと思っております。

 

 

  

今は住んでいた場所から陸路で2時間半で着く

隣国マラウィに無事に到着しました。

 

皆さまにご支援していただいて続けている活動、

急いで荷物をまとめ、隣国に来なくてははならなかったこと、

ほんとうに無念です。

 

状況をみながら、短期間でも様子を見に戻れたらと思っています。

早く内戦状態が沈静化してくれることを願っています。

 

今後とも2つの子供たちの勉強小屋は続けていけたらと思っており、

引き続き見守っていただけたらと思います。

 

どうかご理解いただければ幸いです。 

いつも温かいご支援心から感謝申し上げます。

 

栗山さやか | お知らせなど | comments(11)

2015年協会アシャンテママ会計報告書になります。

 

 

 

2015年1月1日から12月31日までの会計報告書になります。

 

ご確認いただけたら幸いです。

 

協会を始めてから、今年で約7年目になります。

 

みなさまの温かいご支援ご協力をいただき、

活動を継続することができております。

 

いつも感謝の気持ちでおります。

 

 



栗山さやか | お知らせなど | comments(2)

2014年協会アシャンテママ会計報告書になります。

 

 

大変遅くなってしまい,申し訳ございません。

 

2014年1月1日から12月31日までの

協会アシャンテママの会計報告書になります。

 

ご確認いただけましたら幸いです。

 

温かいご支援心から感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 


栗山さやか | お知らせなど | comments(0)

ノートのカバー作り

 

ここで売られている一番安いノートは1冊約13円です。

でも日本に売られているような丈夫なノートではなくて、ペラペラのタイプのものです。

すぐに表紙まで破けてしまってボロボロになってしまったり

雨に少しでも濡れたり、雨でぬかるんだ道端に落として受けるダメージがひどく、

みんななんとか乾かして大切に使っています。

 

ものすごく使い込んだ聖書やコーランを

何かの余った厚紙で手作りできれいにカバーをつけている人を見かけて、

 

子供たちのよたよたのぼろぼろになってしまったノート、

時々、セロハンテープやホッチキスで直してあげていたのですが、

新聞紙でみんなでカバーを作りました。

 

小さい子がうまくできないと年齢が上の子が

手伝ってあげていました。

 

完成後みんな大喜びでした。

 

ないならないなりに、あるもので工夫をして物を大切に使うこと、

大切なことだなぁと思いました。

 

 

写真

 

1枚目みんなでノートカバーつくり中



完成後

 

栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(7)

よーこさんチャリティお茶会、本当にありがとうございました。

 

お礼をお伝えするのが遅くなってしまってたいへん申し訳ございません。

 

先月開いていただきました「よーこさんチャリティお茶会」

とても素敵なお茶会が開かれと伺い、

とても嬉しくそしてありがたい気持ちでいっぱいです。

 

ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。


 

ご会場、ご飲食代をご提供いただいたおかげで

皆様からのご寄付総額15万円5千5百円もの全額を

ご寄付として受け取らせていただきました。

 

お茶会を開いてくださった坂之上洋子さん、

ご協力くださったお散歩会の幹事のみなさま、 

会場を提供してくださった栄治出版、原田様、

ご飲食をご提供くださったソニーデジタルエンターティメント、福田様

スフィダンテ 安本様

ご参加なさってくださった皆様、

 

心からお礼申し上げます。

 

いただいた大切なご寄付金は、今までと同じように

現地で学校へ行くチャンスがないまま大きくなってしまった子供たち、

両親、あるいは父親、母親を亡くしてしまって厳しい生活をしている子供たち、

病気の両親、あるいは病気を抱える子供たちへの教育支援へ使わせていただきたいと思います。

 

そしていつも 協会アシャンテママの口座に振り込んでくださり、

ご寄付をいただいてくださっております皆様にも心から深く感謝申し上げます。

 

8月になって1週間が経ちますね。

ここは、まだ寒い日が続いています。

 

皆さまが今年も素敵な夏の日々を過ごされていますように。。

 

 

 

写真

 

毎月、勉強小屋に休まず通ったご褒美として

みんなの大好きなお米(貧しい人々にとったら高くてなかなか

食べれないです。。)を

一人コップ一杯分、配給させていただいています。

みんなニコニコ、ニコニコと大切に抱えて帰ります。

 

皆様からのご寄付のおかげです

本当に本当にありがとうございます。

 

 



 

栗山さやか | お散歩会 | comments(0)
このページの先頭へ