後悔

 

 

自分のとってしまった行動、発言に関して、

なんであんなことを言ってしまったんだろう。

もっと違う言い方をすればよかったのに。

あああすれば良かったのに・・・。と

後悔してしまうことが、最近増えていました。

 

国の情勢が悪化するに伴って

小さな現地の協会で活動する外国人である自分の立場、

それぞれの現地政府の管轄機関に対し的確な対応ができずに

落ち込んでいました。

 

でもある人が、

 

「過去の自分が良かれと思って出した決断を責めることは良くないよ。

その当時の自分はそれが最善と思ってしたことだから。

 

それよりも今現在どうするべきか、今後どうすべきかを前向きに

考えたほうがいいよ。

 

それにすべてのことは起こるべくして起こるものだよ。

長い人生、もっと後から振り返ってみると全然たいしたことじゃないことの

ほうが多いんだよ。」と言ってくれました。

 

「自分でどう頑張っても、結局はなるようにしかならないこともあるからね、

物事の見方を変えて、流れに身に任せることも時には大切だよ。

 

過去を後悔してばかりでも、未来のことを心配しすぎてばかりでも

今ある目の前の小さな幸せなことを見逃しちゃうよ」とも。

 

対応しなければならない問題がまだ多くありますが、

これも全て勉強だと思って、

今やらなければならないことを着実にやっていきたいです。

 

 

 

 

写真。

 

勉強小屋の近くのパン屋さんとルーシアさん。

 

 

栗山さやか | 雑記 | comments(6)

黄色いパーカー「FOR THE PEOPLE」!が大阪池田市倉田薫市長から届きました!!

 

 

とても嬉しい贈り物が日本から協会アシャンテママに届きました。

 

通常、古着などの物資のご支援は、

非常に残念ながらお断りさせていただいています。

とてもとても申し訳ないです。。

 

その理由は、船便で2か月から3か月かかり、送料もとても高額です。

そして届かない可能性もあり,せっかく送ってくださった方のお気持ちを考えると

申し訳なくてたまらないです。

 

 

無事に届いても受取手数料、

そして残念ながら通常一つ一つの品物に関税がかかってしまいます。

送付の紙に古着であることを記入したり、安い値段だったとしても、

物品を検査する人の判断でそれぞれの値段が決められてしまいます。

 

協会のもので貧しい子供たちへのものと現地の税務局へ書類を提出して

手続きをすることもできますが、

時間がかかってしまう上に、検査が厳しい場合もあります。

運が良ければ、郵便局のかたの協力を得ることもできることがあります。

 

 

そんな中、是非にとおっしゃってくださって

送ってくださいました。

本当にありがとうございます。(関税なし受け取りができました!)

 

去年日本からモザンビークに戻ってくる直前に

坂之上洋子さんを通して、

NPO法人トイボックス代表理事白井智子さんからご連絡がありました。

 

 

日本で被災地復興支援、不登校の子供たちなどのご支援をされていらっしゃる

NPO法人トイボックス

http://www.npotoybox.jp/toybox/

 

 

そして大阪の池田市の倉田薫市長が

是非にとバックプリントが「FOR THE PEOPLE」と書かれた

選挙の際に使われた

黄色いパーカー(フード付き) をなんと400枚!!!も

子供たちのために。。と送ってくださいました。

 

 

ここの貧しい子供たちは、

新品の服は、買ってもらうことは難しく

もう充分よたよたしたお古だったり、マーケットに行っても

売られているのは、海外からの古着がみんなにとったら新品の服です。

その売られている古着ですらそう簡単には買ってもらえるものではないです。

 

そして壊れていないジップがあって長袖で、フードも着いている服は

古着でもここではかなり高額です。

 

これから寒さが厳しくなる季節なので

みんなこれで、寒さを防げます。

 

「長袖でフード付きの服!!!これで寒くても

大雨が降っても大丈夫だー」とみんな大喜びでした。

 

みんなとてもとても喜んでいて、太陽が出て暑い日は腰にしっかり巻いて

大切に大切に、無くしちゃわないように、盗まれてしまわないようにしています。

 

大阪、池田市倉田市長、NPO法人トイボックス代表理事白井智子さん、

坂之上洋子さん、ご協力してくださったみなさま、ご支援心から感謝申し上げます。

 

 

 

写真。

受け取れて大喜びの勉強小屋1、2の子供たち。

 

 



栗山さやか | お礼 | comments(0)

フィリピン人の友人の出国


自分の家から勉強小屋まで通うのは全然問題ないのですが、
町の中心部に行くことが
反射的に怖くなってしまっています。

考え方ひとつで見方も全然変わるので
小さいことは気にしないようにと思っています。

ここの町のはずれに住む
友人ご夫婦のお宅で久しぶりにお昼を食べました。
オランダ系南アフリカの旦那さんと
コロンビア系アメリカ人の奥さんで
キリスト教(プロテスタント)の布教のために
モザンビークにやってきて今は商売をしています。

聖書の話や二人の話を聞いたりして
祈りをささげてくれました。

「何度ももうここでの生活は無理だと思って
出て行こうと思ったけど、
神様のお導きがあって、まだ残ろうと決めたんだよ。」
と言っていました。

もうこの町には住んでいず
首都に引っ越して英語教師をしていた
仲良しだったフィリピン人の友人が
10年近く住んでいたモザンビークを出国しました。

「もうこの国に戻ってくることはないと思う」と、
ずっと悩んで出した決断、とても前向きでした。

キリスト教の布教でモザンビークに住んでいる
親しいブラジル人の友人が
「さやかは神様をもっと信じなさい。
神様を信じていれば何も怖いものはないよ。」と
教えてくれました。

人生、塞翁が馬、
前向きに前向きにと思います。



写真
イスラム教の断食明けのときのお祝い。

モザンビークでは、クリスマスが祝日になるのですが、
イスラム教の人たちがなぜキリスト教のお祝いの日だけ祝日なのかと
問題になったようで、今は「家族の日」として祝日になっています。

勉強小屋の子供たちもイスラム教の子達が多いのですが
最近キリスト教の教会もかなり出来てきています。

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(5)
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