豚の名前



ついに、豚小屋完成して、
どきどきしながら子豚2匹(1匹約4500円でした。)
を運びました。

みんなで大切に育てようと大喜びでした。

ただ数日前に
すぐ近くで養豚している場所が一か所だけあるのですが、

そこで夜、豚がすごい声をあげて鳴いて
見張りの人がびっくりしてとび起きて
カタナ持って外に出たら、

豚泥棒たちが来ていて、
その場で豚、殺されていて
大豚を背中にしょって逃げようとしていたところで
でも重すぎて無理だったようで殺された豚放置して
泥棒たち逃げたそうです。

私たちの豚たちもどうか大丈夫だといいです。。

豚という動物が、
想像以上にかわいくて
びっくりしました。

元気に育ってくれるといいです。


2枚目。
バナナの葉っぱが好物のようです。







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TOKONOV様

 

とてもとてもありがたいご報告をいただきました。

 アシャンテママの活動を応援してくださっているとこのぶさまが
社会貢献財団さまの
「社会貢献者賞」という賞に推薦してくださいました。

 そして、なんと受賞させていただくことになりました。


昭和46年に設立されたそうです。

毎年、社会貢献のかたがた、人命救助をなさったかたがた、
海の貢献をされているかたがたなどが受賞される賞で、
東京で
1130日に表彰式が行われるようです。

 
http://www.fesco.or.jp/


 

 心から感謝申し上げます。
 

 とこさんののぶさんのご夫婦のブログです。

http://tokonov.jugem.jp/?eid=128#sequel

 

きれいなお写真がたくさんあって、
ご旅行や、ダンスや音楽のことが楽しく書かれています。

拙著の感想も書いてくださり感謝感激でした・・・。

 お仕事や色々なことでお忙しい日々の中、
簡単ではない応募推薦への手続きをなさってくださった
TOKNOVさまご夫妻。

 本当に本当にありがとうございます。

心からお礼を申し上げます。

 
お写真。

TOKONOVさま(中心のお二人)
国際交流イベントで
ダンス(タッパアッタム、オイラッタム、クンミ)を
ご披露されたときのお写真。


栗山さやか | お礼 | comments(8)

町の発展



協会の勉強小屋にある地区の小学校兼中学校の
電気配線などが盗まれてしまって電気がつかないため、

夜間の中学校がしばらく閉校しています。

 この州にやっと設置された信号機第一号!も
すぐに配線が盗まれて使えずにいました。
 

私の家の前の小道は薄暗いので、
人が襲われてしまったりカタナを持った人たちが
隠れていたりが続いたので、
小道が少しでも明るくなるように、
大きめの電球を小道を照らせるように設置して、
ご近所の人たちもとても喜んでいたのですが、

23日後には誰かに盗まれてしまって・・。
別の対策を考えています。

 うちの回りに作ったレンガの塀、
またレンガ一つだけ外されていて、
外からのぞけるようになってて急いで
セメントたっぷりのレンガで塞ぎました。

 勉強小屋の地区で夜に産気づいた女性が、
バイクに乗せてもらって病院に行く途中にカタナで襲われて、
なんとか病院にたどり着いて、
肩から腕の大けがに耐えながら無事に出産をしましたが、
カタナで切り付けられた深い傷のため入院しています。

 協会の女性の息子さんも、
離れたブッシュに火をくべるための薪を探しにいってそのまま帰って来ず、
心配してみんなで探したところ、
ブッシュの中で石かなにかで誰かに撲殺されて
バナナの葉っぱを遺体の上に乗せて隠された状態で見つかりました。


 性器にひどい損傷を受けたレイプ殺人も続けて起こり、
この町だけで先週の
3日間の間で3つの殺人があったり。
そこまで大きくない町なのに。
 

殺されるまではいかなくても、
ほぼ毎晩のようにこの町のどこどこで、
誰々が強奪された、襲われてしまったと聞きます。

 学校の教室の数が足りないために、
中学生は夜間の授業になってしまう地区もあるのですが、
みんな
3人以上、人数が多ければ多いほど襲われずにすむので
毎晩集団で中学校、高校に通っています。

レイプもそうですが、
もので狙われるものは現金、携帯電話、バイク、自転車が主だと思います。 

 バイクはとても狙われるので、協会の地区から自分の家に帰る場合は、
「夕方
4時までには家に帰ってないと危ないよ」と言われます。
実際は、日が沈むぐらいまでは大丈夫だと思って夕方
6時前までには
家に着くようにしています。

 夜自分のベットの回りに置いているもの、
カタナもそうですが、停電でも大活躍のヘッドライト、
防犯スプレー、バイクのヘルメット(かぶって頭を守るため)、
少しでも音を出して近所の人に気づいてもらえるように、
ホイッスル、日本で買った拡声器、などを常備しています。

でも本当に入られたらきっと音を出したり、
反抗するともっと危険になってしまうとは思うのでとりあえずの気休めのためだと思います。

  

朝が来て窓の外が明るくなるときに目を覚ますとほっとして、
犬たちの無事をチェックして、
勉強小屋のルーシアさんに確認ついでに電話して、
無事にいつもの朝が来たことにあぁ良かったと毎朝思います。

やっぱりおびえて暮らす毎日ではなくて、
安心がある場所での暮らしが大切だと思いました。

 現地のみんなは、
「強盗や殺人がない場所なんてこの世に存在しないでしょう。
強盗たちはそれが彼たちの仕事でそれで生計を立てているのだから。」と言います。

「毎晩、神に祈ることを忘れなければきっと神のご加護があるからね。」
とお祈りの仕方も教えてくれます。

 町の発展とともにもっと安全になればと思います。

でも日本から戻ってきてからのこの7か月間
以前のように襲われることもなく無事に過ごしているので
そんなに危険じゃなくなっているのかもしれません。

でも念には念を気を付けたいです。

うちの犬。
怪しい物音に即座に吠えてくれます。
お座りお手できます。


栗山さやか | 日々の暮らし | comments(4)

グリンピース


 写真1枚目。
 
 写っているすべての葉っぱを
 売っての合計収入は366円でした。

 まだ安く手に入るおかずなので
 人気があります。

 写真 2枚目
 協会の畑で育てたグリンピース

 勉強小屋に住んでくれている
 ルーシアさんと姪っ子たち。
 かわをむいてくれています。

 



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採れた野菜の写真



 協会の畑で採れた野菜は、子供たちの
 おいしいお昼ご飯になります。
 あとは路上マーケットで売ります。
  
 バナナの木のかわでひとくくりに縛って
 一束、6円から9円で売ります。
 
 
 小さな子供たちもくくるの手伝ってくれました。








栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(1)

協会の畑の写真


協会の畑で働く女性たち。

今は乾期で雨が数か月降らないため
水やりも交代でしながら、作物を育てています。




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社会事業部のかたの訪問


ものすごく心配していたひとつのことは、
数年ぶりに行われる
社会事業部の職員のかたの協会の活動の検査です。

事前に厳しいことを言われていたので
とても緊張していました。
 
サウジアラビアなどの支援で建てられた
イスラム教の子達の施設も違法行為があって
強制閉鎖した話も伝えられ、

「君たちも違法行為がある場合は即刻強制閉鎖だから。」
と言われていました。
 
アシャンテママの勉強小屋は、
子供たちはレベルに合わせて
4つのクラスに分けているのですが
職員さん、ひとつひとつの教室に入り、
一瞬にしてみんなも緊張しているのがわかり・・。

クラスのレベルに合わせて
算数の問題、ポルトガル語の問題が
口頭で出されました。

子供たちも緊張していた様子でしたが、
それぞれのクラスの子達
みんな正しく答えられて、
横ではらはらしていたのですが、ほっとしました。
 
しばらく子供たちの授業を見学していて、
見た目からいかにも貧しい家庭の子達とわかる子達が
一生懸命勉強している姿に驚いていて、最後に
良い活動をしているね。と言ってもらえました。
 
提出しないといけない書類が
やっとそろって後日、提出しに行った際に
 
「追々検査にはいるけど、
 別の村での勉強小屋も開くことを認めます。」
と言ってもらえました。
 
とても嬉しかったです。
 
サポートいつも本当にありがとうございます。




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豚小屋の中の写真



 豚小屋作りの材料がなかなか手に入らなくて
 思ったよりもものすごく時間がかかってしまっています。
 
 少しずつなんとか集めて運んで
 やっとあと見張りの人用の穴トイレを掘ることと、
 糞だめを作ること、井戸をもう少し深くすること、
 豚小屋のドアを取り付けるとこまできました。

 
 豚プロジェクトどうかうまくいきますようにと思っています。

 暖かいご支援本当に本当にありがとうございます。











 
栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(0)

性教育


モザンビークは
小学校5年生の教科書の自然科学という科目で
性教育に触れています。

精子、卵子、受精、生理のことなどとともに
若くして妊娠してしまうと出てくる問題なども書かれています。
 
ただ小学5年生と言っても
18歳の子たちもいます。
 
ここでは、10代前半の子達の妊娠がとても多く、
私も協会である程度の年齢の女の子たちに性教育の授業を
しなければいけないとずっと思っていて、
なのに思っていただけで、他のやらなければいけないことに
気をとられて、どんどん時間が過ぎてしまっていました。
  
そして、ルーシアさんと勉強小屋に住んでいる14歳の
女の子の妊娠がわかり・・・。
 
あまりにショックでショックで。。。
 
幸いHIV感染やその他の性感染症などは
大丈夫でした。
 
妊娠5か月に入るところでした。
 
彼女は、数年前最初に勉強小屋に来たとき、
ポルトガル語も全く話せず、学校にも行っていず、
畑仕事、水汲み、薪ひろい、食べる葉っぱを探す毎日を
過ごしていた9歳の女の子でした。
 
あれから5年が経ち、14歳になり小学校5年生になりました。
 
とても優秀で、協会の仕事のお手伝いいつもしてくれ、
犬も可愛がっていて、正直でいつもニコニコしていて。
 
ルーシアさんが、
彼女の体が急に丸みを帯びて、
お腹が膨らんでいることを問うと、
彼女も自分の体の変化に気づいていて
涙ながら、生理が来ていないと。
 
彼女をこっそり呼ぶと
「こんなことになってしまって本当にごめんなさい。」って。

落ち着かせて、話を聞くと、
正直に男の子の名前答えてくれました。
 
マーケットで学校には通わずに物売りをする仲良しの男の子に
ある日、どこかの崩れた空家みたいな家の外で
そういうことをされてしまったとのこと・・。
 
何人かの男の子ではなく、殴られたり無理やりではなくて
この男の子に言われた通りにして、その時の記憶はあまりなくて、
彼のことが好きだったと。
 
彼女は、母親はいるのですが、父親はいないも同然の環境で
母親は別の男性と住み始めたので
小さな頃から親戚に引き取られて育てられてて、
9歳ぐらいのとき、協会の勉強小屋で
住み始めたルーシアさんが引き取って
それからずっと育てていました。
 
ルーシアさんとあまりにショックで
呆然としながらも、もう起きてしまったこと、
これからどうすればいいのか話していて、
彼女に話を聞くと、このまま勉強小屋に住みたいと。
他の子供たちへの影響もあるしどうすることがいいのか、
30キロ離れた村に住む母親に
大切な話があるからこの町に来るようにルーシアさんが伝えると
母親は隣の家の人が亡くなってそのお葬式で今は無理とのことで
それが終わってからすぐ来るということだったけど
数日たった今もまだ来ていません。
 
モザンビークの教科書、それに色々な国の性教育について調べ
12歳ぐらいからの協会の女の子達を集めてすぐ授業をし始めました。
 
みんなが主体で説明をすると
逆に性交することにポイントがいってしまうと思ったので
私たちがどのように生まれてきたかを説明することを主体としました。

それに、10代前半で妊娠してしまった場合に起こりえる、
自分自身、赤ちゃん、そして周りの問題。
自分たちの体の仕組みをよく知り、
自分の身は自分で守らなければいけないことなど。
 
 
みんなにも、なんでもいいから周りの友達が話していて
よくわからなかったり、気になっていること質問してもらったら、
 
 
生理は何のためにあって、何歳まで続くのか?
男の子たちにもあるのか、コンドームって?
HIVエイズって?家族計画とは?ピルとかDIUとは?
 
色々なこと聞いてきました。
 
あと、ここの伝統的な慣習でとしてある、1か月間ブッシュなどで
教育を受ける大人への儀式で言われたこと
(寝床で男性を喜ばせないといけない、
男性に求められたら断ってはいけないなど)のことも話してくれました。
 
この妊娠してしまった女の子が、授業のあとで
「もしこのこと知っていたら
絶対男の子と二人きりで呼ばれた場所にはいかなかった」っ悲しそうに言いました。
 
性教育を受けていても
望まぬ妊娠を10代前半でしてしまう子を
100パーセント防げるわけではないけど
それでももっと早くから始めていればと悔やみました。
 
母親、おばあちゃんからは
性教育はここでも受けないことがほとんどなので

現在一時中断中の女性の勉強会、また始めたときには、
自分の娘たちに性について話すこと、どんなふうに伝えていくことが
いいのかをみんなで意見を出し合いながら
話していけたらと思います。
 
これからも10代前半の女の子たちの質問に
わかりやすく答えていければと思います。


 

栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(5)

豚小屋の床作り



 豚が穴を掘って逃げてしまわないように、
 豚小屋の床に敷き詰める古い割れて
 使い物にならないレンガを集めて
 敷き詰めていっています。

 みんな自分の服を使って少しでも
 多く運べるようにしていて
 みんなで楽しんで協力し合って運べました。

 






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