日本のかたにお会いしました。

 

 


最近、協会の土地の手続きや、色んな書類の手続きを
しています。

もう何年も前に役所の人の指示に従ってしっかり
揃えたと思っていた土地関係の書類が
役所の人の書いた書類自体が間違っていたり。

偽情報が多かったり(役所で勤める人も担当なのに
あまりよくわかっていない場合があり行くたびに言うことが変わったり。
間違った手続きを教えられたり。。。しょうがないのかもしれませんが・・。)
色んな場所でお金だけ払い。。(涙。。2014年まで協会の土地書類関係の費用、
土地の使用料は自分の貯金からだしていたのでまだよかったです。)
役所の人の指示にしっかり従って何か月もかけて苦労して手に入れた書類、
実は別に必要ない書類だったことがわかったり。役所で働く人に
お金持ち逃げされてしまったり。。
(しっかり働いているかたがたもたくさんいらっしゃいますが。。)

自分が法律とか規則を今だに詳しく知らないことが
問題だと思っていて、なんとかしなければと思い、
首都のマプトにいたときに一応本屋さんを探してみて
売っていた労働基準法の本を買って少しずつ読んでいますが、
あまり詳しく記載された本ではなく、
弁護士さんに相談するとお金がものすごくかかってしまうことはよく聞いているので。。

弁護士さんと揉めて結局大金を支払う話もよく聞く話で。。

人を信用できる力が薄れてきてしまっているので
弁護士さんにまで騙されたらどうしようとまで考えてしまって、
それもなんだか悲しいです。


自分の査証に関しても
これから保健省と契約書を交わすのですが
それで別の査証申請しなおさなければいけないのかもしれないと
今更気づき、(移民局の人には今のところなにも言われてませんが、
後から違法だとなってしまいそうで怖いです。)
その手続きも時間がものすごく
かかりそうなのとだいぶ複雑そうです。


なんだか色々考えすぎて落ち込んでしまい、
落ち込んでしまうとブログの内容が暗くなってしまいそうで
停電もネットの環境も最近はずっと良かったのにブログ更新ができず
ごめんなさい。


「死ぬこと以外かすり傷」

「自分が死ぬ日のことを思うと全ての起こることに対して俯瞰的になれる」

いい言葉だなぁと思いました。


昨日は日本のかたがたにまたお会いすることができました。
楽しい時間を過ごさせていただきました。

隣の州にも数日間行くことになりました。
2年に1回ぐらいの割合でモザンビークに来てる
友人のイギリス人、ガーナ出身のかたがすすめている開発のプロジェクトの調査の
お手伝いに呼ばれて(といっても役立たずなんですが)
勉強がてらまた行ってきます。





写真。
昔ここから100キロぐらい離れた
別の村にいったときにあったきれいな花。


 

 

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(9)

子供たちのおうち

 


 協会の勉強小屋は寺子屋?のような感じです。

 少人数(多くてもひとクラス40人ぐらい)で
 しっかり分けて授業ができています。
 
 ここの政府の学校は場所や学年によっても違いますが、
 だいたいひとクラス80人から200人に1人の先生で
 1日4時間ほどの授業ですが、その4時間ですら

 色々な理由で授業が行われない日もよくあると聞きました。

 うちの子もここで勉強させてーっと親御さんが来たり、
 逆に、協会の勉強小屋で通う子がほかの子と比べて勉強ができるので
 私もここで勉強がしたいと子どもたちが来たりもします。
 
 基本的にみんな貧しいのですが、
 全員を受け入れることはできないので、
  
 協会に通う子供たちを決める条件は、わらの家に住んでいて
 電気水道がなくて、(勉強小屋がある地区はかなりの家がそうですが。。)
 そのうえさらに、お父さんかお母さんが両方あるいは片親がもう亡くなってしまっている子、
 お父さんに見捨てられてしまった子、HIVなどの病気の子、ご両親がいても
 HIV感染や体に障がいがあるため畑でしっかり働くことができない家庭の子どもたちです。

 もう10歳以上ぐらいの年なのに政府の学校に通っていない子供たちも
 次の政府の学校登録の時期まで協会の勉強小屋に通ってきています。
 
 あと15人ほど特別に受け入れている子たちは
 いろんな事情でご両親が一応いてもものすごく貧しい家庭の子たちです。
 
   一番多い子たちのグル−プはお父さんを亡くしてしまっている子です。

 今年は180人ほどの子どもたちをまた登録しました。

 子供たち、元気に勉強しています。

  ご支援本当にありがとうございます。



 
写真  協会の子どもたちのおうち訪問したときの写真です。


 この写真の家のようにおしゃれなこたちの家は、壁にお花の絵とかかいてあります。
 
 2枚目  大きな重たい丸太で、泥棒とか入ってこないように鍵のかわりに
     ガードしています。

     地べたにやぶれてぼろぼろになった服や、布、毛布がある場合は
     毛布を敷いて、お布団になって数人の子どもたちが丸まってみんなで寝ます。

     マラリアは子どもたちは特に簡単にかかってしまうので
     蚊帳はとても大切です。 もうだいぶ夜は寒いのに、まだ蚊が毎晩います。
 


 

栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(3)

夕焼け

 

最近は冬が近づいてきているので
徐々に日が沈むのが早くなり、

勉強小屋で夕方まで働いているときも
ルーシアさんたちに

「そろそろ日が沈んで暗くなってしまうよ。
帰らないと危険だよ」 と言われながら

 勉強小屋から急いで1人で帰る帰り道、
太陽が沈むほうに向って帰るので
あたりが暗くなる直前のきれいな夕焼けを見ながら
あぁきれいだなぁ。幸せだなぁと思いながら

帰ってきます。 

生きていると
誰でも辛いこととか悲しいことがあって、
でも一番幸せなことは、
どんな小さなことでも、
あぁ、幸せだなぁと思える気持ちが持てること
なのかもしれないなぁと思いました。

 
 

 

写真。

見えたきれいな夕焼け




栗山さやか | 雑記 | comments(8)

病院勤務

 

早いもので5月になりましたね。
時間はどんどん流れていきますね。

私はまだ病院勤務が開始できていず。。

病院勤務が出来てない理由の

納税者単独番号の発行、
その受取場所に確認しにいくたびに「また明日きて」と
言われ続けて数週間が経ってしまいました。

 いくら待っても発行されない原因がやっとわかって、
それは私の外国人査証にありました。
査証は毎年更新が必要なのですが
私は更新したばかりなので
首都から発行される査証カードはしばらくしないと届かないため、
移民局からの紙の証明書だけでは
納税者単独番号は発行できないとのことでした。

 学校の先生だった医師のかたたちからは

「なぜまだ勤務開始してないの。早く一緒に働くのたのしみにしているよ」と。


保健省の人事部のかたに事情を話したら
「こればっかりはしょうがないね。待ちましょう。」と言っていただけました。

 私の配属先の病院は
首都の都内病院と発表されたのですが、
国家試験トップ合格者は自分で働きたい配属先の州を選べるので
迷わずこの州での勤務を希望して認められて
一安心だったのですが、
勤務開始はまだしばらく先になりそうです。 

このカードを受け取れるのはビザが更新されてから
早くても1か月から数か月かかったような気がします。
気長に待ちたいと思います。

 勤務開始して慌ててしまわないように、
また夜は勉強続けたいと思います。

 
離れた州に住む、
仲良しのギニア人やパキスタン系の子に
そのことを電話で話すと

「これは神様がこの数か月以内に結婚相手見つけろって言ってるってことだよ」って。(笑)

 仲良かったクラスメートの子たちからお金貸しての
電話がきたときにも話すと、

 「でもきっとこの間隔があって良かったんじゃない。
さやか、性格的に働きはじめたら、
文句も言わずに働き詰めになっちゃいそうだから
逆に今は協会の仕事頑張って色々できるんじゃない。
 まぁお給料は、はいらないけどね。(笑)」って。 

私もえらそうに

「患者さんたちに怒鳴ってない?
賄賂せびってない?(頻繁にあること。。)優しくしてあげてよー」って冗談で言うと

 「患者さんたちに喜ばれる診察をしてるよー
ただ朝から夜まで働きっぱなしの日が続いていて辛いよ。残業手当もつかなそうだし。
一日100人近く1人で診察したりして泣きそう。
給料3か月経ってもまだ払われないよー。苦しいよー。」って。

(みんな病院の隣の家にお給料が出るまで住んでいて、
後からまとめて払わる給料で
自分の住む家を探す制度の配属先もあります。)

それでもみんなそれぞれの土地で
なんとか頑張っていてえらいなぁと思います。

(先進国の医療従事者のかたにたった2年半の勉強で
もう患者さん診察、診断、投薬、処理してるなんて言ったらなんて恐ろしいことを
と言われてしまいそうですが。。。
それほど医師も医療技術師も足りてない現状があります。。)

 

 病院勤務が始まる前に
少し離れた村(人口5500人ほど)の新しい勉強小屋の
土地などの手続き、穴トイレ、井戸掘り、
わらの勉強小屋、
子供たちの登録、備品をそろえたり、その他の準備を進めています。

 またブログが止まってしまっていましたが
色々と報告させてください。


皆様のご支援のおかげで活動を続けられています。
心からお礼申し上げます。


 

写真

 モザンビークは土地は政府のものになるため、
この写真の土地利用の権利の手続きをすすめています。


まわりに建物がないため、写真でも空が近く感じます。

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(2)
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