カタール
2015.03.26 Thursday
日本からモザンビークに戻る飛行機、
カタールの首都ドーハで乗り換えでした。
前も確かバングラデッシュからトルコに移動したときに
カタールで飛行機を乗り換えました。
空港の中だけでもイスラム教の衣装をした
女の人も男の人も子供たちもたくさんいて、
アジアから始めての
中東で見慣れていなかったので
なんだかびっくりしたのを覚えています。
カタールは世界で一番裕福な国だと聞いていました。
国土は秋田県ぐらいの広さで
大部分は砂漠のような荒れた土地で、
国の人口の割合、カタール人は13パーセントしかいなくて
あとは全員、外国の移民のかただそうです。
夜歩いていてもとても安全だと
住んでいる人たちが感じる世界一の国だとネットででていました。
(ちなみに日本は27位だそうです。)
中東の国にいく場合、
外国人でも髪の毛とか肌をなるべく隠さないといけないのか、
足の形がでてしまう普通のズボンは履いても問題がないのか
調べるようになりましたが、カタールはドバイなんかのように
モダンで近代的な感じで全然問題はなかったです。
(イエメンとかオマーンは肌はなるべくださないようにしてました。)
カタール空港のエレベーターで一緒になった男性に
私があまりに大荷物でエレベーターのドアに
荷物はさまってたりして一人で慌てていたら、
「どこの国からきたのですか」と聞かれました。
私が「日本からです」と答えると
この男性は
「私はヨルダンからです。 日本とヨルダンは
少し前にとても悲しいことがありましたね。」
と悲しそうな顔をして言いました。
私は思わず、こんな風に言ってよかったのかわからなかったけど、
とっさのことで、悲しそうにした年配の男性の顔を見て、
ヨルダン人で亡くなってしまったかたのお悔やみを伝えたあとに、
「ヨルダンのみなさまが心配なさってくれたと聞きました。
私たちは感謝しています。」と言いました。
そしたら彼は
「日本はいつも昔からヨルダンを助けてくれていてヨルダン国民も
とてもありがたく思っています。 ありがとう。」
と笑顔で言ってくれました。
あんなに素晴らしい国に感じたシリアそれに
イエメンまで内戦になるかもしれないとモザンビークのニュースでも
やっていました。
数日前も、ウクライナ出身の子でモザンビークの
別の州に住んでいる子から電話がきて、
「私のウクライナの家族は問題の地域からとても
離れた場所に住んでいて安全だけど
やっぱり心配、ウクライナこれからどうなるんだろう」って。
国が平和であること、安全がある程度あること、
これは何にも変えがたいことだといつも思います。
そう思うとこうして普通に生きていること、
大げさかもしれませんが、
奇跡を生きているのかもしれないと思ってしまいます。
写真。
カタールの首都ドーハの
旧市街のような感じのマーケットの写真。
近代的な高層ビルもたくさんで、
市内のモスクもライトアップされていてきれいでした。