幸せ。

世界中どこの国を探しても

犯罪がない国は存在しないと思います。

 

ただそういう犯罪をテレビの中のニュースで別の町や別の県で

起こったこととして聞くのか、

自分の家のすぐそばで起こったことなのかで

だいぶ安全性は変わると思います。

 

ここ最近も知り合いや友人が私のうちのそばで襲われて持っていた

携帯電話を奪われ、

頭に太い五寸釘が4本刺さったまだ若い男の子の遺体が

道端で発見され、夜、学校の帰り道で襲われ、首を刀で切られ、

なんとか一命は取り留めて病院に入院している女の子。

 

日本なんかだったら殺人事件があれば必ずといっていいほど

報道されると思いますが、

ここでは、ニュースで大々的に報じられるのは、

大統領の話や政治の話が主な気がします。

 

あと殺人事件が多すぎて、すべてを放送するのは

きっと無理があるんだと思います。

 

それに誰かが殺害されても警察を呼ばない場合も

まだあります。

 

 

こうして襲われずに生活できることに

感謝してこれからも十分気をつけていきたいです。

 

 

生きているだけで十分だなぁと思いながら

毎日生きているのはなんだか悲しいようで

でも30年以上も無事に生きていられて

それはやっぱりすごいことで幸せなことだなぁと思います。

栗山さやか | 雑記 | comments(6)

協会の勉強小屋の進み具合です。

協会の勉強小屋の完成までもう少しです。

 

本当は、今年の2月には完成をと

思っていたのですが、石工屋さんになかなか来てもらえず

とてもとても遅くなってしまっています。。

 

ですがついに屋根をつけたところまで完成しました。

わらで作った掘っ立て小屋から

あまりに立派な建物になり、

雨漏りもしないため、子どもたちも大喜びです。。!

 

あとは、丈夫にするために、

セメントを壁に固めて、床も固め、

雨風のために窓もつけさせていただく予定です。

 

なんとか1ヶ月以内(間に合わなかったら本当にごめんなさい。。)には、

READY FOR?さんを通じてご寄付(3万円のご寄付を

なさってくださったかたがた)をしてくださった

かたがたのお名前を壁に遂に書かせていただきたいと

思っております。

 

子どもたちに書いてもらおうと思っているので

ローマ字でのお名前をと考えております。
(日本語でのお名前でも大丈夫です。
もしご希望でありましたら、

お手数をお掛けしてしまいますが
どうか
ブログのコメントにご連絡いただけたらと思います。宜しくお願い致します。)

 

本当に長い間お待たせしてしまっていて

申し訳ないです。

 

心からお詫び申し上げます。

そしていつも協会へご寄付をなさってくださっている皆様にも
心からお礼を申し上げます。


 

 



栗山さやか | お礼 | comments(5)

日本のかたがた。




週末は医療学校や病院での実習での緊迫感、抑圧的に感じてしまう雰囲気から

開放されてとてもうれしい日です。

 

 

金曜日の午後に家に帰ってきてからとても楽しみなことは、

埃まるけの家の中を掃除をすることと、溜まった協会の

仕事をすること、あとは

家の中で貯めてあった燃えるゴミを家の外で

燃やすことです。

 

 

自分がお尻を拭いたトイレットペーパーも一週間分溜まっているので

それをすべて燃やすとすっきりします。

 

日本のトイレ、トイレットペーパーを

便器に流してもトイレがつまらないとは

とてもすばらしいことだと思います。

 

今まで行った他の国でもトイレットペーパーは便器に流しては

いけないのが途上国では結構普通だったと思います。

 (みんな使う習慣がなかったため、
お金持ちの家庭以外、
普通トイレットペーパーは使わず
左手でお尻をふきますが。)

 

ここでは水洗の水がしっかり流れるトイレは、めったに見れるものではなく、

病院や学校のトイレも穴トイレか、一応便器があっても

バケツとか桶で溜めてある水を汲んで自分で流すトイレです。

 (といっても水を溜めていず、汚物が便器の中で溜まっている場合も多くあります。。)

 

ごみの分別をするのも好きなので

ごみの分別を家の中でしていて、

燃えるゴミを外で燃やすと犬たちもやってきて

私の隣に座ってじっと火を一緒にみていて、

私もぼーと考えごとをするのが好きです。

 

こうしたちょっとのこと、

空を見上げたり、猫や犬と遊んだり

ぼーっとごみを燃やしたりがとても幸せに感じます。

 

 

 

去年から今年にかけて、仲良しだったウクライナ人、コロンビア人の

友人二人も次々にこの町から引っ越してしまいました。

 

スペインで大学院を出た生物学者でコロンビア出身の友人は、

ここの病院の研究室で朝7時から夕方4時までの勤務で

それが終わったらまっすぐ家に帰っていました。

 

私が医療学校に夜まで残って勉強しているって

言うと、

 

「絶対やめたほうがいいよ。日が暮れたら

必ず家の鍵をしっかり掛けて家の中にいること。

夕方5時以降にこの町を歩くなんて

とても危険だよ。

平気だよーって言っていて

襲われた人何回もみてきたから。」

 

私に安全を第一に考えて暮らすようにいつも

言ってくれていました。

 

彼女たちがこの町から引っ越していき、

友人とどこかに行くこともなくなり、

勉強もいつもしてないといけないので、

いつも学校か病院、協会の勉強小屋か家にいます。

 

 

こういう暮らしが当たり前になって

日常が流れていっています。

 

時々早く家に帰れたとき、帰り道、見れる夕暮れの空が

あんまりにきれいで、それだけでもう十分幸せだなぁと

思います。

 

 

でもやっぱり昔のように

毎日の日常で、

気を許せる友人とちょっと出かけたり、

一緒にちょっとしたもの

買い物に行ったり、お茶を飲みに行ったり、

懐かしいなぁと思っていました。

 

 

そして最近、なんと日本から数名のかたがたが

この町にいらっしゃり、

お声をかけていただき、

お昼をご馳走になってしまい、そして

おとといも夕方から

みなさんで一緒に日本茶をいただきました。

 

そして明日ご帰国されるとのことで

いろいろと日本のとても素晴らしい食べ物お味噌汁!ふりかけ!お茶漬けの素!カレーのルー!
マヨネーズ!
など)
をいただいてしまいました。

 

とてもありがたく、こうしてわいわい日本のお話をしたり

とても貴重な時間で

日本に戻ったような気持ちになり心がほんわかしました。

 

医療学校もまだ書類の件で揉めていて

自分がなんだか犯罪人のようで、
ここにいてはいけない存在のような気がしてしまい、

いつもびくびくしながら勉強を続けるのは思ったより辛く、

そういう日々がずっと続いていたので

本当に日本のかたがたとの
なにげない
話がとても嬉しかったです。

 

 

本当にありがたく思います。

 

写真

 

仲良しだったウクライナ人の友人と

ビザの手続きで数年前に一緒に行った隣の国マラウィで。

マラウィに住まれているパキスタン人のご家族。 

 

 

5年ぐらい前、モザンビークのテテ州に滞在していたころ。

ずっと仲良くしていたアメリカ人のアナと。

 





栗山さやか | 日々の暮らし | comments(9)
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