池新田高校同窓会のお知らせです。


7月の終わりに近づいてきましたね。
日本は暑い毎日かなぁ。おそうめんの時期ですね。

ここは、雨が全く降らない乾期で寒い時期です。
みんなの家の屋根に使っている枯れたわらが採れる時期なので
子供たちもみんな遠くのブッシュに入っていって
頭に乗せて往復何時間もかけて毎日毎日運んできます。


協会の勉強小屋に通うよりもわらを運んでくるのが
子供たちのしなくてはならない仕事になり、
協会の勉強小屋にもこれなくなってしまう子たちが多くなる時期です。

乾期が終わったあとにくる大雨期の時期に
家が壊れてしまうのをふせぐためにこのわらで丈夫にして
大雨に備えます。

去年は大雨期の時期が短く、そのせいで
みんなの主食になる乾燥とうもろこしの収穫が減り、
主食のとうもろこしの粉の高騰が続いています。

みんな食べ物がなく、とうもろこしの粉も手が出なくなってしまった
かたもいて、とうもろこしを粉にするときにでるかすの部分を
地面から拾い集めて食べている家庭もあって。。。

協会の女性たちの親戚の赤ちゃんや
子どもたちが亡くなったって聞くたびに、
貧困の底の問題をどうすることがいいのか、
一気になにもかも変わるわけはないとわかってはいますが
考えさせられ、自分の無力さ、もっと頭を使って考えれば
もっといい案があるんじゃないか、色んな感情が出てきてしまいます。




同窓会総会のお知らせをしたかったのですが、
なんだか話がそれてしまいすみません。


私の通っていた高校の池新田高校の同窓会総会のお知らせを
させてください。

8月3日 土曜日 13:30〜
池新田公民館にて、池新田高等学校同窓会総会が開催されます。
(詳しくは、河田さんが書いてくださっている
ブログに詳細が記載してくださっています。
http://sayakabokin.hamazo.tv/

宜しくお願い致します。


私の協会の話もなさってくださるようで、
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。。


また週末にゆっくりブログ書かせてください。
コメントもありがとうございます。
お返事週末にしますね。
ありがとうございます。。





前のブログで写真の貼り付けができてなかったようなので
改めていただいていた池新田高校の文化祭の写真貼り付けさせてください。

写真。

丸尾さんが作ってくださった、とても立派な募金箱。
しぶき祭の様子、落書きせんべい。。懐かしいです。(なぜか私の名前が
書いてくれてある。。)

 ブラジルの子たちの生徒さんもいるようで
協会の子どもたちにポルトガル語でも
カードも書いてくれたようです。
届くのとても楽しみにしています。。

本当にありがとうございます。。











栗山さやか | お知らせなど | comments(3)

最低限の注意をすること

 

 ケニアで強盗に殺害されてしまった日本人のかたのニュースを
ヤフー日本のニュースで見ました。    心よりお悔やみ申し上げます。

 
アフリカのほとんどの国でも
都市部では近代化が進み、貧富の差がどんどん開いていて
それに伴って、凶悪犯罪もとても増えて行っています。


モザンビークだけに言えば、1975年にポルトガルから独立してから
「初代のサモラ大統領は、殺人や盗みを犯した人を許さず
公開処刑をしていたから、
その時代は、今ほど危険ではなかった」と聞いたことがあります。
でもそのあとすぐ
たくさんの人が亡くなった長く続いた内戦がはじまったため、
その影響で恐ろしく危険になってしまったみたいですが。。


 
数年前にこの州の奥地で、
別の州とをつなぐ道の工事を中国の会社が請け負っていて

100人近くの中国のかたたちが、プレハブを建てて
みんなで奥地で集団で生活していました。


中国からみんなが食生活の違いで苦労しないように
中国人のコックさんも何人か連れてきていて、
看護婦さんたち、通訳のかたたちもいて、
その中の1人のかた、日本の岐阜県に昔住んでいたことがあると
言っていて、「本当に、日本のかたにはお世話になったんだよ。
今でもとても感謝しているんだ」って

言ってくれて、よく話をしていました。


一緒に話をしていたときに、
急に彼の同僚から携帯電話に連絡が入り、


その同僚、その日の午後、銀行にみんなのお給料をおろしに行って
午後まだ明るい時間に奥地までの戻る道で、乗っていた車の前に
男たちが飛び出してきて、車を止めさせようとして
それでも通過したら、向かい側から一台のトラックがやってきて
彼が乗っていた車にぶつかってきて
トラックの荷台からずた袋の覆面をして
大きなカタナを持った男たちが一斉に出てきて
みんなのお給料(たぶん金額したら100万円分ぐらい?)
が入ったバック奪われて
追ってこれないように、車のタイヤをカタナで何回も刺して
車の鍵も奪い、みんなの目に地面の砂をかけて逃げていったって。



 
「大金を持って移動すること知っていたのは、雇った運転手と
それかあとは銀行でお金を引き出す手続きをした銀行員だけ。
ここでは誰を信用していいかわからないよ。」って。


彼達も現地の従業員の人たちに、お金や物資、車とかまで
盗まれてしまったり、いつも色んな問題に巻き込まれていて。


 
「けがや命が無事でよかったけど
本当に怖い、早く中国に帰りたくてたまらないよ。

さやかは1人で何年もここに住んでいて怖くないの?
君は実は日本政府か企業が送り込んだスパイなの?
それだったら納得がいくけど。。」
っていつも不思議がっていました。


 
この町で生まれ育った、私と同じ年代のモザンビークの友人で
今は北欧出身のかたと結婚して北欧に暮らす友人も


 
「さやか、私の17歳の姪っ子、妊娠して臨月だったの。
このあいだ赤ちゃんもうすぐ産まれるって
日、
彼女1人で家で留守番していたときに誰かが押し入って、
数日後に遺体で見つかったよ。お腹の赤ちゃんももちろんだめだった。

黒魔術の呪いとかも本当恐ろしいし、
もうモザンビークには帰りたくない。怖い。」って。


 
病院の緊急病棟に夜間自主実習をしていたときも
けんかとか事故で運ばれてくる人たちもいますが
痛々しいけがを伴うレイプをされてしまった子供たち、女性たち、
強盗に襲われた人たちも運ばれてきます。


 
夜間の自主実習で夜11時ぐらいになってしまったときは
信頼できる知り合いのタクシーを必ず呼んでいましたが、
夜9時すぎぐらいだったら
タクシー代もったいないし、
もしかしたら襲われずに家にたどり着けるかな。。

って思ったりしてでも結局タクシーに乗って帰ったときに
家のそばに木のかげに数人の男の人たちがカタナを持って隠れているのが
タクシーの中からちょうど見えてやっぱり何よりも念には念をと思い直しました。


 
泥棒、強盗、家に入ってくる押し入り強盗、いつもいつも聞きます。
それでもここ数か月はうちの近所での
殺人の話を聞かないので少し安心はしています。

 

どんなに安全だと言われる国にいても
事件にあってしまうのは可能性はありますが、
バックパッカーを色んな国でしてきた中でも
治安がダントツに悪く感じる国に
自分が1人暮らしをしていて
いつか自分の身にも高い可能性で起こり得ること
最低限の注意をはかってこれからも生活していきたいと思います。

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(11)

しぶき祭、ありがとうございましたっ。

 

先月、私の昔通っていた静岡県立池新田高校で、
しぶき祭(文化祭)がありました。

 なんと、ボランティア部のみなさんは、モザンビークや私たちの協会のことを
展示してくださり、募金箱を設置してくださり、

2年3組では、売上金14,001円、
3年4組では 利益金43,900円、をご寄付していただき、
PTAのバザーの収益、父兄のバザーの売り上げもいただき、

合計12万4935円!!ものご寄付を受け取らせていただきました。 

SBSテレビ、中日新聞、静岡新聞もいらっしゃってくださったようで。 

ボランティア部顧問の織部先生、図書の松下先生、
そして、中心になって活動してくださっている河田さん、
鬼丸さん、丸尾さん、揚張さん、池高の役員のみなさん、
心から感謝申し上げます。

 

河田さんが、協会のブログまで作ってくださり書いていってくださっています。。
とても恐縮です。。

http://sayakabokin.hamazo.tv/  

 

ジャストギビングさんや、ソニーデジタルさんの口座に
ご寄付を振り込んでくださっているかた、
おひとりおひとりに、お礼の電話、メールをさせて
いただくことができず、大変申し訳ないです。

 

ソニーデジタルエンターテイメントさんのななさんが、
手数料がかからないように、私のモザンビークでも引き下ろせる
日本の口座に毎月、振り込んでくださり、それを少しずつ
おろして使わせていただいています。

 

協会をはじめた2009年、勉強小屋を始めた頃(2010年の2月)より
協会のこどもたちの数も増えて、
片親だけでなく両親まで亡くしてしまう子たちもいて、

何が一番今のみんな、これから育っていくみんなにとって
大切なのかしっかり使い道を考えて、使わせていただいています。

 本当に本当にありがとうございます。。

 

栗山さやか | お知らせなど | comments(2)
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