バイク


 協会の勉強小屋に通っている子で
 10歳ぐらいの女の子の具合が悪く
 もう何日も寝たきりになってしまったと、この子と
 一緒に住んでいるおばあさんが勉強小屋に伝えに来ました。

 この子はお母さんを小さいときに亡くしていて
 このおばあさんにずっと育てられていました。

 すぐに食べ物の援助と病院に連れて行ったか
 確認しましたが、病院には連れていきたくなさそうで
 何日経っても連れていかずにいて、
 一緒に働いてくれているルーキアたちに
 何回も説得しにいってもらいました。

 1か月近く、物も食べない、水を少し飲むだけ、
 どんどん衰弱して排尿も寝たまま垂れ流しだと聞いたので
 どうにか説得してもらいやっと連れて行くことが出来ました。

 協会を立ち上げたときに、自転車を買うかバイクを買うか
 悩みましたが、まだ安い自転車を買って、
 でも病気のときや、女性が出産のときに乗せて
 病院に連れて行くには、でこぼこ道では、自転車はかなり辛く、
 バイクが欲しいなぁと思い、医療学校に合格したら
 移動の時間も短縮できるし、
 自分へのご褒美として貯金から買おうと何年も前から決めていました。

 無事に合格して、バイクを遂に購入し、(新品で5万8千円でした)
 私が学校に行っている間でも、緊急な場合は、
 一緒に働いてくれてる男の子が病院へときどきみんなを運んでくれます。

 今回も無事になんとか説得でき、バイクに乗せて
 病院に連れて行くことができ、
 お薬をもらい、そして数日後具合が良くなったと聞き、とても嬉しく思います。

 病院に行くと亡くなってしまう。
 と考えている人たちも少なくなく、逆に本当に病院に行ってすぐ
 亡くなってしまう子たちも多く、病院ではなく昔からの
 伝統治療師さんを頼る方も多くいます。

 逆に無理矢理、連れて行って、病院で亡くなってしまった場合
 もう手遅れでたまたま病院についてから亡くなってしまう場合でも
 みんなにとったら病院に連れ行っったから亡くなってしまった。。
 連れて行かなければ亡くならずにすんだのに。。
 と思ってしまう場合もあり、とても慎重になります。

 医療ミスもまだ実際多くあるのが現状だとよく聞きます。

 それでも病院になるべく早く連れて行くことの大切さ、
 みんなに話しています。

 




写真

1枚目。 大切に使われているもの。(もの運ぶのに便利なもの。
 日本語でなんていうのか忘れてしまいました。
     

 2枚目。 ものがないならないで、あるものを使う。
       片方別々の靴でもみんな気にせず履いています。


 3枚目。 協会の畑に行ったときに、 お豆のはっぱ、持って帰って食べて。って
      渡してもらって、近くにあるバナナの木のはっぱでくるんでくれました。
     
 
  あぁ。本当にコメントをかいてくださったかた
  ありがとうございました。。 そして本当にごめんなさい。。





栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(19)

たいへん申し訳ないです。。

 
このあいだ、家の外の電気をつけようとしたら
指、少し感電して、そしたら家の中の電気までつかなくなってしまって、
でも直してくれる人を家に呼ぶ時間がなくて、
しばらく電気なしでいました。

いつも朝6時過ぎに家でて、夜学校から帰ってくると、暗闇だったので
ろうそくとか、ランプだけだとものがよく見えず、家の中がぐちゃぐちゃだったので、
やっと直してもらって今日一気に片づけができて
また普通に電気がある生活に戻れてよかったよかったとうかれていて、
ブログにコメントをいただいていて嬉しいなぁと思い、
いただいたコメントを公開しようと思ったら
なぜか画面が真っ白になって、よくわからずかちかちクリックしていたら
せっかくいただいた暖かいコメントが削除されてしまっていました・・・・。


本当に本当にごめんなさい。。。

わざわざ書いてくださったのに。。

とてもずうずうしいお願いになってしまいますが、
もし、もし大丈夫でしたら、また書いてくだされば
とてもとても嬉しく思います。。。。



本当にごめんなさい。。。。。。。。。







栗山さやか | 雑記 | comments(7)

みんなのお宅


 
 協会のみんなのお宅の写真です。


壁は泥を固めて作って、屋根は、割った竹と黒いぺらぺらのシート
とわらをのせます。

わらはみんな乾期の時期にかなり遠くまで刈りにいきます。
それでも十分は刈れないので、黒いビニールを下に引いて
大雨期の時期に備えます。1M =45円からです。
(大量のねずみたちがかじってしまったりして
すぐぼろぼろになってしまったりしますが。)

村に住む方たちは、わらがたくさん近くで手に入るので
このビニールはなくても大丈夫です。

最初の写真の右下の白いのは
主食のしまを乾燥させています。
(とうもろこしの粉)

水道、ガス、電気はもちろんありませんが、
穴トイレすらないお宅がいて、そのかたには
衛生のために穴トイレを持つことの大切さを伝えて、
家族のだれか家の外に穴を掘れる人を探してもらって
必ず持つように伝えています。







栗山さやか | モザンビークでの活動 | comments(3)

おみくじ

 

色々ブログに協会のこと、色んな日常、国のこと、

書きたいことがあるのですが、書き出しても文章が上手くまとまらず

意味不明な文章になってしまって更新を諦めてしまったりしています。

 協会の様子の報告がしっかりできていずたいへん申し訳ないです。。

今日は自分の誕生日で、

誕生日とかクリスマスとか日本にいたときは絶対意地でも

誰かと過ごしてもらうのがいつものことだったけど

海外に来てから、1人で過ごすことに慣れて
少し寂しい気もするけど

それよりも33年間
無事に生きてこれてありがたいなぁと今、学校から帰ってきて

父親がテレビのかたと来てくれたときに
持ってきてくれたおいしい日本の緑茶をお湯を沸かして

お米とお魚を食べながら思っています。

 

今週も変わらず、テストと試験、課題がたくさんなので

今からまた勉強しなきゃですが、ふと壁にいつも貼ってあるおみくじ

また見てみました。

 

日本出てくるときに確かインド大使館に
インドのビザの発給手続きしにいった帰り

すぐそばにあった靖国神社にふらっと
よって、おみくじをひきました。

 

いつもお正月とかにおみくじ引くと小吉とか凶とかが多かったから

大吉だったのが嬉しかったのと、光の神の書いてある内容と

励まされているような文章が好きで、

旅してたときもパスポートに挟んで

今までずっと持っていました。

 

 

「光は、すべての人のあこがれである。

 光によって私どもは、また地上のすべての生物は生きている。

その光を与えてくださる神、それが天照大神である。 

日本書紀は、その神のお姿を以下のように説明した。」

 

「光を与えるとは、一切を明らかにするということである。 

光を与えるとは、また一切を生かすということである。 

そのまばゆい光の中に自分がつつまれていると思うとき、

限りない感謝のきもちと明るく清く精いっぱいに働きたいという意欲とが、

油然とわいてくる。」

 

「このみくじに会う人は声望いよ高く

更に世の為、人の為 心して努めよ。」

 

 

ここで今自分が死んだらとか考えだしてしまって、

その後の協会のこととか、両親のこと、飼っている犬とか猫のこと、

家のこと、自分の遺体のこと、いつも頭にありますが、

それでも毎日安全にやってくる朝に感謝してこれからも

暮らしていきたいです。

 

 

 

協会へのご寄付本当にありがとうございます。

子供たちも勉強頑張っています。

勉強のことも、楽しく勉強しながらも厳しくもしていて、

定期的に子供たちへテストもやっています。

みんながどんどん公用語も理解し、算数も読み書きも上手になって

みんなの成長をそばでみれてとても嬉しいです。

 

ご支援なさってくださっているかたがたに

いつかお顔をみてお礼を言わせていただける日がくることを

勝手ながら楽しみにしております。


本当に本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

栗山さやか | 雑記 | comments(10)

東北の地震




インターネットで日本のニュースの記事をときどき読んでいます。

 東北の大地震から2年。


 亡くなっていってしまった多くの人々、ご家族、ご友人を亡くされた方々、
 ずっと住んでいた家、町に帰れずにいる方々、たくさんのものを
 一度に失ってしまった方々、
 どうかみなさんの毎日が少しでも明るい日々になりますように。。

 






写真


屋根にするわらを運んでいる女の子たち。

村の写真。
右側にある大きな木はマンゴの木です。












栗山さやか | 雑記 | comments(5)
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