フジコヘミングさんの本
家の外のわらの塀を直さないといけないことになって
ふと衣食住のことを考えました。
私はとてもとてもいい生活をしています。
衣食住だったら
私は住にお金をかけるタイプだとここに来てからわかったのですが、
家は、電気も水道も外につけたし、ネットだってあります。
こまごましたものちょくちょく買ってしまったし、
引っ越して行った外国人の友達に
安く譲ってもらった家具もあります。
衣は、ここでは、外国から大量の古着が輸入されてきていて、
外の地べたとかほったて小屋で売られています。
よたよたしている服が多いですが
一番安くて15円から150円であります。
食べ物は、ポルトガルの人が経営しているきれいなスーパーのところで
他の人がかごいっぱいに入れている値段の高い食べ物を見て、
「いいなぁ。あぁ私も思う存分色々買って食べたいなぁ」と
思ってしまうときがありますが、
でもチョコレート(大き目一粒)1個15円を一気に4つも買って
一気にむしゃむしゃ食べると満足したりします。
ここでは、とても高価な果物になるりんご(小さいのに1個45円!)も
ときどき買って食べてしまっています。
牛、やぎ、鶏とかのお肉が食べたいなぁ。とかコーラが飲みたい、
ポテトチップスが食べたい。
お米毎日食べたい。ケッチャップ買いたい。
とか贅沢言い出したらきりがありませんが、
食べ物だけをみても、
主食のしまの粉もお砂糖もお塩も油も炭も常に家にある私は
ここでは裕福な家です。
それでも、ときどき今の自分の生活と
昔の日本で生活していた頃の自分の生活を
比べてしまうときがあって
昔みたいに、お休みの日は友達と買い物行ったり、
お正月を家族で過ごしたり。
おいしいものたくさん食べたり。安全を気にせず、
夜にコンビニとかに行って色々買ったりしたいなぁと
思ってしまうときもあります。。
今回のクリスマスの夜も、お正月も
夜から朝方まで歌ったり祈ったりの教会のミサに誘われていましたが
安全を考えて、去年のお正月と同じように家でぽつんと
1人で掃除したり片づけして過ごしました。
家にいつも1人でもインターネットがつながっていれば、
そこまで孤独は感じないのですが、
大雨で外の電話線が倒れてしまったみたいで、
インターネットが久々に2週間近く使えず
またなんだか孤独を感じてしまっていました。
孤独を感じてしまったときとか、昔の貯金を切り崩して生活しているので
いつもお金切り詰めた生活に疲れたときに読んでいる本があります。
フジコヘミングさんの
「魂の言葉」です。
これは短い言葉集の本ですが、
フジコヘミングさんの別の本、「運命の力」を読むと
フジコヘミングさんの昔の生活や日常が見えて
またいいと思います。
日本出てくる前に読んでいた本で、海外に出てからも
また読みたいなぁと思って何年か前に送ってもらいました。
ふと異様に孤独を感じてしまってどうしようもなくなるとき、
色々なことが一気にわからなくなったとき、
ここで自分が今死んだらとか考え出すとき、
そういう時にいつも読む本です。
去年のお正月もこの本を読んで1人で過ごしたなぁと思って、
今年のお正月も読んで過ごして、そして元気になって
本当にありがたい本だなぁと思っています。
音楽をやっているかたには特におすすめな本だと思います。
写真 1枚目。
昔別の州に住んでいたときに撮った写真。
アフリカで4番目に長いザンベジ川。(2740Km)
6つの国を流れているそうです。(川にはワニが住んでて
川で体を洗ったり、
お洗濯のときに食べられてしまう人たちがいつもいます。)
2枚目。 昔長く住んでた家。 電気、窓、穴トイレあり、
水道、井戸なしで家賃3500円ぐらいでした。
壁とかに励みになる言葉とかぺたぺた張っていつも
落ち込んだときとかふむふむと読んでいます。
3枚目。 倒れてしまった穴トイレの壁
今住んでいる家の外の塀が大雨で倒れたので
犬たちが近所かたの鶏を食べてしまうのもあって
ついに塀をれんがにしました。住にやはりお金を
かけてしまっています。。