犬のしっぽのこと。

 飼いだした子猫、元気に育っています。
この子猫を売ってくれたかたが、
「もう一匹買ってくれないか」とお願いをしてきたので
 子猫の兄弟だしと思ってもう一匹買って2匹になりました。

二人とも兄弟だから真っ黒でそっくりです。


とても嬉しいことにねずみもねずみの糞も家の中から
全くなくなって感激しています。
もう何年間も毎晩毎晩、ねずみたちに悩まされていたのが嘘のようです。

子猫たちがねずみ食べてるところも見かけないし、

猫がネズミを食べてねずみの死体の残骸も見ません。ねずみは猫がいる殺される前に家からは逃げ出すこと、本当でした!

ときどきいるごきぶりも子猫たちばりばり食べてくれます。(かわいそうに思いますが。。)
いつも部屋の壁にはりついてたとかげたちも一気にいなくなりました。

子猫たちがとかげたちもばりばり食べているのを目撃して、
とかげ、かわいそうで助けてあげたかったけどあっという間に何も残さず
全部食べてしまって。。申し訳ない気持ちになりました。。

昔は、犬たちが、はえとかごきぶり、とかげ、変な虫とかぱくぱく食べるのを必死に阻止していましたが、
最近は犬たちがなんか虫とか食べてると、
犬たちも虫たちから栄養とっているのかなって思うようになって
ふと自分の考え方も変わってきているなぁって思いました。

感染症になったりしてしまわないかは心配ですが。。

(それに虫たちもかわいそう。。)

 


モザンビークのここの州出身の知り合いの女性の中に、
一人だけ珍しく犬が好きな子がいて4匹の犬を飼っています。


久しぶりに彼女の家のそば通ったときに、
犬たちのしっぽが短くなっていて
「どうしたの?」と彼女に聞いたら、

「私、犬のしっぽは短いのが好きだから切り落としたの」って。

「えーそれはないよ。かわいそうだよ。切られた方はとても痛いよ。。。」と思わず言ってしまうと、
「やっぱ痛かったみたいで、ものすごく泣いたよー」って笑ってました・・。

彼女、切り落とした犬のしっぽ本当は誰かに売ったと聞きました。


ここでは、犬のしっぽも呪術医さんたちが使います。

 

切り落とした犬のしっぽを少し火であぶって、他の怪しい薬かなんかと混ぜて、
それを別れさせたい夫婦の家(ほとんどの場合、一夫多妻で一人の奥さんが旦那さんを
他の奥さんたちと別れさせたくて)の中に放り込みます。
そうするとその二人の家の中に何かしらの混乱が
起こって別れることになるようです。。


彼女、大きめの亀も数匹、飼ってて、
昔の彼氏が亀、食べるの好きだったようです。

 

とてもかわいそうだと思ったのですが、


亀、生きたまま火であぶると亀の胴体?が
甲羅の中から全部出てきてそれを食べるそうです。
かなりおいしいと言っていました。。

この町にも大学ができて、
大学に通うために首都や他の都会の州からのひとたちが
この町にどんどん住み始めています。

昨日の夕方、若いおしゃれないかにも都会から来た女の子が
かわいい犬を連れてさんぽしていて、道端にいる人たちも普通に見てて、
私はびっくりして自転車で転びそうになりました。

動物をかわいがる文化がこの町にもこれから
徐々に入っていくのかもって思って嬉しかったです。

1年前に、狂犬病の注射受けさせにるーさとぺぺぶぅに鎖つけて
動物病院にむかってどきどきしながら歩いていたとき、
外を犬を連れて一緒に歩くなんて、この町ではまだない行為だったから
(ふつうは、犬をどこかに運びたいとき、
荷物みたいにずた袋に犬、無理やり押し込んで移動させてる)

道端にいるひとたちに、大爆笑されたり、石投げられたりしたから、
あのときと比べるとたった1年で、みんなの反応も変わっきているようでとても嬉しく思います。

ちょうど今月、るーさ、また狂犬病の注射しないとなので
今回は一緒に動物病院までの道のさんぽを楽しめそうです。

写真。
 子猫たち。
 犬たちとうちのコンロ。(上に炭をのっけて火をつけてお料理したり、お風呂のお湯を沸かします。右側に写っているのがもう3年半使っている私のお風呂がわりのアルミ製?のおけです。
底のとこが壊れてもおけ直しやさんがいて45円ぐらいで直してくれます。大きめでお気に入りです。)







栗山さやか | 日々の暮らし | comments(8)

サンダルのこと。


 ここの町でもたくさんの靴もサンダルも売っています。
使い古しのだったり新品のだったり。

みんなに人気なのは、やっぱりプラスチックでできた一番安いビーサンです。
(スニーカーやしっかりした靴は激高です。。)
ちゃっちいけど、カラフルで新品のビーサン、75円ぐらいから売っています。
雨期の時期は地面がどこもかしこも泥沼みたくなるので
すぐ壊れてしまいますが、
道端にサンダル修理やさんがいて
12円もしてしまいますが縫ってくれます。

それでも貧しいかたたちにはサンダルを買う余裕も全くなく、
寒い季節は裸足の足はとても寒いし、
暑い季節は地面が太陽の熱でかなり暑くなって歩くのがとても大変だし、
なんか踏んで怪我したり、破傷風や、マタケンニャ(皮膚の下に住み着く寄生虫)とか
フックワーム(皮膚から入ってきて小腸に寄生する)とかにやられてしまいます。
すごくかゆくて、それに痛いです。

協会の子供たちの足にもいつもたくさんのマタケンニャがいて
どんどん増えていくので足の裏中マタケンニャでぱんぱんになって
足の指全部が開いた感じのまんまになってしまっている子達や、
針でほじほじして取って
そのまま裸足で歩くので傷口が炎症を起こしてしまって
足の指がぼろぼろになってしまっって痛々しい子供たちも多いです。

今回の子供たちへのプレミオ、ひとつ130円してしまいますが、
少し頑丈なタイプのサンダルにしました。
(写真に載っているタイプのものです。)

みんないつも裸足で、履物を今まで履いたことがない
子供たちばかりなのでとてもとても喜んでくれています。


女性たちの予算のやりくりも、子供たちの予算のやりくりも
本当にどうしようかと毎月考え込んでいましたが、
みなさんからのご寄付をいただいたおかげで
予算的にも、気持ち的にも余裕を持つことができて、
感謝感謝の一言です。

人様の大切なお金を預かって、
それを苦しむ人たちのためにしっかり使わせていただくこと、
とても大きな責任が伴うことで、
ここで困難な生活をしている女性たち、子供たちのためになるように、
大切なお金を募金という形で使ってくださったかたにも
喜んでいただけるように活動させてもらおうと
思っています。

本当に本当にありがとうございます。

写真。
協会のこどもたちの足。
プレミオの頑丈タイプのサンダルですっ。

 

栗山さやか | お知らせなど | comments(0)

ありがとうございますっ。

 
 更新がまた遅くなってしまい、
お礼を言わせていだだくのが
とても遅れてしまってたいへん申し訳ないです。


10月6日のさんぽの会に参加をご希望してくださったり、
ご参加してくださったかた、本当に本当にありがとうございましたっ。

とても素敵な会になったようで
とても嬉しくその日のことメールで聞かせていただきました。

さんぽの会にご参加してくださったかたたちも
今回さんぽの会を開いて準備をしてくださったかたも
実はこのかたたちの誰にもお会いしたことなくて、
(一人だけ12年前からの親友の子が参加してくれました。)
それなのに、日本でお忙しい毎日の中、時間を割いてくださって
集まってくださったり、いつもメールを下さったり、
お仕事がお休みの日を使ってわざわざ
さんぽコース下見に行ってくださったり。。

ただただみなさんの温かいお気持ちがありがたくて
たまらないです。。

それだけでありがたくてたまらないのに、
参加はできないけど寄付だけでも。。って言ってくださったかたが
いらして。。

ご家族でご寄付をなさってくださったかたがいたり
本当に感謝感謝で、ななさんに、送付していただいた
寄付してくださったかたの名前がカタカナで
書かれたリストをみながら涙がでてきました。


このリストは早速プリントアウトして
事務所として使っているうちの小さな部屋の壁に
張らせていただいて、いつもかつをもらっています。
みなさんのお名前暗記できそうです。


今でも見ず知らずのみなさんのお金をいまだに
政府の認可がしっかりおりていない協会(何ヶ月も返答待ち中です。)
に使わせていただいていいものか思いながらも
いただいたみなさんの大切なお金をもとに、
どうすることがここで苦しむかたや子供たちのためになるのか
ますます精進して活動していきたいと思います。

会計簿はグループメールに来月から送らせてください。
本当に本当にありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
栗山さやか | お知らせなど | comments(4)
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