コメントありがとうございます。

 

  ぺぺぶぅのことコメントくださって本当に本当にありがとうございます。
  

 ソマリア人の友達にぺぺぶぅ、死なせちゃった。。て伝えると、
 目を丸くしてそれでさやかは最近元気がないの? って。

 「ソマリアでも、犬なんて蹴っても殺しても、なんでもありだよ。
 家で犬なんて飼っている家なんて見たことないよ。 
 それは、モスリムの教えに反するよ。
 さやかはよっぽど動物が好きなんだねっ」て。

 他の友達も、「さやかの犬はさやかの大切な家族だったんだね。
 いつも犬の話してたもんねっ」て。

 ぺぺぶぅ暴行した人たちに対しては感情はそこまでないですが、
 自分の不注意さに本当に腹が立ちます。
 こういう土地柄だってわかっていたのに。。

 いつも朝5時過ぎに起きて、朝焼けきれいだなぁって思いながら
 ぺぺぶぅたちと遊ぶのが毎日の楽しみの一つだったから
 やっぱりすごく寂しいです。

 ぺぺぶぅ、私がいつも穴トイレしているときも、外で体洗っているときも
 必ずいつも一緒にくっついてきていつもそばにいたがって。
 私の足のつま先にあご乗せて寝るのが好きで。

 今はるーさは家の中に入れて寝ています。
 るーさもいつも一緒にくっついてたぺぺぶぅが
 突然いなくなってしまって本当に寂しそうです。。

 今はぺぺぶぅ、きっと亡くなっていってしまったエチオピアの患者さんたちや、
 私の亡くなってしまった日本の親友も犬がすごく大好きだったから天国で、
 みんなで一緒にいますようにって思っています。


 最近ますます毎日忙しいです。協会の勉強会も順調です。
 貧しい女性たち50人近くの勉強会と、
 下着も靴も持ってなく、ぼろぼろの服しかなく、
 ノートと鉛筆を買うお金もなく
 栄養失調でいつもお腹をすかせている 
 貧しい貧しい母子家庭の子供たちや
 誰もサポートしてくれる人がいない孤児の子達を集めて
 来年は学校に入れるよう、少しの援助も兼ねて子供たちの勉強会も始まりました。

 まだまだ自分もみんなと一緒にたくさんのことを勉強していって、
 いろいろな物事を色んな角度からみて吸収していけるように頑張りたいです。
栗山さやか | 日々の暮らし | comments(7)

ぺぺぶぅのこと。


  
 おいおい泣いてたら、もう朝になりました。

 昨日の朝は、早く起きて、いつものように、飼っている犬たちと遊ぼうと思って外に出たら、
 ぺぺぶぅ(1年前から飼っている犬)が見当たらず。。


 そんなことは今までになかったため、
 家の周辺を急いで探し行きました。

 青ざめてそうこうしているうちに、ぺぺぶぅが血だらけでぼろぼろで
 よたよたしながらすごく苦しそうな顔して
 戻ってきました。。

 きつく縄で首絞められたみたいなところ、
 腫れ上がっていて、皮膚の中でたくさん
 血がたまってしまっているようで。

 首の下の皮膚も垂れ下がってて。。
 何かで刺されたみたいな傷が体中にあって。

 急いでタクシーでこの町に一人だけいる
 獣医さんのところに連れていきました。

 さんざん待たされて、やっと獣医が来てくれたと思ったら、
 たいしたことないよ。とビタミン剤と抗生物質の注射と
 傷スプレーをしてくれました。


 治療費がとても高額でしたが、これで良くなるのならと思い。
 
 ただ、治療で使った傷スプレー、缶にしっかり傷口から20cm離して使うようにって
 書いてあるのにもかかわらず、傷口に当たるぐらいで距離で吹きかけていてショックでしたが。


 名前を呼ぶとしっぽを振ってこたえてくれましたが、
 水も首の傷と腫れのせいで、飲むがすごく辛そうで。
 家に注射器があったから針の部分を取って、それでなんとか水飲ませて。

 最近ずっと寝不足だったので、私も少しだけ横になろうと思い、
 そのままうとうとししてしまい、夜中に目が覚めて、ぺぺぶーの様子を急いでみると
 苦しそうに歯食いしばったままもう死後硬直が始まっていました。

 最後看取ってあげれませんでした。

 ここでは、みんなの畑に象や猿が出て、畑を荒らしてしまいます。
 現地の人たち猿対策で犬をほしがります。


 あとは番犬のために家のまわりに欲しがります。
 (でも食べ物をしっかりあげず、犬たちが栄養失調や、餓死をしてしまうことも多いと聞きます。)

 

番犬のために犬を欲しい人が多くいるので、犬が良く盗まれます。


ただ狂犬病もあるため犬を怖がったり、宗教の関係上や、ただ犬が嫌いな人々も多くいます。

 
道端で子供たちが子犬をサッカーボールみたいに蹴って遊んでいたこと、(もちろん注意しました)
毒を食べさせて殺してしまったり、熱湯をかけて殺したり、生きたまま燃やしてしまったりすることも。。
足とか、切断された犬も時々みます。

モザンビークの都会の場所では、犬をペットとしてかわいがって、大切にする人も増えているみたいですが、
ここでは、まだそんな感じはなくて、私が前に犬の頭を撫でてたとき、
気持ち悪がられました。。

病院に連れて行くときに探したタクシーの運転手さんたちにも
ダンボールに入れて運ぶし、トランクの中でもいいからって
お願いしましたが、乗車拒否されました。(宗教の関係上仕方がないのもあると思います。。。)



動物病院の受付の方にも、


「もしこの犬死んじゃったらまた新しい犬買えばいいじゃん。
犬なんて全部一緒だよっ」と。


事務所代わりに私の家を使っているので
一緒に働いているとても性格のいいルーキアでも、
イスラム教の教えで、犬は汚い物体って教えられているみたいで、
私がぺぺぶぅたち、家の中に入れたりしてたら

「犬の毛が私の体に触れると40日間?モスクにお祈りにいけなくなるから
お願いだから家の中に入れないでっ」っと。



ぺぺぶぅ、盗む目的か、ただ殴り殺したかったかわかりませんが、
誰かに連れ去られて、暴行を受けたようです。

昨日の夜連れ去られる前、ぺぺぶぅが泣いていて家の中に入りたがっていました。
ただ夜、家の中にいれるとあとでおしっこしたいとき外に出たがるので
そのたびにドア開けるのは、強盗がちょうど見ていて、入ってこられたらと

警戒してしまって、家に入れてあげませんでした。

あのとき、家の中入れてあげていれば。。

けちらず、もっとたくさんお肉食べさせてあげればよかった。
いつも安い干した小さい魚ばかりで。。

今までいつも色んな嫌なことがあるたびにぺぺぶぅに
励まされていたので本当にショックでショックで悲しいです。。

夜、家の中に入れててあげればよかった。って思って
申し訳なくて、後悔ばかりです。。


写真

     ぺぺぶぅと兄弟。(ずっと前に盗まれちゃいました)

     小さいころのぺぺぶぅ。

    
    最近のぺぺぶぅとるーさ(黒い犬)。







栗山さやか | 日々の暮らし | comments(9)
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