ゴムとか性のこと。

 

地面に落ちた砂とかどろだらけのさとうきびとか、お芋とか

こっちの子供たち水で洗うとか、砂はらい落とすとかもせずに、

そのままかぷって食べてしまっているのを見かけます。

お母さんたちもそれをなんにも言わずに普通ににこにこしています。

 

時々、ごみの中から発見したのか、

使用済みの汚いコンドームを膨らませて遊んでいる子供や、

汚れきったコンドームに水を入れて水風船みたくして遊んでる子達みかけます。

前に4歳ぐらいの子供がくちゃくちゃ何か噛んでて、何かの拍子に、

口から出たの見たら

汚い使い済みのコンドームで、急いで口洗わせました。。

 

町に住むひとたちは、HIV/エイズのこと詳しくは知らなくても、そういう病気があることはみんな知っています。

村に住むひとたちもHIVって呼ばれる病気のようなものがあること若者だったら

知っていると思います。

 

それでもその病気の原因は、黒魔術のせいや、

あと逆にコンドームを使ったからと信じている人々も多いと聞きます。

 

コンドームは町だったら

道端の机の上に砂糖とかたばことかクッキー並べただけの

小さなお店やさんでも売ってます。 (3個いりで20円 )

 

無料で持っていけるように箱が置いてある病院もあります。

 

それでもこの州では、なかなか使う人、

増えていないのではと思います。

 

去年、テレビで、南アフリカから輸入した未使用のコンドームから

HIVのウィルスが見つかって危険と放送されたり、

先週も、

数人の若い子たちがこの州の別の町で一気に亡くなって、

病院のお医者さんがコンドームを調査したら、

未使用のコンドームからHIVのウィルスが見つかったとラジオで流れていたそうです。

 

ここの町の病院では、

海外からの寄付でコンドーム無料で

みんな持っていけるように置いてあったのですが、

それも全部燃やしましたってラジオで言ってたって。

 

このようなニュースとかがあったりして、

みんなコンドームを使うの、逆に恐れていて

コンドーム使ってる割合とっても低いと思います。

 

現地の女友達も、コンドーム使ってる子達ほぼいないです。

「ゴム使って欲しい」なんて言ったら

相手の男の人に何を言われるかわかんないよ。って。

 

売春している子達も、ゴム無しだともらえるお金が高くなるから

ゴム無しでしている子達がとても多いと思います。

 

でも望まない妊娠しないように

ピルを病院で無料でもらえる場合もあるそうです。

 

モザンビークの人口は約2000万人で、

でも1日で平均700人以上の人たちが

HIVにどんどん感染してしまっているという調査があると前に聞きました。

 

モザンビーク、HIVの感染率は、15歳から49歳の間で、13パーセント以上、

実際はもっと多いのではと言われていると聞きます。

 

 

性交しはじめる年齢も早いこと、一夫多妻が多いこと、

売春をして生計を立ててる女性の多さ、

男の人も一度にたくさん彼女がいる場合の多さ、

性交しなきゃいけない儀式がある地域があった(今はやっと廃止されているようです。)

そういうのも感染を広げている原因と思いますが、

知識の不足や、ゴムを使う率が低いのも大きい問題だと思います。

 

昨日、いつも野菜など日用品買う路上の大きなマーケットで、

おつりもらうの待ってたら、

隣に女の人がきて、そこでもの売ってた男の人に、

「あんたよくも私に病気うつしてくれたわねっ。

あんたのせいで病気になっちゃった。どうしてくれんの!!」

男の人も「エイズになったの?」ってさらっと聞いていて、

女の人が答えずにいると男の人、「エイズになったらなったって言えばいいじゃん」って。

女の人が怒って「あんたは猿だわっ」ていうと、男の人が

「お前の旦那からじゃない?俺見たよお前の旦那が別の女といるとこ」と。。

 

モザンビークに住んでいる、他のアフリカの国、

マリ人やギ二アビサウ人出身の友達も、

「ここの人々は性に対して、動物みたい。

すぐみんな体の関係になる」と。

 

前にも貧しい人に週に一度、食べ物を配ってるところの責任者の人が

なんかの話題で

家族でも寝る場所がないからって同じ布団に寝たら危険だよ。

ここではみんな性欲がまんできなくてしちゃうからって。

兄と妹とか。お父さんと娘とか。

 

前から時々聞く、実のお父さんが、実の子供と性交をしてしまうという話、

一緒にボランティアしているルーキアに昨日、さりげなく聞いてみたら

「全員じゃないよ。たまにしてる人もいる」って。

実の子供と性交をするとお金持ちになれるって言われてて、それを

信じてする人たちもいると。。

 

性教育などの教育を受けていない未成年の子供達、立場の弱い子供達のことを

思うとなんとかならないかと思います。

 

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(8)

冷凍庫を買ってしまうこと。



今日はなぜかネットの回線の調子が良くて嬉しいですーー。


犬をもう一匹買ってしまいました。
前の犬は120円でしたが、
ふさふさして、大きくなったら太る種類の犬だから
今回の黒い犬は400円で近所のかたから買いました。
かわいくて倒れそうです!

兄弟の犬2匹前に一緒に買ったのですが、
 一匹盗まれて今はぺぺぶぅ(茶色の犬)
いつも一人で寂しそうだったから遊び相手が出きて良かったです。

私は寒いのはまだ平気だけど、暑いのは本当に昔から苦手で、
前に別の暑い町に
1部屋だけ部屋を借りて住んでたとき、
暑くて暑くて、1日10回以上水浴びして、
暑いから火を使って料理なんて、火のそば熱すぎて無理で、
扇風機奮発して買ったら3日間停電しっぱなしとかで本当意味なくて
夜使ってた1本のろうそくの明かりでさえ暑く感じて。

井戸すぐそばにあったのにそれですら汲みにいくのが辛くて、
マーケットも腐りかけの崩れた小さいトマトと
じゃがいもとたまねぎと干した小さな魚しかなくて
ただマンゴが安くてそこらじゅうで売っていて、マンゴばっかり食べてました。(2個で4円)
あとはポルトガル人のかたが経営していたアイスクリームやさんがあって
停電でどろどろになったりしてたけど、ここのアイスクリームとパンに救われていました。。

たぶん、気温42度ぐらいだったんだろうけど、
私の借りてた部屋5畳ぐらいの大きさで、
窓も小さな頭サイズのが上のほうにあるだけで、
風入ってこなかったから余計、サウナの中にいるみたいで
朝から夜中まで常に暑くて汗だらだらでふらふらしていました。

それを考えるとここは、標高が少し高い町なので
暑くても35度ぐらいまでで、過ごしやすいです。

ですが、ついについにずっと憧れていた冷凍庫 買いたいと思います。
3万円もします。。
暑くなってきて、贅沢病が出てきて、
やっぱりぬるい水じゃなくて冷たいお水が飲みたいし、
いつも作りだめするおかずもすぐ腐っちゃうし、お野菜もすぐ腐っちゃうし。
冷蔵庫は、ずっと電気いれてないといけないから
電気代がかかってしまうからたいへんだけど、
冷凍庫だけを買えば、時々電源抜いたりして電気代の節約できるみたいです。

アフリカにいるくせに冷凍庫なんてすごい贅沢だと思ってしまいますが、
ずーとずーと欲しかったのでこの家に1年住んだ記念に買いたいと思います。。
(もうすぐ出て行かないといけないですが・・・。)

写真。 犬たちとうちの台所。
    料理で火をおこすとき、台所の屋根のわら、
    抜きちぎって使ってたら屋根のわらが無くなってきてしまって
    あと突風でちょっとぼろっぽくなってしまいました。 
    犬たちに本当癒されています。





栗山さやか | 日々の暮らし | comments(2)

移民局の人のこと

 

道で、移民局(イミグレーション)の人に偶然会いました。

彼は、ここの移民局でとっても偉い地位の人です。
ここに住んでいる外国人から不正にたくさんお金を搾り取ってるって言われています。

ロシア人の友達も、「中国人を違法に入国されているんじゃないか」っと
疑われて、夜に突然家に調査にこられたと。

私も長期ビザ申請したときも、彼と面接があり、
「呼び出したらすぐに家まで会いにくるように」とか、
「俺と一緒に住め」などといわれて、でも彼がビザ申請を担当しているので
いい顔をしないとビザ発行してもらえない。。 ひきつった笑顔で対応してその場を切り抜けることで頭がいっぱいでした。

でも20回以上も移民局にほぼ毎日通わねばならず、このとき本当だいぶ精神的に参ってました。。

彼は、私の友達の子供レイプして、前に警察に捕まっていました。
その子は怪我も負ってしまって。
彼は数日拘置所にいて出てきて、
また移民局で何事もなかったように同じポジションで働いています。
そういった彼の背景を知っているだけに彼のオフィスで二人っきりの面談は恐怖でしかなかったです。


女の子はそのとき、傷も負ってしばらく病院にいたのに。7歳になったばっかりのおとなしい感じの子で。

この女の子と彼の家はすぐ近所だから
きっと同じ井戸も使っているだろうし、
事件があったあとも
彼と毎日のように顔を合わせているのかと思うと
かわいそうで心配していたのですが、
彼は引っ越したみたいです。

彼、前にも別の子供たちレイプして
これで警察に捕まったの3回目だって。

警察にばれずにすんだ場合もきっとあると思うし、
警察の偉い人と友達だから拘置所で数日過ごしたときも
普通の捕まった人とは別のいい部屋で過ごしていたと聞きました。

数日、拘置所にいたけどすぐ釈放されてきっと裁判もせずに
そのままになるんだろうと現地の人々も話していました。

彼、移民局でいいポジションで働いているのに、
小学校の先生になるために仕事抜け出して
学校に通っています。

「僕は子供たちが大好きなんだ」って。
たぶん、学校卒業したら移民局でも働きながら、
仕事抜け出して小学校でも働くつもりのようですが、
女の子たちを物色するためなんじゃって思ってぞっとしました・・。

前にも書きましたが、学校の先生たちが生徒の子供たちに性交を強要するのは
本当によくあることっと色々な人から聞いているので、
もし彼が先生になったら
本当にどうなるんだろうって思ってしまいます。

この国は、(この地域だけかもしれませんが)

特に、お金や権力がある人は、なんでも許されているような気がして。

 

いつかこういう目に見えない社会の仕組みは変わっていくんだろうか。

変わっていってほしいと強く思います。

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(2)

髪のおしゃれのこと。

朝と夜はまだ寒いですが、太陽の日差しが強い日中は、
汗がでるぐらい暑くなってきました。
昨日、自分で驚いたのですが、
2日連続で髪の毛しっかり洗っていました。
最近怪しいけど安い
シャンプーとトリートメント見つけれて、使っています。

こんなこと書いたら汚いって思われてしまいますが、
ずっと寒かったし、水ももったいないし、
外でタライで体洗っているので寒くて寒くて
少し前まで、髪の毛洗うの月に2、3回ぐらいのペースになっていました・・。

昔、109のショップで働いていたときも
その当時、エクステンションが流行り始めてて、
本物の人の毛のエクステはちょー高くて(7万から10万ぐらいした) 
だから人工の長いエクステ、一緒に働く子達もみんなでしてて、
でも人工の毛だと、丁寧に洗わないと
こんがらがってたいへんだったから
店員のみんなで、髪の毛洗うの面倒くさくなって、
洗うの週1ペースだったりして、
仲良しのお客さんとかに、
「なんかこの店、頭臭くないですか?」ってさらっと言われたりして
みんなで頭に香水かけまくってました・・。
担当してくれてた美容院の子にも、髪の毛とエクステこんがらがって
蜂の巣みたいな頭になってるけど大丈夫っ?てよくつっこまれてました。

そういうのもあったからか、けっこう平気です。
でも日本にいたとき、美容院、月に1回は絶対行ってたのに、
日本出てから4年近く美容院一度も行ってなくて
自分で適当に髪切ってます。

寒いときは髪おろしてれば、マフラーみたいにあったかいし、
暑いときはしばってればいいし、髪洗うのととかすのがめんどくさいですが。。

ここでは、よく道端とかでも知らない女の人に、
「髪の毛ちょーだいよ。」とか言われます。

けっこう高く売れるみたいで、首都では2万円ぐらいで
売ってるってききました。。 自分はほぼ丸刈りの
髪の長さになってしまうみたいですが・・・。

前に、「さやかが襲われて、死体で見つかったら
絶対髪の毛むしり取られてるってねっ」って言われました・・。

アフリカの人の髪の毛は縮れ毛なので、
女の子たちは、髪を編み込んだりしています。

男の子たちは、丸刈りが多いです。 
南アフリカやジンバブエの男の子たちは編んでたり
ドレッドみたくしてる子達も多いけど、ここでそれをしてると
おばちゃんたちや年配のかたに
きっとあの男の子は泥棒か悪いことしてるに違いないって思われるみたいです。
まだ浸透してない感じで、ほぼみんな頭丸刈りです。

女の子たちは長い髪の毛が好きで、
ウィッグやエクステンションつけている子もいるし、
暑かったり、しらみがたいへんだからって丸刈りにしている子もいます。
みんなもたぶん、月に1回ぐらいしか髪洗ってないと思います。

みんなきれいに髪の毛編んでて色んなバージョンがあって、
かわいいです。

写真。 上の黄土色のせっけん、みんなこれで食器、服、体、髪の毛
 全部洗います。 1本30cmぐらいの長さで80円ぐらいです。

私は下に写ってる、白いせっけん(終わりかけですが)も使っていて、
体と顔洗うようにちゃっかりわけてます。
チューブに入った洗顔料、ここでも高級スーパーマーケットで
いくつか売ってます。
やっぱり普通の洗顔料使いたいなぁって見に行ってみたら、
そんなたいしたいいのじゃないのに、1500円からで、、諦めました・・。

 写真2。 みんなで川で体洗っています。
  寒くてもそのまま水で洗う人もいれば、しっかり火であっためてから
  の人たちもいます。
 この日はお祝い事の日の朝でたくさんの人たちが洗っていました。


    








栗山さやか | 日々の暮らし | comments(0)

いつもいつものこと。




 今は朝の5時になるところです。
 毎日、朝4時には、近くのモスクからラザーン
 (お祈りしましょうの合図)が聞こえます。
 
  昼間とか夜とかネットするとき、
  10秒つながってすぐ切れて、
  また10秒つながってまたすぐ切れてで
 、一人でつながったってわーいって喜んで
  切れてがっくりしてとかしてます。

  ネットが夜中から朝方までならまだ早くて
  そこまでぶちぶち切れないので
  最近朝3時過ぎに起きたりしています。


  昨日の夕方、ヘレン(フィリピン人の友達)のおうちで
  早めの夕ごはん、ごちそうになってました。

  ヘレンは私立の学校で先生をしていて、
  町の中心部に一人で住んでいます。
  家賃2万5千円のきれいな大きなおうちです。

  ヘレンからたった今、連絡がきて、泥棒入ったって。
  なので今は朝が来るのを待って、ヘレンのうちに行くところです。

  台所のしっかり閉めてあったドア、壊されもせずなぜか入られて、
  電気コンロと、お釜、おかず、ワイン、チョコレート 盗まれたって。
  
  でもヘレンのいた寝室までは来ず、数人いたっぽい泥棒たち、
  すぐ出て行ったみたいで
  彼女に何もなくて本当よかったです。。

  ちょうど昨日も学校にいったら、同僚の現地の先生が
  がっくりうなだれていて、 朝に家に泥棒が入って色んなもの持ってかれた・・って。

  隣の地区にある小さなお店、夜は見張りの人がいたのですが、
  朝、頭を切りつけられて
  耳も切り落とされた見張りの人の遺体が見つかりました。

  単に、物取りの泥棒だったみたいで、
  店の中のもの全部持ってかれていました。
 
  この間書いた一緒に働いているルーキアの家も
  家族10人以上で住んでいたのに
  夜に泥棒が入って誰も目が覚めず、
  朝みんな目を覚ましたら色んなもの盗まれてたみたいです。
 
  いつもいつも泥棒が入ったって聞きます。。
  
  家に泥棒が入っても誰かが殺されてない限り、
  こっちの人たちは警察は呼ばないです。
  
  警察呼んでも、何にもならないし、
  逆に警察の人が家の中に調べに入ったときに、
  さりげなくなんかもの持ってちゃうことも 
  あるって聞きます。

  警察の人、しっかり働いているかたも多いと思いますが、
  警察の人たちが泥棒してたりも、貧しい国では圧倒的に多いと思います。
 

  気をつけないとと思います。
  今は3人で住んでいることが多いので前より少し安心です。
  でもたまに1人のとき、洗面器トイレ使うと
  あとで尿捨てるのめんどくさいしと思って
  外のトイレに夜でも出てしまっていましたが、やっぱり  
  洗面器トイレじゃないとだめだと思いました。

  もう明るくなってきたので
  ヘレンのおうちに今からいってきます。。。

  文章だーって書いて読みづらくてすみません・・。

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(5)

水のこと。


日本出てから最初に東南アジアにいたとき、
水道の水も汚く感じてしまい、
飲み水、歯磨きとか顔洗う水ですら
買ったミネラルウォーター使ってました。

モザンビーク北部で暮らし始めて気づいたら今はもう慣れてしまって、
井戸の水を沸騰して飲んでいます。

でもいつも飲んでた井戸から
死んだ蛙とかねずみが発見されて
ミネラルウォーターに変えようかなって思いましたが、
1本140円もするので
水にいれる殺菌剤みたいなの購入し
さらに沸騰させれば。。と思っています。

その殺菌剤自体なんかも
モザンビーク産(←失礼。。)で正直大丈夫なのかなって
思ってしまっていますが・・。

今は乾期の終わりです。
 雨降らなくなってもう何ヶ月も経ちます。
なので近所の井戸も干上がってしまってきています。

そして井戸のあるお宅から水、全部干上がってしまうからって
水汲み禁止されることもあり、みんなで揉めてしまうことがここではよくあります・・。
ですがポンプがあるおうちがあって、そこから最近水を汲むことが出来ています。

今住んでいる町はそこまで乾期の時以外、みんな水に苦労していないと思いますが、
水がなくて苦労している村々もたくさんあります。

近くの村で、村のみんなで使っている
2つだけあった水汲みポンプは、
夜、解体されてポンプ丸ごと誰かに盗まれてしまって、
みんなとても困っていました。

この村は水源が深くて、私も穴のぞかせてもらったら
水源がかなり深く、
長―いロープにプラスチックの箱をつけて一生懸命汲み取っていましたが
時間もかかるし、長い行列でみんな困り果ててました。

別の小さい町から警察の人も来てくれていましたが
ふーん、って感じで少し見て、すぐ戻っていってしまいました・・。

新しいポンプの設置、また多くのお金が必要だし、

設置されてもまた誰かに盗まれてしまう可能性も高く。

難しい問題だなと思います。

 


来月には雨期に入るので、
水を今のように節約して少しずつ使わなくてすむから楽しみです。

雨が降ったらいつもすぐに家中のタライ、バケツを外に出して雨水貯めます。
去年は何回かそのときにタライを盗まれてしまったので、
今年は十分気をつけたいです。


現地の人たちは井戸水、沸騰させたりもせずにそのまま飲んでいます。



でも雨期の時期はコレラが発生することもあるので、大丈夫なのかなと心配になりましたが、


現地の知り合いに聞いてみても、

「水沸騰させるには薪もさらに必要になるし、

冷たい水が飲みたいのにお湯を冷まして待つのにも時間がかかるし、
そういうことする習慣がないのでしないよ」と。



写真。 水運びは子供も大人もみんなします。 
     男の人がしているのはほとんど見たことがありません。


     20リットル(1バケツ分)の水は、とても重いです。 
      初めて頭にのせて運んだとき、
      大げさですが、
      首折れるか、頭陥没するかと思いました・・。
      バランス感覚が大事と聞きました。


     

 スーダンやエチオピアなどの東アフリカ、
 今年は水不足がひどく、動物もたくさん死んでしまっていると。。

人々もたくさん苦しんでいるニュースがこっちでも流れました・・。
 
早く雨が降りますように。。。



栗山さやか | 日々の暮らし | comments(3)

国境でのこと。

 

アフリカにきてからもエチオピアから陸路で移動してきて、
あとビザの関係とかもあって
国境を越えることがたくさんあります。

いつも国境で色んな人たちをみます。

去年、他のアフリカ人に対しての暴動が
南アフリカで起こったとき、
大型バス何台も南アフリカから
荷物まとめて逃げてきたアフリカ人の人たち、

大型ローリーの後ろに50人以上の人たちが隠れて
密入国しようとしてばれて引きずりおろされてたソマリアの人たち、

なぜかその場で捕まって連行されていった人たち、

私が国境で怖いのは、賄賂です。
特にモザンビーク側、色んなことにけちつけて罰金払わせようとしてきます。
モザンビーク大使館でしっかり発行してもらったビザの書き方がおかしいとか、
パスポートの写真と顔が違うとか・・。

インド人の友達もパスポートの顔と別人だっていわれて、
お金むりやり払わされたって聞きました。

マラウィ側でも2回だけあって、
乗り合いワゴン、自転車タクシー、トラックの荷台、8回ぐらい乗り継いで
やっと国境まできたと思ったら、

「何回もマラウィに入国するのは違法だから罰金払わないとだめ!」とか、
「マラウィに入国したら3日以上は
 マラウィからでちゃいけない法律があるから罰金!」とか、
 「俺に違法の仕事して欲しいの?
違法の仕事をさせるからにはお金払わないといけないよ。」って。

そのときはまだマラウィに日本大使館出来てなくて、
国境で電話もないし、
どこに連絡していいかわからないし、捕まったら最悪だし。

こういう人たちとは、仲良くなることが一番です・・。

でも今はマラウィ、賄賂とか汚職にすごく厳しくなってきたみたいで
そういうのほとんどなくなったよって
マラウィに住むアメリカ人の友達も言っていました。

南アフリカの国境では、
もし、イミグレーションで、違法にお金を請求されたら、
すぐにここに電話をするように対策の張り紙が
たくさん張ってあって
さすが南アフリカーしっかりしているなぁっ思いました。

先月、日本大使館に書類の手続きに行ってきました。
大使館のかたにとったら
個人旅行者や個人で滞在している人たちは、
少しやっかいな対象になるって聞いてたから、
年に一度、日本大使館に行く機会があるとき、
いつも緊張してたけど、
すごく親切に対応してくださって感動しました。

モザンビークには30人ぐらい青年海外協力隊のかたがいるみたいです。 

私のいる州は日本人私だけなので安否確認のために
時々連絡をくださいって言ってくださって。
今年に入って日本のかたに会えたの2人目です。
やっぱりなんかほっとします。


栗山さやか | | comments(3)

エイズの影響のこと。


昨日は、政府に出す書類、
 一緒にボランティアしてくれている子と二人で作成していました。

 彼女(ルーキア)先週の土曜日がお誕生日だっていってたから、
 おめでとうーーって言ってプレゼント渡すと、
 「すっかり忘れて、今さやかからの言葉で思い出したよーーっ
  私誕生日だったんだー」て。

 「 私の誕生日の日、私のいとこの旦那さんが亡くなったの、
 そのいとこの兄弟も同じ日に亡くなったの。
 1日で二人の家族一度に病気で亡くしちゃってね、、
 その子、子供3人いたんだけど、
 その子供も昔みんなもう死んじゃって。。、」

 何で亡くなったの?って聞くと
 なんかの病気だったんだよ。。。 たぶんエイズだったんじゃないかなって。。

 
 その子27歳だけど、もうお父さんもほかの兄弟たちも
 亡くなっていて、大家族だったのに。。。って。

  
 ルーキアも私と同じ歳ですが、
 旦那さんが亡くなってしまって
 すごく苦労しているんだと思います。。

 ルーキアが、私の兄弟13人いたの。
 でも今生き残っているのは6人だよって。

 前にこの町で働くキューバ人のお医者さんが
 今はモザンビークの平均寿命35歳ぐらいだよ。って。
 
 本当にいつもいつもお葬式がたくさんあって、
 お年寄りのかたが亡くなってしまっているんじゃなくて
 私よりも若い子や私と同年代の子達です。

 こっちの子達は、いとこ、全部で100人以上余裕でいたりするのに
 もう亡くなっているいとこの子達もたくさんいます。
 
 私のいとこの数、全部で、6人でみんな元気にしてるっていったら
 あり得ないーってみんな驚いてました。
 
 
 出産で亡くなってしまうこともとても多いです。
 正しい知識と、医療設備のなさ、命の短さ本当に本当に感じます。。


写真。 村の病室の写真と、村の病院の前の写真です。
     自転車タクシーや牛のタクシーで重病のかたは
     運ばれてきます。
  





栗山さやか | 日々の暮らし | comments(3)

現地の言葉のこと。

モザンビークは、35年前ぐらいまで
 ポルトガルの植民地だったので
公用語はポルトガル語です。

現地語は国全体で、 43?44?ぐらいあって、
私がいる州は、3つの現地語があります。
でも色んな州からの人たちも住んでいるので
10言語ぐらい使われているみたいです。

モザンビークみたいに現地語がたくさんある国って
現地の人たちも、ちょっと別の町に移動しただけで
同じ州の人同士でも、その土地の人と言葉が通じないです。

ですが、ポルトガル語をある程度の町に住んでいるかたたちは、
話せるし、たくさんある現地語、
何ヶ国語も話せるかたも多いです。

昔は学校がほとんどなかったので
大人のかたでも、読み書き一切できなかったり、
あとポルトガル語も
話せないかた多いですが、
昔ポルトガルのかたの家でお手伝いさんしていたり、
色んな州に住んでいたから、たくさんの言語を話せるかたも
多いです。


優秀だなぁと思います。

部族も43〜60?ぐらいあって(みんな言うことバラバラで
正確な数わからないです。。)


よく、「あの地帯は、ジャワ(部族のひとつ)がたくさん住んでるから危険だよー」とか
「ニャンジャ(別の部族)の人たちは、ずる賢い」とか
「あの男はジャワだから、奥さん10人欲しがっている」とか。

みんなそれぞれ言っています。

みんな別の部族のひとのことはあんまり良くいわないみたいです。
でも普通に子供作ったり、一緒に住んだりしています。

現地の言葉覚えたいですが、なかなか難しいです・・。



この町にいるフィリピン人の友達が、
フィリピン今、洪水で
彼女の家族の家も屋根まで水がきて、
家族はもう避難しているけど、停電で電話が通じなくなってしまって、
とても心配していました・・。

洪水早く収まるといいです。。
日本の台風も大丈夫だったみたいで安心しました。。

写真  移動のカヌーの運転手さん。
    暑いから裸みたいでした。






栗山さやか | 日々の暮らし | comments(0)

写真です。




栗山さやか | 日々の暮らし | comments(0)
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