昨年9月から準備を進めていたトイレ建設がやっと終了しました。
便器やドアが盗まれてしまわないように入口に柵を設置するとも考えましたが、逆に高額になる柵が盗まれてしまう可能性もあるとのことで今回は見合わせ、しばらく様子を見ていくことになりました。
家庭ではトイレがない子供たちが多いので、みんなで使い方を覚えてきれいに保っていけたらと思います。
ご支援下さる皆様に心から感謝申し上げます。
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「世界中の6歳から18歳までの2億4,400万人の子供と若者が、2021年になっても依然として学校に通えていないことが示されている。」(ユネスコ World education blog)
貧しさ等が原因で、学校に通わずに働かなければならない、学用品が買えず学校に行くことが出来ない、家族の意向で通わせてもらえない、読み書きを知らないまま一生を終えていく人たちを減らすことにアシャンテママも少しでも貢献できればと思っております。
私は約11年暮らした東南アフリカ(内モザンビークは約10年)から離れ、
遠隔から日々やりとりをしていますが、なかなか思うように活動が進まないことも多々あります。
一人でも多くの子供たちの支援をと思い活動地域を広げ、その分問題も増え様々な問題が起きるたびに穏便な解決策を模索して、少しずつでもなんとか活動を続けて行けるようにと思っています。
いつもご支援を続けて下さる皆様に心から深く感謝申し上げます。
【支援するアシャンテママの子供たち】
昨年より建設中のモザンビークナンプラ州の教室のトイレの経過になります。
便槽も完成し、着々と建設が進んでいたのですが、アシャンテママの教室へと続く細い通り道は、近隣住民の方が管理している土地になっています。
今回、その管理しているご家族が食料確保のために、この道を封鎖してカボチャを植えるとのことで、道がなくってしまう可能性が高くなってしまいました。
悩んでいたところ、この道側とは反対側の土地利用の許可を取得できるということで、その手続きを進めることにしました。
この地域の何人かのリーダー、数名の承認者たち、土地の管理者やその周辺の人々と、後々土地の境界線などで揉めてしまうことがないように話し合いを重ね、それぞれの方々から許可を取りました。
日付を合わせて、一緒に土地の範囲を測定していったのですが、後日、書類への記載ミスが判明しまた一から測定やり直し、更に土地のリーダーが別の地域に滞在中などで書類作成が一緒にできず、正式な土地利用の書類がもらえるにはまだ時間がかかりそうです。
一方でトイレ建設は順調に進み、最終段階に入っております。
この地域は、インド洋に面していている州で交易がある港町があり、内陸のニアッサ州や内陸国のマラウィと比べ、比較的物が安く買えます。
そして今回初めて便器を購入することができました。教室に通う子供たちもとても喜んでくれると思います。
この教室の周辺の多くの貧しいご家庭はトイレがなく、鍬で適当な場所に穴を掘って用を足す暮らしと聞いていました。
誰でもこのトイレを使えるように、公衆トイレのように地域で利用するのはどうかなと考えたのですが、残念ながら使用中の安全面に加え、トイレのドアや便器が盗まれる可能性が高いとのことで今回は断念しました。
ご支援を下さる皆様のおかげで、厳しい暮らしをしている子供たちに、こういった学びの場の提供をするための教室建設が出来ることにも心から感謝申し上げます。
いつも本当にありがとうございます。
【建設中のトイレ】
]]>新しい教室に設置するトイレ建設は、大きな業者に頼むのではなくて、
地域の職人さんと一緒に進めています。
便槽は完成し、別の排水のための穴も掘ってもらいトラックをレンタルし奥地まで石を購入しました。
この石を無事に穴に入れる作業も完了しました。
今は、トイレ自体の建物を建設しています。
大きなマンゴーの木があったのですが、もう腐ってしまっていて倒れてしまう危険もあるとのことで、
数時間かけて、木を切ってもらいました。
時間がかかってしまっていますが、完成が楽しみです。
この教室では、登録済みの両親を亡くしてしまった子供たちあるいは障がいを抱える子供たち合わせて約250人が
週に何日か学びに来る予定です。
ご支援を下さる皆様心からお礼申し上げます。
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モザンビーク北部は今約6か月続く雨期の時期に入っています。この雨の恵みで作物が育ち、およそ5月前後に収穫時期になります。そして自給自足で暮らすご家族は一家総出で畑を耕します。
自分が暮らす集落の土地も売買されてはいますが、せっかくできた作物が盗まれてしまう頻度も上がってしまうことに加え、
現金収入がほとんどないご家族は、畑を所有するためのお金を手に入れることは簡単ではないので、多くのご家族は人里遠く離れた奥地に、竹などでできた簡素な掘っ立て小屋で寝泊まりし、食べ物を得るために畑を日々耕し
数か月そこで暮らすことが多い現状があります。
子供たちも1年のうち半分ほどの雨期の季節はそこで暮らし、日々くわで畑を耕したり、幼い兄弟のお世話、水汲み、薪拾いをし、収穫が終わる時期になると小学校がある集落に戻ってきます。
こういったことが、子供たちが学校に通えない原因のひとつになってしまっています。このようなケースに対してアシャンテママでは、子供たちが集落に戻ってきたときに、小学校入学支援を行うと共に、授業の遅れを取り戻すためにアシャンテママの教室を開校しています。
また小学校は出席日数が足りなくても、年度末の最終試験に合格すれば進級できるので、一人でも多くの子供たちが入学できるよう、中退することがないように、今後も支援していければと思います。
いつもご支援心から深く感謝申し上げます。
【写真】アシャンテママの教室に通う子供たち
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写真は排せつ物が溜まる便槽になります。職人さんによりと、このタイプのトイレの使用年数は使用頻度にもよりますが、約15年〜20年とのことです。
この教室のある地域の貧しいご家庭は、貧しさから小さな穴トイレを作ることも難しい場合が多く、トイレがないご家庭もあり、
そういったご家庭は、近所にある茂みの中に入って用を足したり、排せつしたい場合、その場でクワで穴を少し堀り、排せつをして埋めると聞きました。
教室が開校した際には、衛生的なトイレの使い方を教えたり、家に最低限の資材ででもできる穴トイレを設置することの大切さを伝えていくことが出来ればと思います。
皆様からご支援いただいた大切なお金で、この地域では、ご両親を亡くしてしまった子供たちのために、こうしたおトイレや、教室を建設し、一人でも多くの子供たちが学べるようにすることが出来ております。
心から感謝いたします。
2024年のご挨拶を申し上げます。
石川県能登地域で起きてしまった地震、飛行機の事故、
被災された皆様や事故に遭われた皆様へ心からお見舞い申し上げます。
どうか一人でも多くの人々の命が助かりますように。
犠牲になられた方々とそのご家族、ご親族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
昨年も子供たちへの教育支援を主としたアシャンテママの活動を続けさせていただくことができ、
ご支援を下さる皆様には深く感謝いたします。
本当にありがとうございます。
今年も新しい教室の開校、活動内容の改善、運営体制の見直し、問題事の対応等を進め、
一人でも多くの子供たちが教育を受けれるようにと活動を続けさせていただければと思います。
どうか新しい1年も皆様にとって心穏やかな年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
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1年の終わりの慌ただしい時期ですが、今年も様々なことが起こりながらも、また活動を続ける事が出来て、とてもありがたい気持ちと少しほっとするような気持ちになる時期です。
活動しているモザンビークでは、12月が学校の年度末になり、2か月ほど夏休みがありその後、2月が新年度になります。
毎年この時期アシャンテママでは、学校に通わずにいる子供たちが来年から学校に通えるようにサポートをしています。
アシャンテママに通う子供たちや、アシャンテママがある村に暮らすご家庭は、約98%がほぼ自給自足の暮らしをしています。そして12月は、1年の半分ほどある雨期の始まりの季節です。
家の近くでは畑を持つことは難しいので、家から離れた奥地にある(片道徒歩4、5時間かかる場合も)自分の畑に主食となるとうもろこしの種をまく時期でもあり子供たちも一家総出で畑仕事を手伝う季節です。
来年も一人でも多くの子供たちが教育を受ける機会が得られるように、サポートしていけたらと思います。
どこの国も物価上昇で大変な日々の中、遠く離れた国に暮らす子供たちにと支援を続けて下さっている皆様、本当にありがとうございます。
【写真】村にあるアシャンテママの教室で、集まった親御さんたちや子供たちに説明会をする準備をしているところ
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アシャンテママの5つ目の教室(モザンビークナンプラ州)のトイレの建築が進んでおります。
職人さんと事前に見積もりや作業工程等について話し合い、
材料を自分たちで買い集め作業をしてもらっていきます。
こういった職人さんとのやりとりもそうですが、
(マラリア感染や病気、遠くの村に住む親類が亡くなり数週間村へ滞在、近所の方の葬儀、家族間で問題が発生しその対応に追われて作業ができない)等で何をするにも大幅に日程が遅れることはよくあることなので、
ここは柔軟に対応していっています。
日程の大幅な遅れはありますが、腕は確かな職人さんと聞いていて完成が楽しみです。
ご支援して下さる皆様に心からお礼を申し上げます。
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本日、15周年オンラインイベントにご参加して下さった皆様
誠にありがとうございました。
当初は数か月、あるいは1年だけでもやってみようと思って始めた活動、気づけば15年間もの間、反省点が多くありながらも、モザンビーク北部やマラウィ南部の、主に親御さんを亡くしてしまったりした子供たちの支援を続けてくることができました。
ご支援をなさってくださった皆様に今一度心から深く感謝申し上げます。
オンラインでもご紹介させていただいた、現地スタッフたちからのメッセージを紹介させて下さい。
〜〜
こんにちは。私たちニアッサのメンバーは、私たちに与えてくださったすべてのサポートに感謝したいと思います。
私たちは、日本からご支援を下さっている皆様が、ここで厳しい環境で暮らす子供たちをサポートするためにどれほどの支援をしてくださっているか、皆様が忙しい暮らしを過ごす中でも、子供たちのことを思って、尽力されていることをさやかより聞いており、私たちはこのサポートに報いるために全力を尽くしたいと思っています。
こんなに寛大で親切な方々と一緒に仕事ができるとは思いませんでした。
今日、私たちは子供たちの顔に笑顔が見られます。それは皆さんによって生み出された笑顔です。
ご支援を下さる皆様は、ここの子供たちに教育を受ける希望を与えてくれます。
一部の人にとっては、(遺児の子供たちの支援とは)小さなことのように思えるかもしれませんが、私たちにとってこれまで受けたサポートは非常に重要であり、より多くの子供たちが新しいことを学びに来ると信じています。
このような感謝の気持ちを表す言葉はありません。
私たちは、すべてのご寄付者と、子供たちのニーズに配慮するために、直接的および間接的にかかわってくださっているすべての人々に感謝します。
子供たちを代表して、本当にありがとうと言いたいです。
どうもありがとうございます。
〜〜
今後ともこつこつとできる限り活動をしていけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
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突然になりますが、オンラインイベントのお知らせをさせて下さい。
11月26日 16時〜17時30分(オンライン)
アシャンテママ15周年記念トークイベント
を開催させていただくことになりました。
npo法人アシャンテママ代表理事の福田 淳さんと
トークをさせていただきます。
詳細及びお申込は以下からご覧いただけましたら幸いです。
https://peatix.com/event/3768323/view
参加費 5千円 (参加費のほうは全額活動費に充てさせていただきます)
になります。
2009年から細々と始めた活動ですが、
約15年が経った今も、ご支援をして下さる皆様のおかげで活動を続けさせていただいております。
アシャンテママの子供たちからの声
ファティマちゃん14歳(育ててくれているおばあちゃんに余裕がなく小学校3年生で中退)
〜〜
今日は、教育、食事、健康など、非常に重要な社会福祉について学びました。
私が勉強をすることを手伝ってくれて本当にありがとう。
来年は、また小学校に通えるようにおばあちゃんに話してみます。
少なくとも 12 年生(日本でいう高校3年生)までは勉強を続けることを約束します。
これからもセンター(アシャンテママ)で勉強も続けたいです。
本当にありがとう。
〜〜
ご支援を下さる皆様心からお礼申し上げます。
【休み時間に勉強を教え合う子供たち】
]]>なかなか建設許可が下りずにいたモザンビークナンプラ州の新しい教室のトイレの建設工事をやっと始めることが出来ています。
地元の職人さんにお願いし、トラック(運転手さん付)をレンタルして材料を自分たちで購入します。
雨の降らない乾期なので、土地はとても固くスコップで何日もかけて穴を掘ってくれました。
子供たちも完成をとても楽しみにしています。
ご支援を下さる皆様に心から感謝申し上げます。
【トイレ建設の写真】
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フローラちゃん(11歳)の声になります。
〜〜
アシャンテママの教室で勉強し始めてから、とても幸せを感じています。
自分の名前を書くこと、お友達の名前を書くこと、アルファベットを読むこと、そして数学を少しずつ学んでいます。
今まで小学校には通ったことはなくて、
家族のために離れた奥地に行って薪を探して頭に乗せて運んだり、水汲み、手で洗濯をするなどの日々を過ごしていましたが、
今は、アシャンテママの教室がお休みのときしていて、教室には休まず通うことができてます。
アシャンテママの教室のおかげで、今まで知らずにいたABC の知識、文字を書くこと、自分の名前を書くことが出来るようになりました。
ここに来ることが大好きで一生懸命学んでいます。ありがとう。
〜〜〜
【ノートなどを受け取った子供たち】
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14年前から変わらない活動ですが、
今年も変わらず学校に通ったことがない子供たちがアシャンテママの教室に通ってきてわいわいみんなで勉強をしています。
もうすぐ来年の小学校入学の時期が来ます。
来年も一人でも多くの子供たちが小学校に通えるようにサポートしていきたいと思います。
14年間もこういった活動を続けさせていただけることにいつもありがたい気持ちでおります。
世界中で物価が上がってしまい、そんな中でもこうしてご支援を続けて下さる皆様に
心から深く感謝いたします。
【写真】
ノートなどを受け取った子供たち
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ジュアオン君
13歳?
〜〜
今日の授業では、病院、学校、教会、モスクなど、人々が普段行く場所である公共の場所について学ぶことが出来ました。
〜〜
担当している先生からの声
ジュアオン君は、3か月前にアシャンテママの教室に初めて登録して通い始めました。
アシャンテママに通い始めた子供たち、ノートと鉛筆を受け取った子供たちの声になります。
〜〜〜
学校に通ったことがないし、鉛筆を買える余裕が家族にはなくて今まで一度も自分の鉛筆を持ったことがなかったから
生まれて初めてノートと鉛筆などをもらえてとても嬉しいです。
文字を頑張って覚えたいです。
〜〜〜
ご支援して下さる皆様いつも本当にありがとうございます。
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1日の授業の終わりに今日の子供たちの声も活動日誌に書いてもらっています。これからブログでも紹介していきたいと思います。
アンシャちゃん(小学校6年生)
〜〜
今日は、 クラス 人や果物など、
モノをグループ化してまとめる方法を学びました。
ベン図と中括弧を学びました。
〜〜
ご支援を続けて下さる皆様本当にありがとうございます。
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一人でも多くの子供たちの教育を受ける機会を増やすために、活動地域を広げさせていただいております。
また一から新しい地域で教室を立ち上げるには、現地の情勢などもあり多くの時間がかかってしまっておりますが、焦らずに数年先を見て着実に進めさせていただけたらと思います。
現地対応の業務もさらに増え、なかなかこのブログを更新することができず申し訳ございません。
マラウィの教室では、無事に修繕工事は完了いたしましたが、現地の法律改正によ再開の許可取得にまだしばらく時間がかかってしまいそうです。
一方でモザンビークで一番最初に始めた活動地域のニアッサ州では、おかげさまで、変わらず子供たちが教室に通って勉強を続けることができています。
解決しなければいけない問題は常に起こり、まだまだその都度改善していかなければいけない点も多くありますが、子供たちが安心して通うことができる教室、先生たちと楽しく学べる教室作りを心掛けています。
アシャンテママの先生たちとも、
「ポルトガル語(公用語)をまったく話せなかった子供たち、学校に通ったこともなく、ABCも書けなかった子供たちが、少しずつ話せるようになり、書けるようになり、その姿を見るとは嬉しいね」とよく話します。
振り返ってみると、
最初は、今日もこうして活動を続けさせていただけるだけありがたさから始まり、来月もきっと大丈夫、今年いっぱいまで続けることが出来そう、来年もまだ活動が続けられそう、続けられそうだと思える期間が徐々に伸びていき、本当にありがたいことだという気持ちの繰り返してやってきました。
今では、数年先まで考えられるようになり、ご支援を続けて下さる皆様に心から感謝申し上げます。
【お昼ご飯中の写真】
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アシャンテママの教室に何年も通っていた女性が、久しぶりに教室に来てくれました。
5歳になる自分の子供を、アシャンテママの教室に通わせて勉強させてほしいとのことでした。
活動している地域では、子供たちを公立の学校やアシャンテママの教室に通わせることをよく思わないご家族、親類の方がいることもあります。
労働力を削られてお金にもならない勉強をさせるよりも、毎日毎日多大な労力と時間が必要になる家事(水汲み、遠くにある川への洗濯、薪拾い、薪に火をつけるところから始まる料理、幼い兄弟の子守りなど)や、家族が飢えに苦しまないように小さなうちから畑を手伝うことのほうが重要、という考えがあります。
ただ、自分自身が子供の頃、一度でも小学校に通った経験があると、自分の子供にも勉強をさせてあげたいと思う確率がかなり上がると言われています。
今回、自分の子供を連れてきたこの女性もそうなのだろうなぁと嬉しく思いました。
子供を学校に通わせること以外にもそれぞれの地域には、それぞれの地域が大切に守ってきた伝統、習慣、文化があり、時代の流れと共に、少しずつ時代の流れに合わせて変化していくのだろうと思います。
アシャンテママの活動が、少しでも厳しい暮らしをしている子供たちの希望の灯りになれることを思い活動を続けさせていただいております。至らない点も多くありますが、少しずつでも良い変化をもたらし、子供たちが教育を受けることは当たり前になるように、子供たちが亡くなっていくことはよくあることではなくなるようにと願っています。
ご支援して下さる皆様本当にありがとうございます。
個別にお礼をお伝えすることが出来ておらず大変申し訳ございません。
心から深くお礼申し上げます。
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今期のアシャンテママの活動は、過去13年の活動を振り返りながら、運営体制の見直し等も進めています。
アシャンテママに通う子供たち、そのご家族、ご近所さん、地域の人々、現地政府関係者、スタッフとして活動に参加するメンバー、たまたまアシャンテママの教室の前を通りがかって声をかけてくれた通りすがりの人々、みんなが少しでも温かい気持ちになるような活動が出来るようにと思っています。
特に読み書きを知らずに、学校に通うことを知らずに成長している子供たちが少しでも安心して、楽しく勉強ができる場所になるようにと活動しています。
音信不通になっていた昔アシャンテママに通っていた子供たちが、実はもう亡くなってしまっていたなど、悲報を受け取ることも少なくありません。
こういった悲しい知らせを受け取るたびに、もっと何かしてあげれたことがあったのではと、悲しくとてもやるせない気持ちにもなります。
約16年前、エチオピアで同じ部屋で寝泊まりして数か月一緒にボランティアをしたオランダ人の女性がいます。今でも連絡を取り合う中で、アフリカの貧しい人々の話、世界の格差、理想とする社会のありかたなどの話もよく一緒にします。
彼女は、キリスト教のカトリックを信仰していて、彼女の兄弟たちも宣教師としてザイール(今のコンゴ民主共和国)やその他アフリカの国々などで、布教をするために人生の大半を過ごし長い間暮らしていました。
彼女の息子さんも、オランダ政府の農業支援関係で、10年ほどエチオピアに住み、今は3週間ごとにオランダとエチオピアを行き来する生活を続けていて、彼女も何度もエチオピアなどを訪れていました。
その彼女が
「私が見たり聞いたりしたアフリカのいくつかの国で貧しい暮らしをする人々は、本当にこれだけの1日の食事量でどうやって生きていられるのかと思うぐらいの食べ物しか食べることができず、水や服、火をつける薪、灯りの替わりになるロウソク一本ですら、苦労して探し続け一生を終えていく。あまりに厳しい生活で、こういった人たち子供たちの支援等はせずに、神のもとに、天国に早くいかせてあげたほうがいい気がしてしまうときがある」
とつぶやくことがありました。
こういった気持ちは彼女だけではなく、アフリカで知り合った先進国出身の人々からも聞くことがあり、そのたびに考えさせられました。
それでもアシャンテママの13年間の活動を通じて、皆様からのご支援によって救われた大勢の子供たちもいることは、大きな活動の成果です。
飢えに苦しむ子供たちをなくすこと、感染症などで短い生涯を終えていく子供たちをなくすこと、これは多くの要因が絡み合い、とても長い年月がかかることだと思いますが、
読み書きができるようになり、自分で本を読んだり、学校に通い知識を増やしてくれる子供たちが一人でも増えるように、厳しい暮らしをする子供たちに1日でも笑顔の日を増やすことが出来るように活動を続けられたらと思います。
ご支援をなさってくださる皆様に心からお礼申し上げます。
【写真】アシャンテママ教室に登録をしに来た親御さんを亡くしてしまった子供たち
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アシャンテママの現在の活動場所は、大きく分けて4地域にある6教室(モザンビーク5教室、マラウィ1教室)になります。
その中で建設中(あるいは、現地管轄期間からの開校の許可待ち)が3教室、改修中が1教室あり、今現在授業が行われているのは、2つの教室になります。
マラウィには電気も届いていない小さな村に1つの教室があります。周辺の村々からも多くの子供たちが通ってきており、過去6年間に渡って教室を続けてきました。おおよそになりますが、これまで合計20万食の給食も提供することが出来ました。
他の教室もそうですが、現地の小中学校には給食ないので、アシャンテママでの給食提供は、空腹で過ごすことが多い村々の子供たちにとって、とてもありがたいと感謝の声を子供たちから、ご家族から、村の人々から、いつもいただいていました。
ご支援して下さる皆様に心からお礼を申し上げます。
このマラウィの教室は、以前の大きなハリケーンの影響や今後のためにも教室の修復が必要になり、一度教室を休校して修復をさせていただいております。
同時に現地管轄機関からの活動許可の延長の手続き、日々改正される現地の法律に照らし合わせて、法務や労務に関しても今一度、現地の専門家の人々とやり取りを進めております。
専門家とのやり取りに関しても、途中で音信不通になってしまうことも何度もあり(金銭の支払いが発生する前だったことが救いでしたが)、予定したよりも多くの時間がかかっておりますが、今後のことを考え、細かな点もしっかり再度確認対応していければと思います。
それでもマラウィでは、多くのNGOやNPOが、どこの県(28県)にもあり、支援団体を歓迎しているような雰囲気があるように感じます。
(国名は書くのを控えさせていただきますが隣国では、「NGOやNPOは、自分たちがお金を稼ぐために現地の貧しい人々を利用している」と過去の経験からかそう考えてしまう人々も残念ながら少なくはないと思います。)
内陸国で資源にも乏しく最貧国の一つで多くの問題を抱えていると言われているマラウィですが、人々は温和で「アフリカの温かい心」と言われているのも納得です。いつもマラウィに入国するたびに安心感をもらえていました。
マラウィの一部の人々もよく言うように、隣国とは違い恐怖心のようなものを持つことなく、たとえとても時間がかかるにしても公的機関から書類等は取得ができ、そのおかげで国外国内問わず多くの支援団体が活動している、みんなで助け合うという雰囲気があると言われています。
マラウィのアシャンテママ教室再開までまだもう少し時間がかかってしまいそうですが、安全面でもしっかり対策してまた教室再開をさせていただきたいと思います。
いつもご支援を下さり誠にありがとうございます。
【写真】以前のバルコニー教室
【写真】修繕して下さっている方々
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アシャンテママの活動は、決して大きな活動ではありませんが、数か所にあるそれぞれの教室で、週に数日通って勉強し、お昼ご飯を提供し、最低限にはなりますが学用品の支援も過去13年にわたってずっと続けてきました。
支援している子供たちだけではなく、その子供たちを育ているご家族、活動地域に暮らす方々、活動に参加する現地のスタッフたちにも活動を通して、悪影響を与えることだけはないように、ほんの少しでもいいからいい影響を与えることが出来ればと、活動を何年も続けさせていただくうちに想うようになってきました。
それでも様々な問題が起こってしまって私自身の配慮のなさや、知識不足等で落ち込むこともありましたが、先日、現地で会計を主に担当するスタッフの一人ソウザから、ある日曜日の朝にふと以下のメッセージが届きました。
〜〜〜〜〜〜
私はこの協会(アシャンテママ)の仕事に感謝を表したいです。協会の子供たちに与えてくださる支援者の皆様のサポートに感謝しています。
私たちスタッフにも活動する機会を与えていただきありがとうございます。
ここでの仕事がなかったら、私たちはただ時を過ごしているか、または悪事を働いてしまったりして日々を過ごしてしまったかもしれません。
そしてこの活動のような誇らしく思えるような活動に関わることはなかったでしょう。すべてに感謝しています。
これからもこれまでと同様に、協会の活動を続けていきたいと思います。
また、活動を支援して下さっているご支援者様や日本のNPOの方々の献身的な取り組み、長く続けてくれているご支援に胸を打たれていることをお伝えしたいです。
いつの日か、私も皆様のように他の人々のために尽くせる人になりたいです。
ありがとうございます。
〜〜〜〜
ご支援を下さり本当にありがとうございます。
【活動をしている一部のスタッフたちの写真】
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約13年前にアシャンテママの最初の教室を始めた地域では、本来なら小学生中学生である年齢の子供たちが、学校に行ったことも鉛筆を握ったこともないことがとても多かったのですが、今では「子供たちは学校に行くもの」という認識に変わり、嬉しい変化が見えております。
ご支援をして下さる皆様のおかげで、この地域にあった3つの教室だけでも、親を亡くしてしまった子供たち、障がいやHIVなどの病気とともに生きる約2000人の子供たちへの教育支援、生活支援をこれまで続けてくることが出来ました。
この地域での活動を振り返ってみると、通常の教室(給食支給)、図書室運営の他に以下の活動を主に行いました。
●政府の学校への登録手続き
小学校の入学手続きで公用語のポルトガル語が話せなかったり、読み書きができないため、申請用紙に子供の名前等記入をすることが出来ず、入学受付の方に暴言を吐かれて追い返されてしまって悲しんでいたお母さんたちや、亡くなった娘の子供を一生懸命育てているけど小学校とは何かよくわからないおばあさんたちの話を聞いて、提案するような形で小学校入学を進め、スタッフや私が小学校の入学手続きの受付まで付き添い手続きを支援するということを毎年繰り返していました。
●身分証明書の取得
自分の存在を証明するものがないまま大人になってしまうと学校に通うことが出来ない、様々な書類取得ができない等問題が起こってしまいます。身分証明書(日本でいう戸籍)がない子供たちには、これを取得できるように手続き支援も続けてきました。
●緊急時の病院搬送、薬代、食料の支援
病気等で体調が悪化した子供たちの病院搬送、薬局で買わなかけれればならない薬代の支援、入院の際に毛布のレンタル、飢えをしのぐための緊急食糧支援服が十分にない子供たちへの衣類の支援等をさせていただきました。
●蚊帳、サンダル、学用品等の支援
世界で一番人を殺す生き物は蚊ですが、その一番の原因になるマラリア感染を少しでも防ぐための蚊帳の支援や、足のケガや感染症を防ぐためのサンダル、学校に通うために必要な学用品の支援も続けてきました。
●マイクロファイナンス
片親家庭や自分の娘が亡くなり孫を引き取って育てるおばあさんたちに、簡単な職業訓練やマイクロファイナンスサポート。
こういった活動を続けることが出来ているのも活動を支えて下さっている皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
今期は、過去13年の活動を今一度振り返りながら、運営体制の見直しや、改正が続く現地の法律をもう一度確認し直し、労務や法務、リスク管理、土台作りにも力を入れていきたいと思っております。
町から離れた奥地と呼ばれる村や集落には、学校には行けず読み書きができないまま成長している子供たち、毎日朝から晩まで、水汲みや畑仕事に追われる生活を送っている子供たち、重い障がいと共に生きている子供たちが多く暮らしています。そういった子供たちにも支援の手が届くように、少しずつ少しずつ活動地域を増やしていこうと日々活動を続けております。
世界中で経済の悪化で多くの影響を受けているのにも関わらず、それでもとご支援を続けて下さる皆様に心から感謝申し上げます。
【アシャンテママで支援している子供たちのご自宅の写真】
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最近のアシャンテママの活動は、図書室運営や決算作業等に加え、都市部や町から離れた奥地と呼ばれる場所に暮らす子供たちの支援ができるように、時間のかかる手続きをしたり、新しい教室の建設や修繕等も進めております。
法律の変更などでなかなかスムーズに手続きが行かず、予定したよりも大幅に時間がかかってしまっておりますが、少しずつでも進めていればと思っております。
支援活動のなかで、両親を亡くした子供たちにノート等を配布をさせていただきました。ノート等を受け取った子供たちは、とてもとても喜んでいて、感謝を込めてみんなでお礼の絵を描いてくれました。
モザンビークも他国と同じように物価が急激に上がり、両親を亡くしてしまった子供たちを育てている年老いた祖母、親戚等には子供たちにノート等を買ってあげるお金がないのが現状です。今年もまた蚊帳や通学バック、緊急食糧などの支援もさせていただけたらと思っております。
遠く離れた国の見ず知らずの厳しい暮らしをしている子供たちのことを想い、ご支援を続けて下さる皆様に心から感謝申し上げます。
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認定NPO法人取得の時期や、アシャンテママの事務所費用について時々ご質問をいただきます。
事務局のほうから個別にご回答を差しあげている場合もありますが、
このブログのほうにも掲載しておきたいと思います。
以下は事務局からのお知らせになります。ご不明な点がありましたらお気軽にお問合せください。
いつもご支援をいただきまして誠にありがとうございます。
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認定NPO法人化の時期、並びに日本の事務所費用についてご回答申し上げます。
認定取得が遅れており、皆様の寄付金が未だ控除の対象とならないことに、大変申し訳なく思っております。釈明のようになってしまいますが、認定取得に対する現状の懸案点をお伝えいたします。
当団体では皆様からの寄付金のほとんどを、現地での支援活動に使わせていただいております。そのため国内は全員ボランティアスタッフによる運営となっており、専任スタッフは雇用しておりません。
認定取得には厳しい審査があり、事務的業務が増えることから複数の専任スタッフが必要になると予想しております。しかし現状は専任スタッフへの給与配分が厳しく、収益と人材面で課題があるのが実情です。
全NPO法人のうち認定を取得している団体は全体の2%強、かつその大半が比較的規模の大きな団体、という大変狭き門ではありますが、将来的に当団体もその門をくぐれるようバックオフィスの体制を整えて参りたい所存です。なにとぞご理解いただければ幸いです。
また日本国内に所在してございますアシャンテママの事務所についてですが、こちらは当団体の理事が運営する会社の事務所を兼用しております。賃貸料等は発生しておらず、寄付金からの国内での事務所利用費への支出はございません。
いつも当団体をご支援いただきありがとうございます。
アシャンテママ事務局
]]>今年の日本の冬は雪も降った地域も多くあり、厳しい寒さと聞いております。
皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。
ご支援いただいている地元企業さんのご厚意により、
数年前からアシャンテママの活動等を漫画にしてくださる企画がありました。
このたびその漫画が完成し限定部数ですが冊子としてまとめられ、またこれと同じ内容を企業さんの下記ブログにて掲載していただいております。
【漫画】渋谷のギャルがアフリカでNPOを始めるまで
(リツアンSTCさまの企業ブログ)
作画は漫画家のたまきちひろさん、監修には応援会の河田さんをはじめとするメンバーの方々にご協力いただきました。
また漫画には2冊の自著を紹介しており、掲載するにあたって両出版社さまにご理解をいただいております。
(金の星社さま)
なんにもないけどやってみた プラ子のアフリカボランティア日記
(岩波ジュニア新書さま)
この漫画を多くの方々に、活字よりも読み易いと思うので特にお子様に読んでいただけたら、
日本とはまた違った環境におかれ育つ子供たち、世界には様々な暮らしがあるということに少しでも興味をもっていただけたらと思います。
最後に、この漫画制作に携わっていただいた多くの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
アシャンテママの支援地域の一つモザンビークナンプラ州にある活動地域。
この地域は、アシャンテママの4つある活動地域の一つで、5つ目の教室になる予定です。
この地域で登録している子供たちは、両親を二人とも亡くしてしまった子供たちになり、
今現在で212名、110家族になります。
2021年からコロナ渦の中での少人数での青空教室、小学校の登録支援、緊急物資支援、緊急時の病院の付き添いを実施しています。
今年中にはアシャンテママの教室が開校される予定で、みんなでとても楽しみにしています。
モザンビークは、2月からが新学期になるのですが、
今のところ所在確認が取れている子達全ての小学校入学や進級のサポート及び確認が取れました。
(奥地へ畑を耕しに行ってしまっていたり等、所在確認が今現在取れない子供たちも追ってサポートしていきます)
一人でも多くの子供たちが学校に通えるようにと思っております。
ご支援を続けて下さる皆様に心から深くお礼申し上げます。
【写真】1年前に支給したスクールバックを見せてくれる子供たち
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昨年のアシャンテママは、モザンビーク北部とマラウイ南部において、建設途中の場所も含めて4地域(6か所)にて活動をさせていただきました。
活動地域の拡大などによって生じた様々な問題や対応も多々ありましたが、子供たちのサポート活動は変わらずに続けることができました。
2006年に初めてアフリカ大陸に渡り、裕福な人々が多く暮らす都市部ではなく、電気水道ガスがない世界で当たり前のように暮らす人々や、医療教育社会などの面でも、自分が抱いていた今までの常識とはまったく異なる環境で暮らす子供たちを見て、何か少しでもサポートが出来ればと思い、2009年からずっと続けさせていただいている活動です。
大変ありがたいことに、それ以来毎年途切れることなくこの活動を続けることができており、ご支援をしてくださる皆様に深くお礼申し上げます。
皆様が一生懸命働いて手にしたお金、節約など頑張ってやりくりをしてくださった大切なお金を、遠くの国で厳しい暮らしをしている子供たちにと、優しいお気持ちとともにアシャンテママに託して下さっていることに、心からありがたい気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
反省点も多かった2022年ですが、2023年はその反省を生かして、さらに一人でも多くの子供たちに教育を受ける機会を与えることができるようにと思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も皆さまが心穏やかな一年をお過ごしくださいますように、心からお祈り申し上げます。
【写真】年末に棒せっけんやお米を受け取った時の子供たち(3つ目のアシャンテママ教室)
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モザンビークでは、隣国のマラウィに比べ、まだまだ学校に行く機会が無く読み書きができないまま成長している子供達が多くいる地域があり、大人になっても読み書きができないとやはり苦労してしまう現実があります。
現地では様々な問題を抱えておりますが、一人でも多くの子供たちが読み書きができるように、教育の機会を受けることができるようにとも思って、ご支援をいただきながら今もアシャンテママの活動を続けさせていただいています。
モザンビーク・二アッサ州でも、多くの人々が暮らす町から離れた、まだ電気も通っていない場所も多い15の村々での調査活動が、来年からできるように手続きを始めています。
モザンビーク北部の情勢が不安定なこともあり、活動許可をとるのにも時間を要する場合も多いですが、根気よく続けて行けたらと思います。
ご支援を続けて下さる皆様に心からお礼申し上げます。
【写真】アシャンテママの教室に通い始め、ノート、ペン等をもらった子供達
モザンビーク北部の小さな村や町でも、子供達が亡くなってしまうことは、先進国と呼ばれる国に比べると今もとても多く、無事に大人になっても、若くして亡くなっていってしまうことも多い現状があります。
旦那さんをすでに亡くし、約9年前に子供たちを残して亡くなっていったマトーラさん。
マトーラさん(以前書いたブログより)
残された子供達が飢えで苦しまないように食料援助を続け、学校も続けられるように身分証明書(日本でいう戸籍の役割をする)の取得、学用品の援助を続けてきました。
約9年経った今では、マトーラさんの2人の娘さん(カティアとシシリア)の1人は無事に高校を卒業し、今は看護学校入学を目指しながらもアシャンテママの教室では先生として働き小学校低学年の子供たちに授業をしてくれています。
もう1人の18歳のシシリアもアシャンテママの教室で働き掃除や飼っている犬のお世話等をしてくれています。
二人ともアシャンテママの活動にとても感謝してくれ働いてくれています。
両親をまだ子供の頃に亡くし、信頼して頼れる親類もいなかったマトーラさんの子供達が無事に大きく成長したことをとても嬉しく思います。
ご支援を続けてくださっている皆様本当にありがとうございます。
【写真】アシャンテママで先生として働くカティア
【写真】向かって左がカティア
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モザンビーク・ナンプラ州での活動延長許可取得も、管轄機関による視察日のスケジュール調整が難航しているようで、まだ取得出来ておりません。
予定していた活動が、スケジュール通りには進んでおりませんが、教室の建設は進んでおり、この地域で親を亡くしてしまい厳しい暮らしをしている子供達への支援を、時間がかかってしまっても少しずつでも出来ればと思っております。
アシャンテママの活動地域が広り教室も増えたので、子供たちが、ほかの地域で学ぶ子供たちの様子、活動の状況を見られるように、セキュリティーがある教室の壁に写真を飾りました。
子供たちはみんな興味津々で、自分たちと同じようにアシャンテママに通う子供たち、サポートを受けている子供たちの写真を眺めています。
いつもご支援を下さる皆様、本当にありがとうございます。個別にお礼を伝えることができていないままで大変申し訳ございません。
様々なことが起こり大変なことも多い世の中ですが、季節の移り変わりや、秋の季節、秋の味覚を皆様楽しまれていますように。
【写真】 教室に飾った写真
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約1年半前から援助活動を始めた地域で教室を建設させていただいております。
この地域は、コンゴ民主共和国等からの難民キャンプのすぐ近くにあり、周辺の集落にも厳しい暮らしをしている人たちが多く暮らしている場所です。
両親を亡くしてしまい、厳しい暮らしをしている子供達が多く、そういった子供達へのサポートを主にこの教室にてさせていただければと思っております。
それぞれの地域で少しずつ小さな活動をしておりますが、活動の目標は13年前から変わることなく、貧困等の厳しい暮らしや病気で亡くなってしまう子供たちを一人でも減らすこと、そして読み書きがままならない子供たちに学びの場を提供し、ひとりでも多くの子供たちを政府の小学校に進学させることができればと思っております。
アシャンテママの教室に何年も通ってきた子供たちのなかには、立派に高校まで進学したり、さらに卒業後アシャンテママで先生として他の小さな学年の子供たちに教えてあげながら、看護学校等への入学を目指している若者たちもいます。その成長ぶりにはとても大きな喜びを感じます。
しかしその一方で、日本とまったく異なる環境で支援活動を続けることの厳しさも日々実感しており、問題が次々と発生して落ち込んだり反省を繰り返し、なんとか解決に向けて試行錯誤をしている日々です。
ご支援を続けてくださる皆様に心からお礼申し上げます。
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マラウィとモザンビークの活動地域は、今は冬の終わりの乾燥している時期ですが、コロナは収束へと向かっているとのことです。
2022年8月14日の新規感染者数
● モザンビーク:28名
● マラウィ:1名
日々色々な問題事等もありますが、それぞれのアシャンテママの教室では、変わらず子供たちが勉強を続けています。
2019年から始めた二アッサ州にある一つの村では、小学校が村にありながらも小学校に通えずに成長してしまっていた子供たちが100人以上いました。
この子供たちのほとんどが、アシャンテママで毎年続けている入学登録支援により、小学校に通い始めることが出来ました。
この子供達が途中で小学校を中退してしまうことがないように、これからも支援を続けて行ければと思います。
ご支援を続けてくださる皆様に心からお礼申し上げます。お体にお気をつけて今年の夏を少しでも皆様が楽しまれていますように。
いつも本当にありがとうございます。
【写真】アシャンテママの教室に通う子供たち。
バックや、ノート、サンダルを受け取った時の子供たち
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主食となる白いとうもころしの種を支援したご家族が暮らす地域は、数年前から干ばつ被害がひどくなっていて、モザンビーク北部の中でも飢えがひどい地域と認識されている場所です。
それに加え、今年の3月にサイクロンの被害があり、畑も影響を受け、育っていたとうもころしが大きなダメージを受けてしまい、収穫は望んでいたよりも少ない量となってしまいました。
一方で支援させていただいたご家族の中には、蒔くはずの種さえ飢えに耐えられず食べてしまった家族もあったと聞き、「アシャンテママの支援のおかげで種を蒔くことができ収穫もできた」と感謝の言葉もいただいています。
前回のブログ記事にコメントを下さった方のおっしゃる通り、世界中でも最も二酸化炭素排出量が少ない暮らしをしているような人たちが、最も深刻な被害を温暖化により受けている気が私もしております。
現地でも格差はありますが、こういった地域に暮らすアシャンテママが支援している両親を亡くしてしまったご家庭は、電気水道ガスもなく、乗り合いワゴンにすら乗るお金もめったに手に入りません。
肉や卵、牛乳、砂糖、料理油、プラスチックで梱包された商品は買う余裕はなく、自給自足で、自分の畑でとれたものを少しずつ消費して暮らしていますが、気候変動の影響を受けてか、年々収穫量が減っていってしまっている現状です。
最低限の支援になってしまっているかもしれませんが、今後もこういった地域に住む遺児家庭の支援を少しでも長く続けていくことが出来たらと思っております。
ご支援を続けて下さる皆様に心から深くお礼申し上げます。
【写真】収穫した白いとうもろこし。これを粉にし、お湯で練って主食のシマになります。
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まだ電気が届いていない地域にある現地でも特に飢えがひどいといわれている2つの村において、
主食であるシマ(乾燥した白いとうもろこしをお湯で練ったもの)になる、白いとうもころしの種を、51家族に昨年支援しました。
この51家族は両親を亡くしてしまった子供たちの家庭になります。子供たちも畑仕事を日々一生懸命手伝います。
家庭環境は様々ですが年老いた祖父母に育てられているか、叔母に引き取られて暮らしていますが、
どこの家庭も困窮していて、日々の食べ物や衣類にも困る生活で、昨年より子供達へ衣類や、蚊帳、緊急時の食料支援、学用品の支援をしてきました。
日本でいうバスのような乗り合いワゴンも、トラックも通っていないこの地域の村のひとつに、アシャンテママの教室を建て、親を亡くしてしまった子供たちの支援が少しでも出来ればと思い、手続きを進めています。
いつもご支援を下さる皆様心から深くお礼申し上げます。
【写真】
支援している子供達
1枚目 種を受け取った写真
2枚目以降 収穫が終わった後のとうもろこし畑
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7月からスタートするNPOサブスク支援アプリ「エイドル」に掲載される最初の団体のひとつに、このたびアシャンテママを選んでいただきました。
「エイドル」は世の中の社会課題の解決に取り組むNPO団体に光を当て、そこに共感した支援者との繋がりを生むことを目指した、新しいスタイルの支援アプリになります。
現在アシャンテママを含む11団体が登録されていて、著名人のサポーターが支援をリードしてくださるそうです。最初のトップサポーターには、EXITのりんたろー。さんが就任してくださっております。
詳細は、EXITりんたろー。さん、NPOサブスク支援アプリ「エイドル」の最初のトップサポーターに就任決定!(PR TIMES)をご覧ください。
「エイドル」は、以前よりアシャンテママの支援をしてくださっている、株式会社リツアンSTC代表の野中さんの提案からスタートした事業でした。このブログでも何度か触れていますが私の高校時代の野球部の先輩です。
「寄付金集めに苦労しているNPO団体の力になれたら」というお気持ちから様々な方法を考えてくださったようで、昨年の夏頃に「エイドル」の原案を聞かせてもらいました。
アシャンテママと同じく、世界の多くのNPO団体さんが苦労していることのひとつに、活動への理解と活動をするための資金集めがあると思います。
「エイドル」アプリを通じて様々な活動団体を知ることや、余裕があるときに少しだけ応援をするということがもっと身近なものになっていけばいいなと思います。そうすれば、社会の様々な問題が少しづつ解決に向かう可能性が広がり、厳しい暮らしを長く続けている子供達、様々な事情で窮地に陥ってしまっている人々が少しでも暮らしやすい世界になるのではと思います。
そんな事業にアシャンテママが参加させていただけることになり、とても嬉しくありがたく思っております。
アシャンテママにご寄付を続けて下さる皆様にも心から深く感謝申し上げます。
現地業務対応に日々追われてしまい、個別にお礼をお伝えすることが出来ておらず本当に申し訳なく思っております。
いつも本当にありがとうございます。
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ブログの更新が遅れてしまっており申し訳ないです。
モザンビークでは、コロナ対策で教室が2020年3月より閉鎖されておりその間、プリント配布採点、図書室解放の活動が主になっておりましたが、遂に教室再開の許可がおり(マラウィは1年以上前から)、無事にアシャンテママの教室再開しております。
ひとつの村では、1カ所のバルコニー教室(写真1枚目)が完成し子供達も大喜びでした。
奥地の村や集落に住む、親を亡くしさらに厳しい暮らしをしている子供たち、障がいや病気と共に生きる子供たちに支援が届くようにと、今現在は別の教室の建設作業を2カ所で始めさせていただいております。
アシャンテママでは、発展の著しく比較的支援が集まりやすい首都や首都近郊ではなく、中心地から離れた地域の支援の手がなかなか届きにくい子供たちに援助をと思い活動しております。
教室の建設は、レンガ工でもあるアシャンテママのスタッフが教室を建ててくれています。
他の地域でも、都市にある大きな建設会社には頼まず、その地域に暮らすレンガ工さんたちにお願いしています。
今回のレンガ工さんはコンゴ民主共和国からの難民の方で、受注が何カ月もなく困っていたため、仕事をもらえてとても嬉しいと話していたとのことです。
教室の建設には、まず土地の利用許可を取得し、建物のタイプによって現地政府からの建設許可を取る場合といらない場合があります。
建物の形状によって、わら、竹、砂、泥、木材、鉄線、レンガ、セメント、トタン、などをそれぞれ買い集め、運搬し、建設していきます。
貧しいと呼ばれているそれぞれの地域で、少しでも多くの厳しい暮らしをする子供たちが教育を受け続けることが出来たり、緊急時は薬代などの支援していくことがこれからもできたらと思います。
物価が高騰して大変な中、ご支援を続けて下さる皆様に心から深く感謝申し上げます。
【写真1枚目】バルコニー教室が完成したアシャンテママの教室
【写真2枚目】新しい村での教室建設
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いつもご支援して下さり皆様心からお礼申し上げます。
現地業務に加え決算作業に追われてしまい、なかなかブログが更新できずにおり大変申し訳ございません。(いただいておりますコメントにも必ず返信させていただきます。)
今では6か所(モザンビーク北部5カ所、マラウィ1カ所)でアシャンテママの活動させていただいておりますが、13年前に活動を始めた頃と変わらず、一人でも亡くなっていってしまう子供たちを減らせたら、一人でも多くの子供たちが読み書きを憶えることが出来たらと思っております。
新しく登録した子供たちの一人一人のご両親が亡くなってしまった経緯や、厳しい家庭の状況を聞くと今も色々考えさせられます。
いつかまたご支援してくださる皆様にお礼のお手紙を届けようと子供たちがお手紙を書いてくれました。
おかげさまで何年もアシャンテママに通っている子供たちは立派に高校生になったり、無事に高校を卒業してアシャンテママで先生をしながら、看護学校入学等を目指している生徒たちもいます。
一方で、新しい地域の子供たち、新しく登録をした子供達は、やはり今まで鉛筆やペンを人生で一度も持ったことがないまま成長している子供たちも多く、まだまだ文字を書くことが出来ない子供達も多くいますが、少しずつ少しずつでもと思っております。
温かなご支援を本当にありがとうございます。
【写真】カメラを知らない子供たちは笑顔を作ることが難しいですが、今回かわいい笑顔を届けてくれました
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アシャンテママの主な活動のひとつに、一人でも多くの子供たちへの小学校通うための手続きをサポートしています。
今年(1〜2月)も小学校に通えずに年齢を重ねていた、それぞれの地域を合わせて約60人の子供たちへの、小学校登録支援をすることができました。
小学校に通えない理由は家庭によってそれぞれですが、主な理由は以下になります。
等になります。
入学した小学校を中退してしまうことがないように、そういった支援も今後も変わらず継続していきたいです。
ご支援をして下さる皆様、いつも本当にありがとうございます。
【写真】昨年から支援を始めた二つの地域で、両親を亡くしてしまった180人の子供たちに、ノートやペン等を支援した際に撮影しました。
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アシャンテママが活動しているマラウィの周辺の村々では、コロナ感染者は今まで一度も見つかっておりません。
マラウィ全体のワクチン接種率は4〜5パーセントと低いままで心配しておりましたが、マラウィ全体でも過去24時間以内の感染者は1名のみとのことで、平均してもここ最近は5名ほどとのことです。
新しく黒板を購入させていただきました。子供たちもきれいな黒板に大喜びでした。
ご支援を下さる皆様本当にありがとうございます。
【写真】新しい黒板と疥癬の薬を受け取った子供達
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生まれてから一度も学校に通ったことがなく両親を既に亡くしてしまっていて、HIVと共に生きる11歳の男の子でした。アシャンテママの教室に誘い、通い始め、翌年には小学校への入学手続きを手伝いました。
あれから4年が経ち、ジョージは変わらずアシャンテママの教室に通って楽しそうに勉強を頑張っていて、小学校にも通い無事に小学校4年生になり15歳になりました。
ジョージは、年老いたおばあさんと崩れた藁の屋根と泥の壁のお家に住んでいました。 親戚も近くにいましたが貧しく、ジョージのことを気に掛ける余裕があるようにはどうしても見えないとのことでした。
なぜかジョージのHIV外来診察(月に一度)が片道歩いて2時間かかる隣の地区の診療所になってしまっていて、通いやすい近くの診療所に変更してもらうようにと診療所に私も付き添い変更してもらい、ジョージを含め付き添いのおばあさんも診療所へ通うのがとても楽になったととても喜んでくれていました。
ジョージのような特にサポートが必要な子供達(両親がすでに死亡、HIV感染等)には「特に声をかけてあげて、体調の変化などに気づいてあげてね」とアシャンテママの先生たちにも伝えて、定期的に家庭訪問を実施していました。
ジョージが教室に来ない日は様子を見に行ってもらい、具合が悪い場合診療所に付き添ったり、薬をしっかり忘れずに飲めているか、栄養のある食べ物を届けたり、一人で抱えてしまっている問題なんかあるか何かできることはないか聞いてもらうことを続けていました。
数か月前に、ジョージがとても具合が悪いと聞き、すぐにスタッフが町にある病院に運び、即入院、輸血処置が行われました。
ジョージ、眠るときに寒くならないように毛布を渡して、スタッフたちが交代でお見舞いに行きご飯を届けたり、ジョージが食べたいという果物を届けていました。
その後体調が良くなったジョージはある朝、突然退院の許可がでて、歩いて2時間以上かかる道のりを歩いて帰っていることがわかり、ルーシアさん(アシャンテママスタッフ)が急いでバイクタクシーで無事に送り届けたと後から聞き、心からほっとしていました。
それからしばらくしてジョージが突然、亡くなってしまったと連絡が入りました。
悲しい気持ち、もっと何か出来ることはなかったかと悔やむ気持ち、でいっぱいになりました。
今はどうか天国で亡くなったご両親たちに会って穏やかな時間を過ごしてくれればと祈るばかりです。
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干ばつがひどく飢えが年々ひどくなっていると言われる地域で、昨年、両親を亡くしてしまった子供たちに主食となるとうもろこしの種の支援を致しました。
今年は雨がしっかり降り支援した種が無事に育っていて、子供たちも畑仕事を毎日手伝い収穫をとても楽しみにしていると聞いていたのですが、先日のサイクロン(GOMBE)で畑も被害を受け、この地域の多くの家も損壊してしまったと連絡が入りました。
モザンビークでもマラウィでも、貧しい地域に住む人たちの多くの家庭が自給自足の暮らしをしているので、干ばつや洪水、サイクロンなどが起こると収穫がほとんどできず、食べ物に非常に困窮してしまいます。
1年を通して今の時期は収穫前で、一番食べ物に困ってしまう時期なので、両親を亡くした84人の子供達の厳しい暮らしをするご家庭に、主食のトウモロコシの粉、お豆、料理油を支援させていただきました。
ご支援を下さる皆様本当にありがとうございます。
【写真】サイクロンが来る前の、種を支援した子供たちの畑と子供たちのご家庭での食事風景
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このご家庭は、この子たちを背中に背負って遠く離れた畑まで歩き、畑仕事をしながら暮らしを立てています。
このたび都市にて車イスを購入することが出来たので、そこから200キロほど離れた、この子たちの暮らしている村まで届けに行きました。
二人の子供たちも、おばあさんたちも、とてもとても喜んでくれました。
この子たちが暮らす村は、一番近い診療所まで約15〜19キロ(徒歩片道約4〜5時間)かかり、現金収入を得ることは難しく、周辺地域よりも飢えがひどいといわれています。
アシャンテママでは、この村で昨年から継続的に両親を亡くしてしまった子供達への小さな援助活動を始めております。
ご支援をして下さる皆様心からお礼申し上げます。
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アルクさん出版の情報誌、ENGLISH JOURNAL 3月号(2月4日発売)の特集「世界で輝く女性たちの言葉」で、アシャンテママの活動等をインタビュー記事(日本語での掲載)として紹介してくださいました。
3月8日は、女性の権利と政治的・経済的分野への参加を盛り立てていくために国連が制定した「国際女性デー」とのことで、3月号では世界で活躍する女性へのインタビューや、ジェンダーの基本用語などが掲載されています。
今年創刊50周年を迎えた本誌は、著名人のインタビューや興味深い特集記事、世界のニュース、ネイティブトークなど、バラエティー豊かな英語関連の情報を掲載しており、幅広い読者層に支持されている月刊の英語学習情報誌です。
とても読み応えのあるこのような雑誌に、このたびアシャンテママの活動を紹介していただいたことを、とても嬉しく思います。
ご興味のある方は、お手に取っていただければ嬉しいです。
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以前コメント欄にいただいておりましたご質問の回答になります。遅くなってしまって大変申し訳ございません。
今年から新しく始めた地域(2か所)では307名の両親を亡くし、厳しい環境に暮らす子供たちを支援させていただいおります。
このうちの1つの活動場所の222人は今年の1月から始めさせていただいた難民キャンプ及びその周辺に暮らす子供達で、この子供たちのご両親の亡くなった理由のそれぞれの割合は以下の通りです。
以下が両親の死亡原因(ご家族から聞いた理由をそのまま記載)になります。
・戦争、紛争で殺害された 21%
・HIVエイズ 20%
・ショック死 (夫の死亡を聞いた際に倒れてその後亡くなってしまった) 9%
・事故死 8%
・出産時や妊娠時の合併症 7%
・毒殺 6%
・マラリア 4%
・強盗に襲われて死亡 4%
・結核 4%
・コレラ 3%
・癌 3%
・病名不明の病気 3%
・貧血 2%
・下痢 2%
以下1%未満になります。
・糖尿病関連
・喘息
・肝炎
・ヘルニア
・感電死
・溺死
・牛に襲われ死亡
・自殺
・消息不明
とのことです。
ご両親を亡くし、厳しい生活を送る子供たちに少しでもこれからも支援を続けることが出来ればと思います。
ご支援を下さる皆様の温かい気持ちがこういった子供たちへつなげることが出来ればと思います。
温かいご支援心からお礼申し上げます。
先日埼玉県越谷市立新方小学校の3年生から6年生の総合的な学習の時間で、ZOOMにてお話させていただきました。
アシャンテママの支援している子供たちがどんな子供達で、どんな暮らしをして、アシャンテママがどんな活動をしているかを
写真を見ながら説明いたしました。
生徒の皆さんは、静かにお話を聞いてくれ、その後質問タイムで疑問に思ったことをたくさん質問をしてくれて嬉しく思いました。
日本の小学生の皆さんが考える疑問にも、もっとわかりやすく答えることができるようになれなければいけないなと改めて思いました。
このようなご機会を下さった新方小学校の先生の皆様、お話を聞いてくださった生徒の皆様、いつもご勤務されている小学校とご縁をつないでくださってアシャンテママの活動をずっと応援してくださる田畑校長先生、心からお礼申し上げます。
【写真】 蚊帳を受け取った子供達のご自宅の布団の前で
蚊帳を渡したあとも使用状態はどうかやぶれてしまった箇所はないか、親戚の人等に盗まれてしまったり売られてしまっていないかなどご自宅訪問しています。
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一時は、もう落ち着いたかのように言われていましたが、まだ断続的に小さな村や集落への大規模ではない襲撃は続いているようで人が殺されてしまっているとのことです。
私たちの活動している州でも襲撃があり(2021年11月12月の間に7回の襲撃)、この地域の人々3803人が国内避難民として住んでいた村や集落を離れていて不安は広がっているとのことでしたが、その武装勢力のリーダーを捕らえ殺害したとのニュースも流れ、今月に入ってからはこの州での襲撃や、襲撃地域が拡大したとの情報はありません。
2017年から始まったこの紛争で3100人以上が死亡し、81万人以上が自分の集落や村から離れて避難民になっていると発表されています。
アシャンテママのコンゴ民主主義共和国出身のスタッフたち(今現在は難民としてモザンビークに在住)からは、コンゴ民主主義共和国東部で起こっている紛争の様子の写真やビデオが時々送られてきます。
Tシャツに長ズボンの格好で、学校に行くときに持っていくような黒いリュックを背負い、手に持っている長い銃を撃ちながら走り回っている人たち。
銃を手にもっていなかったら普通の学生さんに見えるような若者たちでした。
彼たちは、襲撃者たちが自分たちの村に入ってこないように自衛しているんだと聞きました。
送られてきた首を切られたり、お腹が割かれ腸が出されている子供たちの写真、裸で乳房を切られて亡くなっている少女の写真、無残なご遺体がはらっぱのような場所で並んでいる写真。ここ2か月以内に殺されてしまった人たちだと言います。
大人が殺されてしまった写真は数日以内のものだと聞きました。
今回の紛争で首を切断された人達の遺体が見つかった時に、この襲撃犯たちに誘拐されて逃げ出すことが出来た女性たちの証言で
「首を切断した」と話していたのは14歳ぐらいの少年たちで、それを名誉であるかのように語っていたと。
この子供たちも元々誘拐された子供達でその後、人を殺すように教えられ洗脳されてしまったのではと。
ひとたび紛争などになると相手を殺害することが名誉になってしまうこと、平和な場所に暮らしていれば勉強を頑張っている年頃の子供たちがこうして兵士のように大人たちに利用されていることに心から悲しく思います。
コンゴ民主共和国東部の長引く紛争の一つの大きな原因である、世界中の人々が必要とする資源。
先進国と呼ばれる国に暮らす私たちが豊かな暮らしをすることが出来る陰で、そうではない真逆の状況に置かれている人たちのことをいつも考えさせられます。 こんなことを思っても仕方がないかもしれませんが、産まれ落ちた場所が違えば、立場が全く逆だったんだなぁとよく思います。
今年もご両親を亡くし難民として生きるコンゴ民主主義共和国やブルンジ出身の子供たちの援助も続けさせていただきたいと思います。
ご支援をして下さる皆様に心からお礼申し上げます。
【写真】 プリントを頑張りサンダルや石鹸をもらえたアシャンテママの子供達
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昨年のアシャンテママの主な活動内容を報告させてください。
●移動教室の運営
2020年に引き続きコロナウィルス対策として、モザンビーク3校(444名在籍)に通う子供達には移動教室の実施と図書室を提供しました。マラウィ1校(254名在籍)は2月より授業を再開できました。
●支援物資の配布
モザンビーク3校ではプリント提出数に応じて蚊帳、サンダル、石鹸、制服、ノート等を支給しました。2021年より活動を始めた地域(ナンプラ州)では、両親を亡くした子供達(84名)にトウモロコシの種や古着等を配布しました。
● 小学校入学復学支援
小学校に通うことがなく年を重ねている子供たちへの小学校入学支援及び、様々な事情から小学校中退してしまった子供達への復学支援。一人でも多くの子供達が小学校入学、卒業をできるように支援致しました。
●緊急支援
病気になった子供たちの病院への搬送と薬や輸血用血液代の支援を実施しました。またHIVと共に生きる子供たち、極度の貧困家庭の子供たちには食料支援を実施しました。
●難民キャンプの子供たち支援
2021年より、難民キャンプ(コンゴ民主主義共和国やブルンジなどからの難民)と周辺の小村で暮らす、両親を亡くした子供たち(222名)への支援を開始しました。学用品や食糧の支援、小学校入学支援、診療所付き添いのほか、青空教室を定期開催し健康状態や悩み事などを共有しています。
●そのほか
教室の修繕(3校)と防犯強化対策(1校)、新しい活動地域への許可申請(災害宣言中につき保留中)、子供たちの調査登録などを実施しました。
昨年は2020年からの継続支援に加え、許可申請中のため不定期な活動体制ですが活動拠点を二か所ほど広げることができました。
最も貧しいとされる地域で厳しい環境に生きる1000人以上の子供達(6か所)に支援を届けることができました。
まだまだ活動内容に関しましても改善するべき問題がありながらも、支援している子供たちも、育てているご家族や親類もアシャンテママの活動にとても喜んでくれていていつも「ご支援を下さる方にどうかお礼を」とおっしゃってくださっています。
今年度も一人でも多くの厳しい環境に暮らす子供たちの支援が出来ればと思っております。
ご支援を下さった皆様心からお礼申し上げます。
【画像】2020年度(2020年3月から2021年2月まで)の活動支出内訳になります。
•皆様からいただきましたご寄付合計 5,686,299円
•支出合計 5,265,291円
特定非営利活動事業別の割合
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昨年も皆様からの温かいご支援のおかげでアシャンテママの活動を続けさせていただくことが出来ました。
サポートをして下さった皆様に心から深くお礼申し上げます。
また改めて後日昨年の活動に関しましてこのブログに書かせてください。
ブログの更新が遅くなってしまって大変申し訳ないです。
私事ですが、年末年始風邪をこじらせてしまい(コロナは陰性でした)咳のしすぎで肋骨まわりの筋肉が咳をするたびに激痛で、なかなか眠れない日々を過ごしていましたがやっとだいぶ楽になりました。
今回のこじらせた風邪で改めて健康のありがたさを感じました。日々健康であることを当たり前のことと思ってはいけないなと思いました。
それに何より、こんなたった一時の体調不調で辛く感じてしまい、長い間辛い症状のある病気と共に生きている子供達、慢性の疾患と共に生きている方たちのことを想うとまた本当に考えさせられました。
この時期は体調を崩している方も多いと思います。どうか皆様も温かくしてご自愛くださいね。
マラウィの教室では今年もお正月のお祝いをみんなの大好きなお米とチキンのおかずでさせていただきました。
モザンビークの教室では、今は夏休みでプリント配布も1か月お休みしていますがお米やお魚を支給させていただきました。
温かいサポートに心から感謝致します。
本年もどうか皆様にとっても笑顔が多い一年でありますように。
【写真】 それぞれの教室
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マラウィ南部地域もモザンビーク北部地域も例年よりも遅く雨期の時期にやっと入りました。
自給自足で暮らす多くの人々はこの時期に、畑を整え種を植え、日々畑を管理し約半年後の収穫を待ちます。
自分たちの住んでいる町や集落のそばの土地に畑を持つことは難しいので歩いて遠く離れた奥地に行き日々畑を耕し暮らしている家庭の子供たちも多いです。
このたびアシャンテママのひとつの活動地域の小さな村で暮らす、両親を亡くした子供達を育てる家庭にとうもころしの種を渡しました。こういった支援は今までに受けたことがなかったようで、みんなとても驚き、そしてとても喜んでくれたとのことでした。
飢えがひどい地域では、土に種を埋める前にその種を食べてしまうのではとの心配もありますが、遠く離れた奥地に畑を持つ家庭もあり、全ての家庭は無理でしたが、いくつかの家庭は植えるところまで一緒にサポートをしました。
現地でも貧困がひどいと言われる地域ではやはり多くの人が若い年代で亡くなっていってしまっていて、残された子供たちを年老いた身体で一生懸命育てるおばあさん、祖父母も亡くなられている場合は、親戚が育てていたり、残された年上の兄弟たちが面倒をみて暮らしている家庭もあります。
今後もそういった家庭を少しでも支援できたらと思います。
ご支援してくださる皆様に心からお礼申し上げます。
【写真】袋に入ったとうもろこしの種を受け取った子供達。写真を撮られたことが今までになく、カメラを向けられると少し怖かったみたいで笑顔の写真が撮れておりませんが、とても喜んでくれていました。
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今年から活動を始めさせていただいた1つの活動地域では週に1度の頻度で、小さな青空教室を合計22か所で行っています。アシャンテママのスタッフ(メンバー)5人がそれぞれ担当箇所を回ってくれています。
アシャンテママのスタッフとして活動に参加してくれている一人は、今は難民として暮らしていますが、元々コンゴ民主共和国出身の看護師をしていた方なので病気についてだったり衛生のこと、道徳等もみんなで勉強会を少しずつ開いていっています。
みんなで定期的に集まることで健康状態のチェックや親戚の家で育てられる子供たちの家庭環境だったり悩みも少しずつ共有できればと思っています。
通っている子たちは、難民キャンプに暮らす両親を亡くした子たちに加え、難民キャンプ周辺で暮らす両親を亡くした子供たちもいます。
小さな活動ではありますが厳しい環境で暮らす子供たちに少しでもいい影響を与えることが出来ればと思っております。
ご支援を下さる皆様に心から感謝申し上げます。
【写真】 それぞれの勉強会の様子
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電気も水道もなく、路上マーケットも、診療所も、乗り合いワゴン(日本で言うバス)も来ない村に住む両親を亡くした子供たちの中には、体が麻痺をしてしまっている子供たちがいます。
2人ともほぼ話すことも出来ず、しっかり座る体制になることも出来ないため、1日中ゴザに横になっている日々を過ごしていると聞いています。
両親が亡くなってしまってからずっと一緒に暮らし、すべてのお世話をする年老いたおばあさんが、
「体が痛くないならないようなマットレスがあったら・・」
とぼそっと話していたと聞いていました。
このおばあさんは、年老いた体に布で巻き付けた7歳ぐらいになるこの子を背負って畑仕事にも一緒に連れて行っていると聞き、本当に頭が下がりました。
皆様からのご寄付で2人にそれぞれにマットレスを援助させていただきました。
いつもほぼ何もないような家の中の固い地べたにゴザをひいて眠っていましたが、生まれて初めて使うふわふわしたマットレス、とてもとても喜んでくれていて、数か月経った今でも家宝のように大切に使ってくれているとのことです。
ご支援を下さる皆様心からお礼申し上げます。
【写真】1・2枚目 マットレスを受け取る前の家の中の眠る場所
3・4枚目 援助させていただいたマットレス
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今年から始めさせていただいている新しい地域での、両親とも亡くしてしまった子供たちへの支援活動では、今現在307人の子供達を支援しております。
コロナの影響もあり、残念ながら政府からの活動許可の取得手続きにまだ時間がかかりそうな状況で、なかなか計画通りには活動が出来ておりませんが、近くの教会を借りて緊急食糧支援をさせていただきました。
通常は、週に一度それぞれの集落にある子供たちの家の外で少人数ずつ集まって青空教室で、簡単な衛生の授業や小学校登録の手続き、小学校を退学してしまった子たちの復学支援のサポート等をしています。
国内でも貧しいと呼ばれる地域に暮らし、尚且つ親が二人とも亡くなって、貧しい年老いたおばあさんや親せきの家で暮らし、障がいを抱え目が見えなくなってしまった子や、ポリオが原因で体が麻痺をしてしまっている子供達もいて、なんとか少しでもこういった子供たちの暮らしが楽になるような活動をと思っております。
ご支援をして下さる皆様いつも本当にありがとうございます。
【写真】近くの教会を借りて子供たちに緊急食糧支援をしたときの写真になります。
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モザンビーク北部の教室では、変わらずプリント配布による家庭訪問学習を続けていますが、マラウィ南部の村にあるアシャンテママでは、通常通り教室も変わらず再開されています。
この村々には乗り合いワゴン(日本で言うバス)も来ておらず、一番近くの乗り場まで徒歩2時間以上(約11キロほど)かかるため、人の往来が元々少ない地域です。
それもあり、教室がある周辺では今までコロナ感染が報告された例は1件もないとのことです。この地域に住む人たちは、コロナを都市部で流行している病気だという認識の人が多いとのことでした。
この村々ではコロナよりもマラリア、HIV、疥癬等が主な病気で、こういった病気に対する予防や、患ってしまった子供たちへの薬等のサポートをアシャンテママでは実施しております。
またこの地域は年々雨が少なくなってしまっているようで、農作物の収穫が減ってしまったため、アシャンテママでの教室で授業の後に食べられる給食にとても感謝しているとのことです。
ご支援を下さる皆様心から深くお礼申し上げます。
【写真】マラウィのアシャンテママの子供達
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先日まで開催させていただいていた「アシャンテママ11年の軌跡」展示会、ありがとうございました。
足を運んでくださった皆様、ポスターを貼って下さったり、ご準備等ご協力してくださった皆様に心から深くお礼申し上げます。
ご覧下さった方々からの温かいメッセージもいただき、恐れ多くて読ませていただくのに勇気がいりましたが、大切に一つ一つ読ませていただいております。メッセージを書いてくださった皆様、本当にありがとうござます。
今回の展示物は、私の母校である浜岡中学校でも展示してくださる予定だそうです。(ご提案くださった浜岡中学校美術部の小田先生、快諾してくださった校長先生、誠にありがとうございます。)
2009年10月から始めたアシャンテママの活動も、今月で12年が経ちました。35人の遺児の子供達から始めた小さな支援でしたが、今ではご支援を下さる皆様のおかげで、約900人の子供たちの支援になりました。
親を二人とも亡くしてしまいながらも、アシャンテママの支援を受け無事に今では高校を卒業できた女の子もいます。
支援している地域では、親を亡くしてしまった子供たちが高校を卒業することは、都市部に暮らす子供達、日本などの先進国とは違い簡単なことではありません。
今後も様々な問題が出てくると思いますが、少しずつでも、小さな支援でも、一人でも多くの子供達が読み書きができるように、笑顔が増えるように、本当に困った時に頼れる場所を提供することができればと思っております。
ご支援を下さる皆様心からお礼申し上げます。
【写真】プリントを続ける子供達と蚊帳を受け取った男の子(きれいにペンキを塗った教室の壁の前にて)
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最初の約5年間は、壁も屋根もわらでできたアシャンテママの1つ目の教室でしたが、
いただいたご支援のおかげでレンガとトタン屋根の丈夫な教室(5クラスルーム+バルコニーあります)になりました。
レンガの建物にさせていただいてから7年が経ち、半年ほど続く雨期が来る前に今現在修繕をさせていただいております。
教室の壁の色もアシャンテママのメンバーたちが塗ってくれ、ピンクからパープルにさせていただきました。
通っている子供たちもカラフルな教室に大喜びだそうです。
ご支援を下さる皆様心からお礼申し上げます。
【写真】 1枚目 2010年に始めた頃の写真。教室の前で。
2枚目以降 現在修繕中の教室になります。
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延期になっておりましたアシャンテママの展示会が今月8日から17日まで開かせていただくことになりました。
日時:10月8日から10月17日 午前9時から午後5時 (休館日10月11日(月曜日)
アスパル図書館も多くの本があり雰囲気も素晴らしいのでぜひ足を運んでいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
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現地のコロナ感染の状況について
モザンビーク共和国(総人口約3000万人)では、コロナの感染は減少傾向にあり1日あたりの平均感染者数は134人(9月15日死亡者3名)ワクチン接種対象中、2回接種完了は、約5パーセントから9パーセントとのことです。
活動しているモザンビーク北部の町や村々でも感染は元々そこまで広がっておらず、今はさらに減少傾向にあるとのことです。
マラウィ共和国(総人口約1863万人)でもコロナの感染は減少傾向にあり、1日あたりの平均感染者数は39人(9月14日死亡者2名)とのことです。ワクチン接種2回接種完了は約2.5パーセントとのことです。
マラウィでは、ワクチン接種への理解がなかなか進まず、寄付されて届いた大量のワクチンの使用期限が切れてしまったこともあったとのニュースも目にしました。
活動しているマラウィ南部にある村周辺では、今までコロナ感染者は1人も確認されていないとのことです。
【参照】
このコロナのパンデミックによる人々の影響等は?
私が現地の数人の人々から聞いた限りになりますが、
とのことです。
現地のある人々が言うには、町に住む人たちは最初はコロナをみんなエボラ出血熱みたいな感じなのかと怖がっていたけど、今現在の時点では「コロナよりもマラリアのほうが人の命を奪っていく」という認識と教えてくれました。
「コロナは先進国やお金持ち人たちの病気なのかも。コロナに感染するとたくさんの高齢者が亡くなっていってしまうって聞くけど、60歳になる前に何らかの他の病気で亡くなる人が多いここでは、コロナで亡くなる人は実はそこまで出ないんじゃないかな」とも。
HIVと共に生きる人々(モザンビークでは約220万人、マラウィでは約100万人)や栄養失調、疾患を抱えたり免疫が弱い人々、衛生状態が良いとは言えない場所に住む人々へのコロナ感染への影響がかなり心配されておりましたが、元々人の往来も活動地域では少ないこともあってか今現在の段階では、そこまでひどい状況にはなっていないとのことです。
主に親を亡くしてしまい厳しい家庭環境で暮らす子供たちに教育支援と共にコロナやマラリアその他の感染症予防を今後も少しずつでも呼び掛けていきたいです。
ご支援を下さっている皆様に深くお礼申し上げます。
【写真】プリント配布採点を変わらず継続させていただいております。通っている村の子供達
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