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集団で騒ぐ人々

 

現地の事務所の敷地に、

ビニール袋に入った

人糞が投げ込まれたと連絡が来ました。

 

投げ込んできた隣人の家に、

投げ返そうとしたのですが、

結局、

きっとこういうことをした人を裁くのは

神様だから。。と考え直して、自分たちで処分したと。

 

たまたまかもしれませんが、

イスラム教の子達は、投げ返すべきと言い、

キリスト教の子達は、神様に委ねるべきって

と意見がわかれたようで。。

 

結局最後は、

みんな、そうだね、裁くのは神様だね。。となったと。

 

 

この間、私も現地にいたときに、

大声をあげて道を歩く30人以上の集団がいました。

 

あぁ、ウニャゴ(割礼などの儀式)から子供達が戻ってきて

そのお祝いでも近くであるのかな。。

と思っていると、

みんなで一人で縛られた男の人をひき連れていました。

 

なんだか怖かったので、

急いでその場を離れてあとから聞いてみると、

 

あの男の人は、自転車?バイク?を盗もうとして

捕まって、これからみんなでこの犯人を燃やしにいくと。。

 

集団のみんなはプラスチックの油の空の入れ物を棒で叩いて

音を出し、大声をあげていました。(その中には子供達もいる)

集落からはなれたブッシュの中に連れて行っている途中だったそうです。

 

住んでいた頃、時々目にした光景です。

本当に燃やしてしまって焼死体が放置されていたとも何回かだけですが、聞きました。

 

遺体がそのまま放置されていて、

野犬たちが遺体を食べていたりして、

においもすごいから、移動させて穴を掘って埋めた。と

この間も聞きました。

 

みんな、泥棒、強盗たちに心底疲れているんだと思います。

見せしめのためにやっているんだと思います。

 

私の友人のブラジル人の女性は、

布教(キリスト教のプロテスタント)のために来ていて、

聖書、神様の教えを広めていますが、

「何が起こっても、

どんなひどいことをされてもその人を許そう。。」と言っていて。

 

カトリックのオランダ人の友人も

 

「どんなことが起こっても、最後に人を裁けるのは神様だけ。。」

と言っていたことを思い出しました。

 


やられたらやり返したり、

暴力的に解決するのではなくて、

許す心を持ちましょうと説くことは、

 

こういった現実で生きる現地の人たちにとっては特に、

前向きに生きる糧になるのではと思いました。

 

私自身、約11年東南アフリカで

そう思いながら過ごしてきたように思います。

 

 

栗山さやか | 日々の暮らし | comments(5)

コメント欄

さやかちゃん

このお話、響きました。

そうですね・・・私も無宗教ではありますが、神様はいつも見守っていてくださる、神様は私たちの心の中に存在すると思っています。だから、何事も誠実に・・・ですよね。

やられたらやり返す、目には目を歯には歯を・・・この精神もわからないわけではありませんが・・・ことと場合によるとも思います。悪いことは悪いのですが、人を殺すとか燃やすというのはまったく次元が違いますよね。どこかの国で、1つ物を取ったら、1本ずつ指を落としていくとか、何か盗んだら、裸で盗んだものを頭の上にのせて、その村を歩いて周るとか、今でもいろいろな話は聞きますが・・・見せしめにも程がありますよね。罰は与えるべきですが。
でも、それ以前に、悪いことをした人には、必ず天罰が下ると思っています。

うまくまとまりませんが、私も小さい頃から神様にはいつも見守られてる、見られている感じがしています。

でも、信仰のあるなしというより、それ以前に物事の分別がつくように育つことが大切なのかもしれません。やはり『教育』は大切ですね。そして、心の闇を抱えないように・・・でも、本当に貧しさや生活苦からの疲弊がそれをも超えてしまうのかもしれませんね・・・悲しい現実です。私たち日本人には理解できないほどの貧困が生んでしまう現実なのかもしれませんね。きれいごとでは済まない、これが現実なのですね。
心が痛みます。


Candy
Comment by Candy @ 2018/12/15 10:46 AM
はじめまして。栗山さんの著書、なんにもないけどやってみたを読んでブログを拝見させていただきました。私は今高校3年生で、途上国の支援について関心をもっているものの、何かと理由をつけて行動に起こすことができない自分がすごく嫌いです。この本を読んで、想像を絶する現状を知って、少しの募金でも現地の人にとっては大きな助けになることや、大学生になったら実際に途上国へ行って、何ができるかは分からないけれど今の世界の現状を自分の目で確かめたいと思いました。改めてこれからの自分の人生をどう生きるか考えさせられました、本当にありがとうございました。
Comment by みき @ 2018/12/16 2:48 PM
管理者の承認待ちコメントです。
Comment by - @ 2018/12/16 4:27 PM
 宗教によって犯罪への対応が違うというのは面白いですが、容疑者を焼き殺したというのが事実ならめちゃくちゃショッキングですね。これは法的処罰でなくリンチだから宗教うんぬんの次元ではありません。想像ですが、警察や裁判所が機能していないとか、法律がきちんと運用されていないとかの状況があるから自分を守るためリンチに訴えざるを得ないのでしょうか。
 たとえ法的な手続きを踏んでいても、えん罪ということもあるわけだから日本でも死刑は廃止すべきとわたしは思います。
Comment by 3・18 @ 2018/12/18 12:15 PM
> CANDY さま。

こういったことを含めての「教育」大切ですよね。
警察や、裁判所などしっかり頼れる場所がないような所で産まれ、暮らす人々には、先進国で暮らす人々が想像することが難しい現実に向き合いながら生きていると思います。

アシャンテママの活動が、子供達、まわりの地域の人たちに少しでもいい影響を与えることができたら。。と思います。。

CANDYさん、いつもコメントありがとうございます。




>みきさま。
 
 初めまして。 本を読んでくださって、そしてメッセージを書いてくださりありがとうございます。

>>大学生になったら実際に途上国へ行って、何ができるかは分からないけれど今の世界の現状を自分の目で確かめたいと思いました。

素晴らしいことだと思います。

ただ現地にいって、現状を見る、感じる、 もしかしたらその場所のほんの一部分しか見れないかもしれませんが、
それでも何か得るものはあると思います。

それが今後そういった国にかかわっていく、いかないということではなくて、自分の人生に何か新しい物事の見方などを運んでくれて、
自分とは全く違う生き方をしている人々を知るだけで意味があると思います。 応援しています。

コメントありがとうございました。





>3.18さま。

 いつもご支援本当にありがとうございます。
 警察や裁判所が賄賂などが横行し、しっかり機能していない場合、やり場のない怒りをそういったことをしてしまう人々もおります。 そういった考え方なども含め教育だったり、いい影響をつなげていくことは、大切なことと思っております。 

世界で少しでも安全な場所が増えれば、、怖い思いをして過ごす子供達、人々が減ってくれればと願うばかりです。。

3.18さま、いつも本当に本当にありがとうございます。。。

Comment by 栗山 @ 2019/01/01 8:01 AM

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