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お食事会とNPO設立申請のご報告

 

一昨日の夜、いつもご支援してくださる皆さまと、
お食事会をさせていただきました。

 

急に決まった集まりだったので、
多くの方にお声がけできない形での開催になってしまい、
申し訳ございませんでした。

 

このような集まりは、

坂之上洋子さん、栗原真佐子さんが

お声掛けをしてくださり、

8年前からお散歩会としてチャリティーを

してくださっております。

 

皆様からのご参加費は、

全額100パーセント、アシャンテママの活動費に使えるようにと、

会場は何年もずっと英治出版様が無料でお貸し下さり、

皆様へのお食事お飲み物その他の費用は、

スピーディの福田代表

スフィダンテの安本代表

全てご負担してくださって。

 

今回もご協力をいただき、

フードスタイリストの梶山葉月先生に、
おいしいモザンビーク料理を作っていただき、
いらっしゃってくださった皆さまといただきました。

 


実はこのたび、

日本でもアシャンテママのNPO団体を
設立させていただけたらと考えており、
そのご報告も兼ねての集まりでした。

 

長くなってしまいますが、
アシャンテママの今までのこと、現状、
これからのことについて書かせてください。

 


アシャンテママは約9年間、

日本では任意団体として、
ご支援や応援してくださる皆さまに支えられて、
これまで活動を続けることができました。

 

モザンビーク北部に暮らし始めたころ、
日々起こる様々な悲しい現実を見て、
もしかしたら、ほんのちょっとしたことをするだけでも、
救える命があるのではないかなと考え、活動を始めました。

 

現地の中でも更に厳しい環境で生きる人たちに、
何が本当に必要で、何が求められているのか。。。
現地のスタッフと試行錯誤しながら活動を続けてきました。

 

それは、遺児の子供たちや女性たちへの教育支援だったり、
命にかかわる場合の緊急の医療援助だったり、
飢えに苦しまないように

シングルマザー、HIVと共に生きる女性たちと、
畑で作物を育てることだったり、
家畜育てることだったり。。。

 


アシャンテママの活動は、
2009年、シングルマザーへの病気、衛生等への授業と

学校に通うことができていなかった、
35人の遺児たちの教育支援からスタートしました。

 

今では、モザンビークとマラウィの2か国3か所で、
532人もの子供たちの支援を行っています。

 

例えばその中には、家族を助けるために、
薪拾いや畑を耕すなどの労働だけをずっとしてきて、
学校に通う機会がないまま、大きくなった子供たちもいます。

 

そのような子供たちに対して、
政府の小学校への入学手続き援助をすることで、
16歳、17歳で小学校に通えるようになり、
読み書きもどんどん覚えている子もいます。


アシャンテママの活動を、ずっと続けて来られたのは、
このような活動に共感してくださる、
素晴らしい方々とのご縁によって、たくさんの応援や、
ご寄付や募金などのご支援をいただけたからです。


いつも深く感謝しております。

 


そんな中、私事で恐縮ですが、
長年友人だった方と昨年スペインで結婚を致しました。


妊娠がわかったときに、

マラウィかモザンビークで産んで育てながら
変わらず現地に身を置き活動を続けられたら。。
というのが私の希望だったのですが、夫や両家族の意向もあり、

現地での出産・子育ては断念せざるを得ませんでした。

 

自分が現地から離れて、これからアシャンテママの活動が

どうなってしまうのか、正直不安でしたが、
長く働いてくれている現地スタッフたち、

そしてそれを支えてくださる、
ご支援をいただいてる多くの皆さまのおかげで、
今も活動を継続することができております。

 

ただ支援している子供たちの人数も年々増えてきて、
これまで以上に責任を伴う運営が

求められるようになってきました。

 

このたびのNPO法人格取得によって、
安定した活動を将来的に継続していくことも、
目的のひとつと考えております。

 

 

今後のこと。

 

頑張って働いている現地スタッフを遠方からサポートする形で、
活動内容を見直し、効率化、充実化を進めていけたら、

と思ってます。

 

将来的に活動の幅を広げていくことも視野に入れながら、
安定した活動を継続できる基盤づくりを目指したい、

と考えております。

 

特にモザンビーク北部に住む子供たちを囲む環境は厳しく、
活動を始めたばかりの頃は、日々起こる悲しい出来事に対して、
人間の闇、絶望のようなものを感じてしまうことも、

よくありました。

 

でも今は、アシャンテママの教室で勉強している子供たちには、

勉強だけではなく、人を思いやる気持ちや、素敵な笑顔があり、

私はそこに、子供たちみんなの明るい未来を見ることができます。

 

今後も年月が過ぎて行き、

子供たちはどんなふうに成長していくのか、
それによって、この子供たちは周りの人々、

社会にどんな良い影響を与えることができるのか、

 

その子供たちを、一人で一生懸命に育てているお母さん、

おばあさんたちとも、みんなでそのことを楽しみにしています。


広い広い世界の中の、

小さな地域の子供たちではありますが、
ご支援してくださるたくさんの方々の

温かいお気持ちを受け取らせていただき、
そこから広がって世界が少しでも良くなることを信じて、
今後も活動を続けさせていただけたらと思っております。

 

532人の子供たち、

そしてそのお母さんや、育てているご家族に代わって、
ご支援してくださっている皆さまに、

感謝の気持ちを伝えさせていただけたらと思います。

 

心から深く深く感謝致します。


栗山さやか

 

 


1枚目の写真  お食事会の集まり

 

2枚目の写真  9年前にモザンビークで活動を始めたばかりの頃

 

3枚目の写真  マラウィのアシャンテママの子供たち

 

 

 

 

 

 

栗山さやか | お礼 | comments(9)

コメント欄

日本で子育てしながらアシャンテママを遠方からサポートされる由、まっとうな判断だと思います。ルアラちゃんの安全面からは言うまでもないし、またアシャンテママの将来という面から考えても、現場は信頼できる現地スタッフに徐々に任せていくほうが無理なく長続きするのではないでしょうか(子供たちは常にさやかさんがいないと寂しいかもしれませんが)。何か問題があればその都度修正していけばいいのですからね。これからも応援します。
Comment by 3・18 @ 2018/08/10 12:44 PM
栗山さやか様

初めまして、Kensukeと申します。
数年前より本ブログを拝読させていただいております。
アフリカのお薬の情勢についてご教示賜りたく存じます。特に現地での感染症の状況や抗菌薬を使用するための規制や手順についてご教示頂けましたら幸甚にございます。
仕事柄何かお役に立てることはないかと思い、不躾ではございますが、コメントさせて頂きました。
何卒宜しくお願い申し上げます。
Comment by Kensuke @ 2018/08/13 9:54 AM
さやかさん、
遅ればせながら、ご結婚、おめでとうございます。(^O^)/
Comment by もう一人のマロン @ 2018/08/13 12:36 PM
栗山さやか様

先日はお声かけいただきありがとうございます。
栗山さやかさんとお会いできて嬉しかったです。また、栗山さやかさんを支える素敵な皆さまとお会いできて、お知り合いになれて、お話しできて、有り難かったです。モザンビーク共和国の国賓級のお料理、美味しかったです。お肉、カレーがお気に入りでした。ワインも美味しくいただきました。アボカドデザートも美味しかったです。海老料理食べ損ないました。笑!
そして何より、NPO法人設立おめでとうございます。今までとは、違って、さらに進化、発展していくと思います。微力ながら、子どもたちと活動を支援していきたいと思います。
今は、戻られましたか?赤ちゃんを大事にゆっくりおおらかに笑顔で楽しんでくださいね。
笑顔の写真いいですね。素敵なパーティーでした。ありがとうございます。
Comment by sata @ 2018/08/13 1:14 PM
NPO法人設立おめでとうございます。もう何年もブログを拝見させて頂いていますが、たくさんの困難を乗り越えられて、諦めることなく継続的に多くの子供たちの支援をされていること、本当に尊敬します。現地からの発信はできなくても、これまでの経験や、引き続き続けていかれる現地とのやり取りを通して、今後も子供たちの現状や、日々感じられることを発信してほしいなと思います。
Comment by Maki @ 2018/08/18 11:25 AM

さやかさん、こんにちは。
NPO設立されるとのこと、ご報告ありがとうございます。
家族ができたさやかさんがこれからどのように活動されるんだろうと思っていたので、少しほっとしました。
設立の申請や立ち上げ、またそれも大変なことだと思うのですが私も応援しています。

この前のブログにもありましたが、土地のリーダーが助けてくれたり、さやかさんが日本からサポートをする形で活動できるようになったのも、長い間のさやかさんと教会の皆さんの努力が周囲の人に伝わったからこそなのかなぁと思います。

現地を離れる不安や新たな悩みなど尽きないのではないかと感じますが、これからもさやかさんなりのやり方で、ペースで進んで行ってくださいね。引き続き変わらず応援しています。

私は仕事の慌しい毎日に追われて、少し余裕をなくしてきているのですが、10月に大きな試験があり、そこを1つのゴールとして頑張っています。それでは、またコメントにきます!

colorful
Comment by colorful @ 2018/08/20 8:26 AM
> 3.18さま。
 お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。
 コメントありがとうございます。
 現地から離れるにあたっては、かなり葛藤のようなものがありましたが、おっしゃっていただけたように、 「、現場は信頼できる現地スタッフに徐々に任せていくほうが無理なく長続きすること」 そうなれるように今は今自分のいる場所からできるだけのことをしようと思っております。 いつもご支援本当にありがとうございます。






<Kensukeさま。
 
 お返事が大変遅くなってしまって申し訳ございません。
 本やブログを読んでくださったとのこと、ありがとうございます。
>>特に現地での感染症の状況や抗菌薬を使用するための規制や手順についてご教示頂けましたら幸甚にございます。

感染症の状況、一言でお伝えするのは難しいのですが、(私も1年以上前に現地から出てしまっているのですが)
やはり小さな感染症から重大な感染症まで多岐にわたりましたが、HIV、エイズ、マラリア、結核、梅毒,髄膜炎等が多かったと思います。
抗菌薬を使用するための規制、手順については、私個人ではっきりと正確なことをお答えすることは難しいのですが、モザンビークでは、医療技術者全員が使っているFormulario nacional de medicamentosという治療薬剤辞書があり、そこに全てのモザンビークで使われている薬、その使用に関してなどが記載されています。
またご質問等がございましたら、いつでもご連絡いただければと思います。
コメントありがとうございます。





>もう一人のマロンさま。

お祝いのお言葉をいただき、ありがとうございます。
そしていつもご支援をいただき本当にありがとうございます。。





>SATAさま。
 
 こちらこそ本当にありがとうございました。
 SATAさまもお元気そうで何よりでした。
 無事に戻っております。まだインターネット回線がないため、お返事が遅くなってしまってごめんなさい。 
明日から2学期が始まるのでしょうか。 慌ただしい日々のことと思います。 子供たち皆様にもどうかよろしくお伝えいただけたらと思います。 いつも本当にありがとうございます。


Comment by 栗山 @ 2018/09/02 9:41 AM
栗山さやか様
こんにちは
お元気そうでなによりです!
猛暑日が続き日本は大変でした。
明日から2学期が始まります。始業式は、体育館が暑いことが想定されるので、放送で行います。

子どもたちJRCと共に支援活動をしていきます。
細く長くがテーマです。
お身体を大切にして、ゆっくりと活動と子育てを楽しんで下さいね!
Comment by sata @ 2018/09/02 6:18 PM
>MAKIさま。
 
 何年も読んでくださって本当にありがとうございます。
 
>>これまでの経験や、引き続き続けていかれる現地とのやり取りを通して、今後も子供たちの現状や、日々感じられることを発信してほしいなと思います。

このようにおっしゃっていただき、とてもありがたく思います。
今後とも、今自分にできる最善のことを考え、支援を続けてさせていただければと思います。 
温かいお言葉とても嬉しかったです。。










>  colorfulさま。
 いつもコメントをくださってありがとうございます。
 おっしゃる通り、現地を離れることで、不安や葛藤が多かったですが、長い目で見て、その時その時にできることを。。と
思っております。
colorfulさま,いつも本当にありがとうございます。


 慌ただしい毎日をすごされていらっしゃるとのこと、時間的な余裕がなくなると心まで余裕がなくなってしまって少しのことでアワアワしちゃったりするときもあると思います。
どうかほんのひと時でもほっと一息つけるお時間が持てていらっしゃいますように。。  

10月の試験、colorfulさんの実力が発揮できますように。。
応援しております。






>SATAさま。

 早速のお返事ありがとうございます。
 そうですね。今年の日本の夏はとても暑かったですね。 
明日から2学期を迎えられるとのこと、楽しく夏休みを過ごした元気なお子様たちに会えますね。どうか素晴らしい学期のスタートとなりますように。。 いつも本当にありがとうございます。
Comment by 栗山 @ 2018/09/02 10:50 PM

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