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豚小屋と山羊小屋の見張りの男性


早いものでもう1月半ばになりますね。

時間はどんどん過ぎ去っていきますね。


日本は寒い日々が続いていることと思いますが

みなさまご自愛されますように。。


以前に書いた協会の豚小屋の見張りの男性のその後の

ご報告をさせてください。。


この男性、協会の畑の一部の土地を勝手に

他の人に売ってしまいお金をだましとっていて、

そのだました相手の身分証明書も持ったまま

逃亡してしまっていたことがわかったそうです。


一緒に働いてくれている現地のスタッフと話し合った結果

警察に届けることにしました。


この泥棒になってしまった見張りの男性から

他のスタッフに

「またいつでも襲いにいく」と脅しのような電話が

かかってくるようになり、

みんなでますます警戒するようにしています。

とても残念です。


2つ目の協会のセンター(勉強小屋)で試しに

やぎを2匹飼い始めていたのですが、

ヤギが行方不明になってしまったそうです。


数日後、近所の男性がオスのヤギを殺して食べてしまっていて、

残ったメスのヤギだけ返してもらいました。


メス(お嫁さん)の目の前でオス(旦那さん)のやぎが

殺されてしま ったのかなと思って本当にかわいそうなことを

してしまったと落ち込みました。


ルーシアさんたちが警察にお願いして、

この件も間に入ってもらいましたが、

警察が動いてくれるための警察官のバイクへのガソリン代、

無事にヤギが一匹だけでも返ってきた謝礼を

暗黙の了解のような感じで払わなければならず、

この警察とのやりとりもかなり神経を使うことで

こういうことがあるたびに駆け引きみたいなものが

いつも難しいなぁと思います。

 

無事にヤギは一匹返ってきて一安心していたのですが、

今度はここの見張りのご家族に揉め事が起こってしまい、

奥さんと旦那さんがレンガを投げ合うけんかになり

大けがを負い、別居することになり

家をどちらが出ていくかで揉めていて。

その混乱のときに、なぜか協会のくわやなた、木材が紛失し。


喧嘩になった原因は、

本当か嘘かはわかりませんが、

ご夫婦の子供の3人は奥さんが誰かと浮気して作った子達だと

集落に住む人々が旦那さんに伝えたようで。


旦那さんは大激怒で別に女性を作ってしまい

協会のやぎの世話をろくにしなくなってしまったと聞き、

このままではヤギがかわいそうで

急いでやぎをルーシアさんが住んでいる

町にある協会の教室で預かることになりました。


近くに住んでるアメリカ政府のボランティア(平和部隊)を

アフリカでしていた経験がある友人にこのことを話すと、


彼女が、

「 私もアフリカに3年いたけど、

私たちがプロジェクトを去って、現地の人たちに受け継いでも、結局

継続できずにだめになってしまう場合が多いよ。

アメリカ政府はボランティア派遣のために途方もない額のお金、

使っているのにね。」って。


それを聞いて更に落ち込んでいると、

 

パートナーが、

「まぁでも、次元は全然違うけど、

カタルーニャ州(バルセロナがあるスペインでお金持ちな州)の

自治政府の人たちを筆頭に中央政府に反発して独立運動とかやっているし。

いつもなんかしらの問題はあって当たり前だよ。

貧しくて、死が間近にある地域で活動をしてて 、

協会の同僚同士で殺し合いしてないだけでもましだと思いなよー。

何百人といる貧しい子供たちに教育を受ける場所を

提供できているだけでもものすごいことだよー。」 と言ってもらえて。


色々葛藤はありますが、

問題はありながらも

ルーシアさんを筆頭に協会で働くみんながどうにか解決しようと

してくれていて電話やメッセージで連絡をもらうたびに

何かが起こっても、あまり欲張らずに、

みんなが安全であり子供たちが勉強を続けることが出来て

いれば。。と少しだけ思えるようにもなりました。

(もちろん費用対効果はいつも念頭にありますが。)


反省はしても後悔ばかりせずに、これからどうするかを

考えていきたいです。

栗山さやか | 協会《アシャンテママ》 | comments(3)

コメントありがとうございます!

栗山さやか様
こんにちは、お元気ですか?寒いでしょ?
日本海側は、大雪です。大寒近し!です。
お身体ご自愛くださいね。

様々にトラブルが続いていて、心痛め、悩まされますね。考えられないような事案が発生して驚きますね。
世界は、自国の利益を優先するあまり、一方的な発信で、偏った関係作りをしようとしています。そういった中で、アフリカの、目の前の子どもたちや人びとのために、尽力するさやかさんの姿勢は輝いています。なかなか思うように、進まないことも多々あると思いますが、今は、ゆっくり、おおらかに、スタッフにお願いし、スタッフを育てることも大事なことだと思います。

教育の力の大切さを感じますね。
たくさんの思いやり、温かさ、親切、素直なおあしす・レンジャーを改めて育てなくてはと思います。
私もさやかさんのようには、いきませんが、目の前の子どもたちを大切に育て、さやかさんのような心持ちの大人に育て上げたいと思います。
お子さんと一緒に、幸せを感じて下さいね。
ゆったり笑顔で、いっぱい抱きしめて下さいね。
またね!
Comment by sata @ 2018/01/13 11:39 AM
 本当に、日本人には信じられない出来事がいろいろと起るのですね。稀有な体験をたくさんされているのだから、そろそろ育児の合間に次の本が書けるのではないですか?高野秀行氏がソマリランドについて書いた本を最近読みましたが、さやかさんも負けないくらい面白い本が書けると思いますよ。
 今まで書かれたブログにネタはたくさんあるのだから出版社と相談すればきっと乗ってくるのでは?印税収入を育児資金やアシャンテママの資金調達にも使ってもいいでしょう。(もちろん私も出来る範囲の支援は継続しますが定年退職が近いので難しくなるかもしれません)
Comment by 前野 @ 2018/01/16 4:23 PM

<SATAさま。
 いつも本当にありがとうございます。 そうですね。世界を見渡すと様々な理不尽な現実も多くあり考えさせられてしまいますね。 そんな中で何ができるか考えたとき、やはりいろんなことを一番吸収する子供たちへの教育や環境づくり小さなことでもコツコツと継続していくことがとても大切なことだとしみじみ私も思います。  SATAさまもおあしすレンジャー隊、お名前の通り素晴らしいご活動をされていらっしゃって。。
そして私どもの協会をご支援いただき、いつも心から感謝の気持ちでおります。
ゆっくり、おおらかに。。素敵なお言葉ありがとうございます。  
関東は雪でとてもたいへんだと聞きました。 どうか皆さんお体にお気をつけてくださいね。







<前野様

 いつも本当にありがとうございます。次の本を。。とおっしゃっていただきとても恐縮です。。 ソマリランドのご本を読まれたとの事、私も機会があったら是非読んでみたいです。
   
 前野様、ご定年退職が近づいていらっしゃるとのこと、
 何年、何十年も勤め上げられたこととお察しします。 少し早いことと思いますが、本当に本当にお疲れさまでした。これから新しい人生の章のスタートですね。 ご多幸お祈り申し上げます。 
   そして、今までずっと、大切なお金を遠く離れた協会の子供たちにと多大なる温かいご支援を続けてくださってとてもとても感謝しております。いつも気にかけてくださるコメントにも励まされてきました。  心から深くお礼申し上げます。        
Comment by 栗山 @ 2018/01/23 9:03 AM

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