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花火の音


 

日本のこの時期は、きっとまだ暑い毎日で、
おそーめんとかアイスクリームとか、

夏のおいしい食べ物を想像したり、夏祭り、プールとか海とか

お盆休み、花火大会とかだったなぁっと
思って子どもだった頃よく色んなお祭りとかに連れて行って
もらったなぁと思います。


そういえばアフリカで空にあげてみる花火も
自分でやる花火も一度もみたことがないです。

でもアフリカでもきっと首都とか

とてもまれだと思いますが、

都会だと花火をあげたりする場所もあるみたいです。


 

前に、ビザの関係でモザンビークからマラウイに行ったときに

ちょうど年明けのときで、夜爆竹の音が鳴って、

外でマラウイの人たちがみんなでお祝いしていて、

「お祝いの爆竹だねぇ。」なんて一緒に行ったモザンビークの子達に

のんきに言ったら、、モザンビークの人たち
みんな爆竹の音、すごい怖がっていて、

一気に無言になってそれぞれ急いで

宿の自分の部屋に戻っていってしまいました。
 

お祝いのただの爆竹の音なのに、みんなは子供だった頃、
内戦でいつも聞いてた銃声の音を思い出して

危険だ危険だって。

 

いつだったかモザンビークの別の栄えている州に住む友達も

大統領訪問にあわせて花火を何発かあげたみたいで

でも現地の人たちは、花火をあげる音が内戦のときの音を思い出すみたいで

みんな花火がきれいって見上げるんじゃなくて、

ただ怖がっていたんだよーって言ってたことを思い出しました。

 

時々見るテレビのニュースで、

エジプトや、シリア、政治の問題とかで、とても危険になっているって聞いて

バックパッカーしてた頃、すごく町の雰囲気、人たちの雰囲気がが良くて
数日間いた町で殺し合いがひどくなってるって聞いたりして

本当に悲しく思います。


特にシリアの首都や町なんか、
本当に安全で夜遅くまでみんな普通に歩いていたし、

外国人のうちらも普通に夜、外にご飯食べに歩いて行ったり、

現地の人たちもモスリムの格好で
女性は目だけでてるブルカ?ニカブ?とかだったけど、

みんな道をすれ違うと笑顔で挨拶してくれて、

いままでいった60か国ぐらいの国で、唯一たくさんの人が

「ウェルカムシリア」って全然知らない人たちなのに

町ですれ違うと笑顔で言ってくれたりしていて。

 

こういう国の問題、政治の問題で巻き込まれて行ってしまう人たち

安全でなくなってしまうこと、
今までの普通の日常生活ではなくなってしまうこと

そういう環境で育つ子供たちが受ける心の影響。

 

平和とか普通の毎日がある幸せ本当に大切だと思わされます。

 



色んな国で安全な毎日が過ごせている人たちが

どうか増えてくれますようにと思うばかりです。。

 

 

 

写真。

協会の子どもたちもイスラム教の子たちが多いです。
この町には立派なモスクもあります。

2枚目の写真は、町のはずれのモスク、
やっぱり入口には、入る前にしっかり
手足を洗うように水がめが置かれています。


3枚目の写真。

 協会の女性たちの畑に肥料になるとうもころしのかすを
 子どもたちも大きなずた袋を頭に乗せて運ぶの手伝ってくれました。

 ここでは、イスラムの女性たちが被るのをブイブイっていいます。
 つい最近、モザンビーク政府もフランス政府とかほかの国みたいに
 学校とかでこのブイブイ使用の禁止を発表しましたが
 すぐイスラム教の人たちが大激怒して、今後一切政府と関わりをもたないって
 声明を出して、それを聞いた政府は急いですぐ撤回したようです。。









栗山さやか | 国などについて | comments(9)

コメント欄

ぷら子ちゃん。

元気!??風邪なんかひいてない?

日本はそう。まだまだ30度以上。
そして台風のシーズンでもあります。

わたしは今年はとっても夏しました。
でもそちらはまだまだ寒いのね。

ところ変われば文化・習慣は全く違って・・・
そうだね、爆竹の音も戦争を知っている子供たちには
恐怖の音だよね。
花火の音なんて聞いたら爆撃の音に聞こえちゃうね。

日本は花火のシーズンも終わりました。
朝晩はすっかり秋、昼間も日陰は秋を感じます。
でもまだまだ太陽の下にいたら真夏の暑さ。
私は太陽の子なので、夏が大好きっ。
これからまた寒くなるなんて考えたくもないです。

ぷら子ちゃん、私も大げさかもだけど・・・
世界の平和を願います。
毎日の自分の健康と食事に感謝して。

私にできることは、今に感謝すること・・・
そそ、全てのことに・・・

ぷら子ちゃん、子供は天使だよね。
キラキラしてる。
とっても・・・

私たちもキラキラしなきゃね。
そして平和と平等を願います。

お体大切に・・・
風邪ひかないで、お勉強がんばって!



Candy
Comment by Candy @ 2012/08/28 12:25 AM
こんちわ!俺も近くにいてる親戚がバレーやってるのもあって、バレーがメダル取れてめっちゃ嬉しかったよV(^-^)V
大阪は最近は朝、晩は結構涼しくなってきたで。今年の夏はゲリラ豪雨が凄くて住んでるあたりも珍しく浸水した家が結構ありました。
花火の音日本では皆楽しみにしてるけど、戦争の記憶があると全く違う気持ちになるんやなぁ‥
ひょっとしたら爺ちゃん婆ちゃんの世代もそんな事思った時があったんかなぁと考えてしまいました。
いつかアフリカの人達も花火を綺麗やなあと思って見れる位平和で気持ちが安らいだ日々が来るように願います。
Comment by てんくー @ 2012/08/28 1:26 PM
こんにちは。
花火の音が、銃声とか爆音に聞こえて 戦争思いだしてしまうなんて厳しいですね。
せっかくのお祝いだったりお祭りだったりが、不安にさせるなんて。
今の日本では考えられません。
ムスリムの人が多いんですね。女性の髪の毛見せないようにしてるんですよね。宗教上のことって・・不思議。人の心の安泰をつくってくれるのが『宗教』だと思うのに。。。宗教の慣習を少しも変えられなくて争ったりして。
フランスはブイブイを禁止してるんですね。禁止というのも強制していてちょっと考えものですが。
Comment by Asae @ 2012/08/28 1:31 PM
プラ子さん、こんにちは。

もうあと少しで8月も終りですが、プラ子さんの言うように
日本はまだまだとても暑いです(残暑ですが)。

花火の音にも色んな感じ方があるのですね、、、、
何も変化のない毎日に退屈を感じていた頃だったので
プラ子さんのブログがとても心に響きました。

平和に健康に毎日を過ごせる事。とても幸せですね。
私も、1人でも多くの人が当たり前に夜眠る事ができたら
いいなと思います。

子供達の笑顔、とても素敵☆
いつもブログありがとうございます。
プラ子さん、勉強に仕事に大変でしょうけど、くれぐれも
体調には気をつけてくださいね(*^_^*)




Comment by チーコ @ 2012/08/28 8:10 PM

日本では、あでやかな浴衣姿で、踊り子と見物人が一体になって盛り上がる日本の伝統芸能・盆踊りが全国的に行なわれております。
・・・死者を弔う盆踊り。
モザンビークでも、そういった踊りはあるのでしょうか。

>平和とか普通の毎日がある幸せ本当に大切だと思わされます。
>色んな国で安全な毎日が過ごせている人たちが
どうか増えてくれますようにと思うばかりです。。

プラ子さんの人々を愛し、平和を愛する姿、
互いに助け合う温かさを、モザンビークで、共感と支援の輪を広げたことは、まちがいのない事実ですね。

誰かの引用言葉ですが、
『別れの辛さに馴れることは決してありませんが、幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。・・それが人間なのです。』

早く・・明るく子どもたちの歓声が響く平和な世の中にしたいですね。

プラ子さんもお体には十分に注意してください。
Comment by にこにこのujicyan @ 2012/08/28 9:22 PM
こんにちは。
改めて地球儀を持ち出してモザンビーグを確認しました。
南回帰線が通っている地域なのに冬でも肌寒いのですね。
ブログの更新がしばらく無いと
あぁプラ子さん大変なんだろうなと想像しています。
プラ子さんの頑張りには「ムリしないで」と言いたいのですが
ムリせずにはいられない現状なのでしょうね。
くれぐれも、健康と安全には気をつけてください!
今月も僅かですが送金いたしました。
花火や爆竹が怖いという人々が本当に気の毒です。
エアコンの効いた安全な室内で肥満を恥じております。
Comment by みね @ 2012/08/31 3:53 PM
<CANDYさん。
 いつもありがとうございます。
日本も秋の気配が感じられてきているんですね。
今年の夏は猛暑だったのでしょうか。
私は日本の秋の季節が好きです。 食べ物のおいしいですね。 
 <<平和と平等を願います。
本当にその通りですね。

みんなが平和と平等を感じれたら本当にいいなぁと思います。いつも感謝しています。
CANDYさんにとって素敵な9月になりますように。。



<てんくーさま。
 もう9月になりましたね。 早いですね。
 豪雨すごかったみたいですね。日本で豪雨はきっと珍しいですね。 
 平和な毎日は当たり前のようで当たり前ではないことに
気づかされますね。 どうか季節の変わり目お体にお気をつけてくださいね。 いつも温かいコメントありがとうございます。。


<Asaeさま。
 コメントありがとうございます。
 宗教についてはいろんなことを思ってしまいますね。
 心のよりどころで支えられている人たちもいる反面、
 たくさんの争いの原因にもなってしまっていますね。。
 とても難しい問題だなぁと思います。。


<チーコさま。
 いつもありがとうございます。ブログも読んでくださってありがとうございます。。残暑も終わって
 チーコさんにとって素敵な秋になりますように。。


<にこにこのujicyan さま。

<<『別れの辛さに馴れることは決してありませんが、幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。・・それが人間なのです。』

温かいお言葉を本当にいつもありがとうございます。。
いつも励まされています。。



<みねさま。
 コメントありがとうございます。。ご心配してくださり、
 そしてご寄付をしていただき、
 心からお礼を申し上げます。。。
 いただいた温かいお気持ち、無駄にすることのないように
 協会の仕事これからも続けていきたいです。。
 本当にありがとうございます。。。
 
 



 





Comment by purako @ 2012/09/02 6:43 PM
ミスチルの「ひびき」という歌に

去年の誕生日クラッカーをならして
破裂する喜びに酔いしれていたけど
外を歩いたら銃声が聞こえる
あの場所じゃその音は悲しげに聞こえるだろうな

という詩があります。
プラ子さんの日記を拝見させていただくようになって
この部分の歌詞の重さが変わったことを思いだしました
Comment by 土 @ 2012/10/21 9:10 AM
<土さま。

 ミスチル、私も好きでよく聞いていました。
 世界には色んなそれぞれの事情を抱えている国がたくさんありますね。 幸せだと感じる1日を過ごしている人たち、子たちが少しでも色んな国で増えてくれるといいなぁと願うばかりです。。

Comment by purako @ 2012/10/28 5:38 PM

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