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家に入る泥棒のこと。

  アフリカの人たちは平均的に夜寝るのがとても早いです。
 日が落ちて暗くなったら眠って、
 朝,太陽が昇る前に少し明るくなってきたら起きて。 
 町の人たちでも夜8時、9時には眠っている人多いです。

 ですが夜に、学校に通っている大人のかたたちいます。
 (内戦の影響で昔みんな学校に通えてなかったので
 40代のかたで今中学校に通っていたりもします。)

 学校の教室の数が足りないのと、先生の数が足りず
 朝、昼、夜、って分かれて学校に通ってます。

 夜の部に通っている人たちは夜6時から夜9時ぐらいまでです。
 その帰り道に襲われてしまったりするので
 みんななるべく集団で帰ったりしています。

 路上の飲み屋さんや遅くまでやっているようですが、
 夜9時過ぎると歩いている人ほとんどいないです。

 日本の窓には鉄格子がないのが、
 他の海外の国と比べてもすごいことだと思います。
 見張りの人もいず、ガラス窓だけで
 誰も割って入ってこない国は
 やっぱりまだ平均的に安全なんだろうなぁってふと思います。

 日本で、夜中3時とかでも平気で歩いて一人でドンキいったり、
 コンビニいってたのが懐かしいです。

 こっちでは、そういうのもあって貧しいかたのおうちには
 窓ないおうち多いです。(鉄格子代がかかるので)
 私が前住んでた部屋も窓なくて昼でも部屋真っ暗でした。

 家の中にいて一番怖いのは、
 家の中に押し入ってくる強盗の人たちです。

 私の家のドア、私でも体当たりすれば
 倒れそうな弱々しい薄っぺらいドアだったし、
 家の鍵も盗まれちゃったし、
 ドアやっと替えました。木でできていますが
 すこし今回のは厚みがあります。嬉しいです。

 鍵も小さい南京錠だけだったのですが、
 こんなの1分で包丁でだれでも壊せるよって言われて、
 別の鍵に換えました。

 うちから歩いて30分ぐらい歩いたところに
 住んでる女性のお宅に6、7?人組みの強盗が入って、
 その日の夜、たまたま旦那さんは、別の町にいっていて、
 奥さん一人で家の中で眠っていて、
 その強盗たち家の中のもの、服とかお皿とか全部奪って、
 奥さんの腕、刀で切り落とそうとして、
 でも骨が太くて切り落とせなくて、
 その代わり指を2本切り落としていって、
 奥さんはまだ病院にいるようです。

  このお宅、電気もなくわらの屋根の小さなおうちだったのに、
 旦那さんがいないことを知ってて強盗たち入ったぽく、
 犯人、たぶん近所の誰かじゃないかってみんな言ってました。。。

 私の友達のお母さんは40kmぐらい離れた村に住んでいます。
 人づてにそのお母さんのうちに泥棒が入ったって
 情報が入りました。

 急いで友達のお姉さんと一緒に、食べ物持って
 その村に行ってお母さんの話をきくと、
 朝起きたら家の中のものが無くなっていたよって。
 お母さんは目を覚まさずそのまま眠っていて襲われず、
 怪我も負わず大丈夫でした。

 でもやっと畑で取れたとうもろこしや、お豆
 炭、油、お砂糖、服、お皿なんか
 盗まれてしまって、すごく悲しがっていました。

 そのこと近所のひとたちに話すと、
「お前は食べ物に困っていないからだ、、」って
 言われたそうです。。

 お母さん一生懸命毎日朝から晩まで、
 一人で畑耕して生活していたのに。。
 おうちだって、6畳ぐらいの大きさの
 一部屋のわらの屋根のおうちに
 お手洗いはなしで、家のまわりに穴掘って用を足す生活です。

 この近所の人たちが犯人なんじゃないかって
 思ってしまいました。
 なんでこんな怖い思いをした人に
 平気でそういうことを言えるのか
 本当にいつもひどいよーって思って不思議でたまんないです。

 こういう家に入る泥棒や強盗、
 特殊な水を使って入るって言われています。

 お母さんの家は木の枝重ねただけのドアで、
 鍵なかったっていうのもありますが、
 他の家でも、鍵がしっかりあっても壊されたあともなく、
 朝、目が覚めると
 家中のものが盗まれてなくなっていたり。
 
 自分が寝てたベットや布団まで
 盗まれていて自分は部屋の地べたで
 ほっぽり出されて何にも気づかず、そのまま朝まで寝てて。

 家のドアや洗濯物干すひもなんかも
 なんでも盗まれてしまいます。

 クロロホルムとかつかってんじゃないのかなーって
 思ってしまいますが、   
(たぶん栄えてる南部のモザンビークだと使っててみんな知ってる)

 でもここのみんながいうには、
 遺体を洗った残り水使ってるっていいます。

 人が亡くなるとその亡くなった遺体を洗います。
 その洗ったあとの汚れた残り水をこっそり盗んできたりして、
 その水を泥棒に入りたい家の回りに夜、まきます。

 そうするとその家の中にいた人は朝まで何をされても
 目が覚めずに
 死んだように眠ったままになるって言われています。

 亡くなった人の遺体を洗った水は、買うこともできて、
 病院のとなりにある遺体保管している場所で働く人たちが
 その汚れた水こっそり売ってるっていう噂もあります。


 家族15人とかいたのに、誰も目を覚まさず、
 朝起きたら家の中にほんの少しの盗まれずに残った物たちと、
 自分たちだけいたって話よく聞きます。
 怪我とかなくてよかったって思いますが、やっぱり家財道具一気に
 盗まれるショックはとってもとっても大きいと思います。

 「ドア替えて鍵つけたらどうかなっ」て友達のお母さんに聞くと、
 「鍵があってもなくてもおんなじだよ。
 魔術でどうにでもなるから。」

 それから友達のお母さん、魔術医さんのところへいって、
 泥棒が入らないための怪しげな薬を買ってきて、
 「もうこれで誰も一歩も入らない、
 入ろうとした人の足はその場で捻じ曲がるから、
 もう大丈夫っ」て、はりきっていました。

 確かにそれから数ヶ月経ちますが、
 変わらず鍵のないおうちですが、
 誰もはいってないそうです。

 しばらく行ってないのでまた様子を見にいってきたいです。


 

 

写真。 友達のお母さんのおうち。
    畑へ行くときは、右下に写ってるとげとげ枝をドアの前に
    置いて鍵の変わりにしてます。


    友達のお母さんの住む集落。
 

    枝運び。

 
栗山さやか * 日々の暮らし * 17:01 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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